スポーツ井戸端会議+α

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W杯18~19日目

2010-06-30 22:49:03 | サッカー
日本のW杯が終わりました。

■パラグアイ 0-0(PK5-3) 日本

グループリーグ3試合を、スナイデル(オランダ)のミドルと不可解なPKのわずか2失点に抑え、この試合も120分通して無失点。チーム全体での守備の意識は世界に誇れるものでした。

このブログで何回か書きましたが、日本人の良さはしんどいことを粘り強く、長い時間続けることができることであり、サッカーには間違いなくプラスになると。それを実践した4試合でした。

逆に、圧倒するとか、人より先んじるとか、蹴散らすとか、はたまた騙すとか、攻撃に必要なことはどちらかというと苦手であり、攻撃に関しては力不足は否めなせんでしたが、案外納得できるものでもありました。

大会後に、これを機に海外でチャレンジする選手が増え(特にGKの川島は必ず!!)、「日本人100%」から「混血」に変わっていけば4年後にも大きな期待ができますね。

また明日も日本代表チームについて書こうと思います。


■スペイン 1-0 ポルトガル

ゴール前の狭いスペースの中、ポルトガル守備陣を掻き分け、ビジャが得点したシーンは素晴らしかったですが、1点だけというのは少し寂しい気がします。

次のパラグアイ戦もこんな感じになるのでしょうかね。


■オランダ 2-1 スロバキア
■ブラジル 3-0 チリ

チリもスロバキアもグループリーグで力を出し尽くしてしまったのか、あっさり敗退しました。

特にオランダVSスロバキアは見ていましたが、オランダは初先発のロッベンが先制後、だらっとしてしまい、スロバキアにも大いにチャンスありと見ましたが、追いつけず。

ハーフタイムに喝を入れられたのか、後半の開始後はオランダも前がかりになりましたが、後半39分に早いリスタートとからスナイデルが決めるまで、ゴールをこじあけれませんでした。イタリアから3点をもぎ取った攻撃力はついに見れませんでした。

オランダは、まだ力を余しているように思いますね。次のブラジルとの決戦は大注目ですね。

W杯17日目

2010-06-28 22:36:58 | サッカー
ドイツ、イングランド、アルゼンチンなど伝統国が続々登場。


■ドイツ 4-1 イングランド

ドイツが完勝しましたが、イングランドは同点ゴールが幻になりちょっと気の毒でしたが、仮に同点ゴールが認められたとしても、ドイツが最終的には逃げ切っていたと思います。

しかし、民放の「幻のゴール」に対するコメントがうるさ過ぎ。もう辟易としました。
(実況がうるさいのはいつものことだが、元選手で解説だった○倉氏は同調してどうする??。がっかりでした)

イングランドにとっては不幸なことだったけど、審判が見逃す可能性はあるし、それを分かった上でビデオ判定などは導入せず審判の判定を尊重するとFIFA自体が決めたわけですから、そういうリスクは各チームともあるわけです(ただし平等にないといけないが)。

それよりも、イングランドのセンターバックの不手際の方が問題。カペッロ監督の苦労も実らず、解決せぬまま終結しました。

しかし、ドイツはグンと調子を上げてきました。

決して選手層は厚くないし、FWなんてクローゼとそれ以外の差が歴然ですが、短期決戦であれば目立たなく乗り切れそうです(イエローだけが心配)。

エジルも運動量豊富、お気に入りのシュバインシュタイガーも重しになっており、ポドルスキーさえバタつかなければ、アルゼンチンにも互角に戦えるでしょうね。


■アルゼンチン 3-1 メキシコ

こちらもテベスのゴールに対して、オフサイドが見逃され、メキシコは泣くになけなかったようです。

あれだけのスピードで動くスポーツですから、リスクは認めながらも、審判の数を増やすか、ゴールラインにビデオ判定を導入するか、何か対策は必要でしょうな。


準々決勝のドイツVSアルゼンチンは、無茶苦茶楽しみですね。

86年と90年には、2大会連続で決勝で激突。

そして、私が4年前にベルリンで見たカードも、アルゼンチンVSドイツ。4年後に同じ準々決勝というステージで激突します。

その時は、アルゼンチンがCKからのヘッドで先制も、クローゼのゴールで追いつき、PK戦でドイツが勝利しました。

確か、ベルリンではマラドーナはスタジアムに来たが、途中で帰ってしまったらしいが...、メルケル首相は最後まで見てたのにね(笑)。

4年前は出場してなかったメッシがアルゼンチンにはおり、主将としてチームを牽引したバラックはドイツにはいません。

このあたりがどう響くか...。でも今のアルゼンチンにドイツがどう立ち向かうかはホント注目です。

W杯16日目(決勝トーナメント)

2010-06-27 18:32:14 | サッカー
昨夜から決勝トーナメントがスタート。

なんかワンランク試合のレベルが上がった感じがします。


■ウルグアイ 2-1 韓国

日本が戦うパラグアイより強そうなウルグアイ。

アジア最強の韓国をもってしてもかないませんでした。

ウルグアイは、タフかつ繊細なチームでした。

フォルラン、スアレス、カバーニの3人に攻めを任せ、守備はタフにしつこく守り、前の3人にできるだけいいボールを数多く供給することに集中している様子でした。

悪いピッチコンディションもあまり苦にしていないようでした。

しかも、DFはハンドをしないように手を後ろに組み、体で止めるなど用意周到。

先制した後も無理に攻めずに相手を見ながら戦い、同点に追いつかれてからギアを上げ、勝ち越すなど試合運びも洗練されていました。

対する韓国は、何か元気が今ひとつないように感じました。

試合を通して頑張っていたのはパクチソンくらいで、ほかの選手は波がありました。解説の山本さんも言っていましたが、高地⇔低地の繰り返しに体力回復がついていかなかったかもしれません。


■ガーナ 2-1 アメリカ

今大会初の延長戦にもつれたこの試合。

ガーナは、背番号3の褐色のFWのギャンが左足を振り抜き、アメリカを突き放しました。

アメリカは、ここまでチームを引っ張ってきたエースのドノバンが疲れてしまいました。


優勝経験のある古豪ウルグアイか、アフリカの夢を背負ったガーナか、どちらが勝ってもある意味フレッシュなベスト4進出チームになりますね。

W杯15日目

2010-06-26 22:33:26 | サッカー

グループリーグが終了、決勝トーナメントに進出する16チームが出揃いました。

以前に紹介した次女が書いている表も、おもては完成しましたよ!。   

         

G組

■ブラジル 0-0 ポルトガル

■コートジボワール 3-0 北朝鮮

昨夜、ブラジル戦を見ていましたが、いくら見てもポルトガルは強く見えないんですよね。Cロナウドは確かにスペシャルな選手だが、今のサッカーでひとりがいくらうまくても他がたいしたことなければ、2~3人でスペシャルを抑えれることはできると思います。

アルゼンチンのメッシも、イングランドのルーニーも、彼らがひとりで(例えば)北朝鮮代表にいても、グループリーグは突破できないと思います。ポルトガルも、デコはいるものの、それに近いような気がしますね。

(右は私の予想)

1位:ブラジル      ← ○ブラジル
2位:ポルトガル     ← ○ポルトガル
3位:コートジボワール ←○コートジボワール
4位:北朝鮮       ←○北朝鮮

やっと全勝でした。

 

H組

■スペイン 2-1 チリ

■スイス 0-0 ホンジュラス

優勝候補に挙げている私としてはスペインの通過はホッとです。

スイスに負けたゲームしか見てないので、決勝トーナメントはじっくり見たいですね。

初戦でスペインに土をつけて世界をあっと言わせたスイスですが、最終戦に勝てば2位に滑り込めそうだったのに...、チリもいいチームですが惜しかったです。

1位:スペイン    ← ○スペイン
2位:チリ      ← ×スイス  
3位:スイス     ← ×チリ
4位:ホンジュラス ← ○ホンジュラス


W杯14日目

2010-06-25 23:54:12 | サッカー
日本は2位で決勝トーナメント進出!!

E組
■日本   3-1 デンマーク
■オランダ 2-1 カメルーン

録画していたのを5時に起きて見ました。

しかし、すごい注目度ですね。やはりスポーツは勝ってナンボですね。

あの時間帯で視聴率が30%強なんて異常だし、昼飯に入った定食屋のほとんどのテーブルからサッカーの話題が聞こえてきました(笑)。

いろいろ感じたことはありますが、試合前の各メディアでの予想通り、デンマークの守備陣が日本の動きに付いていけませんでした。得点にはならなかったものの、序盤に松井が斜めに入っていってGKと1対1になったシーンあたりから、得点の予感がしてきましたよね。

そこで、本田と遠藤のFK2発。

各選手がジャブラニ(ボール)の扱いに未だに苦しんでいるところ(今もCロナウドが大はずししました)で高精度のFK。

しこたま練習しただろうし、いろいろ工夫もしたのでしょうが、「人一倍チャレンジして、試行錯誤してモノにする」、これって日本人が世界に誇れる特性ですよね。日本の世界でのプレゼンスが下がっている中、「日本人ここにあり」というところ見せてくれました。

さらに、阿部・中澤・闘莉王の守備の要が、試合を重ねる毎に調子を上げ、今日はほぼパーフェクトでした。ベントナーが下手くそに見えましたもんね(笑)。ヒヤッとしたのは、バーに当たったシュート一発くらいでした。

しかし、日本は本田圭佑に大感謝です。岡田さんは本当にラッキーな監督です!(笑)。

ひとりでこれほどまでにチームを変えれる。キャプテンシーや盛り上げ役で貢献するのではなく、プレーそのものでチームを一変させたなんて、過去には存在しなかったのではないでしょうか?。

決勝トーナメント1回戦の相手であるパラグアイも相当警戒してくるでしょう。オランダもデンマークもそうでした。これは日本にとってはプラスです。

少なくとも、日韓大会の同ステージでトルコになすすべなく負けたあの試合よりは、熱く緊迫した試合になるでしょう。もつれにもつれてPK決着あたりまでなだれ込むかもしれませんよ。

(右は私セパックボラの予想)
1位:オランダ  ← ○オランダ
2位:日本    ← ×デンマーク
3位:デンマーク ← ×カメルーン
4位:カメルーン ← ×日本

おお外れもいいところです(苦笑)。


F組
■スロバキア    3-2 イタリア
■ニュージーランド 0-0 パラグアイ

まさかまさかのF組でした。

イタリアは予想外にやるだろうと思っていたら、予想外にダメでした(泣)。

なんと最下位。しかもニュージーランドの後塵に拝するなんて...。

1位:パラグアイ → ×イタリア
2位:スロバキア → ×パラグアイ
3位:ニュージーランド → ×スロバキア
4位:イタリア  → ×ニュージーランド

見事な全外しでした。0点です(苦笑)。