■鎮魂歌に牙を(第46話) 発表1971年8月
評価 ★★★★
依頼人 なし
ターゲット トニー・マーカス(トナカイ2/ポリヤコフ)
報酬 なし
今回弾丸発射数 1 / 通算弾丸発射数 239
今回殺害人数 2/ 通算殺害人数 219
今回まぐわい回数 1/ 通算まぐわい回数 29
<ストーリー>
CIAの依頼によりKGB工作員「隼のイエス」を仕留めたゴルゴ。アラスカでCIAにより回収されアメリカ空軍の輸送機に乗り込む。しかし、輸送機の向かった先はシベリアだった・・・
<この一言>
おれに牙をむけたやつには鎮魂歌を聞かせてやる・・・かならず
<もう一言>
少し光線が強すぎるようだな・・・
<解説>
前作 『アラスカ工作員』 から連なる、本作『鎮魂歌に牙を』、『リオの葬送』、『ナチス鉤十字章は錆びず』、『ラ・カルナバル』は、全5話で完結する壮大なスケールの叙事詩となっている。ストーリー展開、登場人物のキャラ立ち、ゴルゴの行動・戦闘のいずれもが高いクオリティを維持しており、ゴルゴ史上でも屈指の名作といえるだろう。
前作にてKGB工作員「隼のイエス」を仕留めたゴルゴ。CIAに回収されアメリカ空軍の輸送機に乗り込むが、CIA・KGBのダブルスパイ「トナカイ2」がハイジャック、輸送機はシベリアへ向かう。ゴルゴは着陸後「トナカイ2」を殺害するもKGBに囲まれる。ゴルゴは機転を効かせ咄嗟に「トナカイ2」を名乗る。が、「トナカイ2」はCIA・KGB双方を欺く「ある組織」のエージェントで逮捕状がでおり、ゴルゴは囚われの身に。KGBは捕らえた男が「トナカイ2」ではなくゴルゴ13であることをつきとめ、ある目的を秘めて女性工作員「マイヤ」とともにブラジルへ送り込む。
ブラジル人夫婦に変装するため、KGB内「日焼サロン」で肌を焼くゴルゴとマイヤ。しかし、まぐわい中に日焼サロン内の光量・熱量が上昇し、焼き殺されそうになる。全身汗だくになり「少し光線が強すぎるようだな・・・」とつぶやいているゴルゴが可笑しい。命を狙われたゴルゴは「おれに牙をむけたやつには鎮魂歌を聞かせてやる」と殺意を胸にモスクワを発つ。
なお、本作中のKGBのファイルにはゴルゴの職業は「職業的殺人者、狙撃手」と記されている。
ズキューン
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