年末年始ともなると、酒を飲む機会が増えるのは仕方ないところ。ただこの時期の飲み会は、自分の意思とは関係なく、半分仕事のような『疲れるしきたり』が多い。
それでなくとも仕事が忙しく、体調も壊し易い時期に、この『しきたり飲み会』が集中するから堪らない。そしてまずい酒を無理やり飲まされるのだ。だから悪酔いしてしまう。
さて今日も終電に近い電車の中で、目だけ座ってあっちにフラフラ、こっちにフラフラのOLが乗り込んで来た。皆疲れているし、当然誰も席など譲るはずもない。
かのOLさんは、手探りでやっとドアの横に寄りかかった。電車が大きく揺れた次の瞬間である。OLの口からゲロが噴水のように吹きだしたのだ。
「オットット」と私は慌てて横に飛ぶ。今度は噴水ではなく、ホースのようになった彼女の口から、白茶けた吐瀉物が、ドアに向かって猛烈な勢いで噴射されたから堪らない。
まるで怪獣が出現したかのように、乗客たちが悲鳴をあげて逃げ惑う。そしてそのドアの周辺には誰もいなくなった。
OLさんは、次の駅で逃げるように降りて行ったが、この状況を知らずに乗り込んできた人々は気の毒だ。その吐瀉物を踏んづけたり、服にくっつけたりで、大騒ぎであった。
それからというもの、電車に乗っても絶対にドアに寄りかからないことにしている。満員電車なら、力づくでもドア周辺から離れて、奥のほうに逃げ込むことに決めた。
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