経理マンはなぜ嫌われ役なのか。真面目に細かいことや、難しいことをくどくどと話すからかもしれない。他の部署の人が、会計や税務を難しく感じるのは仕方がない。我々が理科系の技術論を理解出来ないのと同様で、餅は餅屋に任せるしかないのだから。
また細かいことを言うのは、会社のお金を預かっているからである。もし、全員がいい加減に金を使ってしまったら会社はすぐにアウトである。これを見張るのが経理の役割なので、経理マンは真面目で保守的になり易いのだ。ただこれが行き過ぎると、家庭の主婦となんら変わらなくなり、口うるさいだけで新たなる事業展開のチャンスを逃すことになる。
基本は誠実で真面目でなくてはならない。だが、機をみて柔軟かつ大胆な行動力も必要となるのだ。それがあって初めて達人経理マンへの道が開かれるのである。だから対人関係を広げ、営業など他部門の人とも時々飲みに行き、親交を深めておこう。さらには、社外の人たちとも交流したい。
そうすることによって、幅広い情報収集が行えるし、困った時の相談相手にもなってもらえるのだ。また自分自身にも厚みが出来てくるはずである。嫌われ役と、本当に嫌われる人間になることは、全く次元の異なる話であることを理解されたい。
嫌な話をするときは、煙たがられても無視されても、決して感情的になってはいけない。あくまでも誠実にきちっと筋を通して、簡単に妥協せず、かつ丁寧に何度も何度も繰り返し説明して納得してもらうのだ。そして自分自身が、嫌なことを率先して実行することも必要なのである。
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