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”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

【17】道南夏バム:移動(稚内→宗谷→雄武→名寄→吹上温泉)

2009年07月12日 | 
利尻、礼文の展望Spot、夕日が丘パーキングの夜明けだ。流石最北の地、寒い。窓は結露でベトベト。10℃以下だろう。海を見るとぽっかりと利尻島と礼文島が見えた。海側のベンチの横でジャンパーの青年が一心に利尻を眺めていた。昨夜会話をした青年だった。原付バイクで旅をしているらしいが、何とテントも寝袋も持たず。ブルーシート(彼のは薄緑色だったので正確にはグリーンシートと言うべきだろう)を被って野営していたのだ。真夏とはいえこの寒さ、恐るべし!彼の横には豪華なキャンピングカーが1台、中ではヌクヌクと朝食の準備でもしているのだろうか?その差甚だし、いろんな旅の形が有るが、どちらが豊かか?は価値観の問題だろう。彼は飽きもぜず、ずっと海を眺めていた。この一月程の間まともに見えなかったという利尻を見る事が出来て幸運だった。

・グリーンシートの青年とキャンピングカー


利尻島は、島というより海から突き出した山。という感じだ。それに較べ礼文はのっぺりと平たい島である。礼文にも490mの礼文岳が有るのだが、圧倒的に低く見える。利尻山は1,721m。利尻の地名は、アイヌの人の言葉では「リィシリ」(高い島)が由来らしいが、正にその通りだ。夜明けの利尻、雲が色を変え、刻々と変る様は、見飽きなかった。

・利尻島・・・というより、利尻山=利尻島、という感じ


天気良好なれど、この辺りにめぼしい山は無い。観光と移動とする。とりあえず宗谷岬へ、海の美しさにもっと海沿いを走りたくなり、内陸を南下する積りだったが、オホーツク海沿いに変更。猿払、浜頓別、と走り、雄武で内陸に折れ名寄に出た。道道49を走ったが、快適山間道路にキタキツネ密度が濃いようで、何度も遭遇。車止めると寄ってくる。たぶん食べ物を貰った記憶が有るのだろう。轢かないよう気を使いながらのんびり走行。

・宗谷岬、早朝なので静かなもの


・展望台にも上がってみた、樺太は見えないが・・

・間宮林蔵がここから樺太探検に出たらしい


・キタキツネ君・・・「オイ、何かくれよ」と言ってるような顔してた


・滝があるらしいが、林道を7.4kmも有るので止めた


士別から旭川の混雑は、日曜だった事もありウンザリ。とにかくひたすら通過する。美瑛辺りでは日暮れ近い為がさほど混雑していなかった。フィニッシュは快適直線道路を走り、吹上温泉に到着した。ここには3年前十勝岳登山の後来たのだが、吹上露天の湯の事を知らず、白銀荘の有料露天に入っただけだったので、今回は無料露天「吹上露天の湯」に直行した。混んでたがいい湯だった。ここの駐車場で泊る。今日は大移動、427kmも走行し、一気に北海道の半分を下ってきた。途中道の駅雄武でサンバーの走行が10万kmを越えたのに気がついた。良く走ってくれてる相棒に感謝!

・共に走った8万5千キロ、あとしばらく宜しく!


■本日(7/12)のデーター
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天気:晴→晴→曇
成果:移動、観光
走行:427km
温泉:吹上温泉/吹上の湯
体調:良
支出:1,158円(gas代除く)
宿泊:吹上露天の湯P
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