”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

【6】奥飛騨坂バム:座禅体験→上高地

2009年05月29日 | bum
屋根を打つ雨音がうるさくて仕方なかった。昨夜は大雨だった。今日は午前3時半起床。霧は出ているものの雨は止んでいた。奥飛騨の古刹禅通寺で座禅体験をさせてもらえるらしいので昨夜電話で予約していたのだ。5時に来いとの事。朝食食べて新平湯温泉の禅通寺に移動。10分前に本堂に入る。住職が待っていてくれた。

・禅通寺の鐘楼、なかなかいい音色だ


・本堂、座禅は右障子の部屋で。今日の体験者は私だけ


禅通寺は臨済宗妙心寺派の禅寺である。座禅の作法には2種類有り、臨在宗では対面して座り、曹洞宗は壁に向かって座る云々の講義から始まる。住職と向かい合い、座り方、姿勢、作法等を指導してもらう。座禅の1柱は45分、これは線香の燃え切る時間らしい。然し初心者が一気に45分は難しいので、10分+15分+20分と3回に分けて座禅した。深く呼吸し、ひとーつ、ふたーつと10まで数え、又ひとーつと声を出さずに数えろと言うが、直ぐどこまで数えたか忘れるのには参った。雑念が有るとこうなるらしい。説明と座禅、休憩雑談を入れ約2時間、7時頃終った。座禅を組んだのは3回目かなー、これなら車内でもやれそう。料金払おうとしたら、要らないとの事だった。

雑談してたら、この若住職自転車が趣味らしく、先日美濃市で開催されたツアーオブジャパンを観戦に行ったらしい。自転車談義少々した。このお寺は円空がよほど気に入ったのか1年もの間逗留し温泉三昧しつつ円空仏を彫ってたらしい、寺にも何個か有るそうだ。

なかなか清々しい一日の始まりである。直ぐ近くにある荒神の湯に朝風呂でも、と行ったら、掃除の最中だった、掃除のオジサンに手伝おうか?と声かけたらありがとうワシがやるからイイゼとの返事。だいぶ時間が掛かりそうだったので朝風呂は止め平湯に戻った。天気の様子を見ると何とか雨は無さそう。なら上高地に入ってみようか。R158は開通してるので安房峠を越え、中の湯の少し上までサンバーで移動する。8号カーブの少し上に広い路肩が有るのでここに駐車する事にした。自転車組み立て出発。釜トンネルまで15分。トンネルは照明が点いてて明るかった、しかしバスが轟音を上げて追い抜いていくので自転車走行は危険、側路帯を押して歩く。マイカー規制をしてはいるが、バスとタクシーが入り放題で公害撒き散らしっぱなし。何とか成らない物だろうか。

・安房峠長野側、8号カーブの少し上に駐車


・上高地駐車場はほぼ満車


・バスターミナル横のインフォメーションセンター内部


・かっぱ橋と焼岳


・穂高はガスの中


・梓川で鴨がえささがし


・首の青いのがマガモの雄


・明神橋と明神岳


・これが嘉門次小屋か、イワナの塩焼きが名物らしい


・ここでは、この値段


・こちらはまあまあか


・池見ようとしたら、金出せ、かい


平日なのに上高地は相変わらず混んでたが、自転車は一台も見なかった。しかし帰りの釜トンネル内で押してるのを1人見た。カッパ橋近辺では中国語と韓国語を良く耳にした、世の中変わったもんだ。平日でこれなら明日からの週末は、劇混みだろうなー。今日は左岸を明神まで行き、帰りは右岸を戻ったが、木道が狭く自転車押して歩くのには具合が悪く難儀、途中から運搬道路に入った。上高地は何時来ても素晴らしいが、人ごみには閉口する。開山前の雪の頃、歩いて入る上高地がやっぱり1番かな。

■本日(5/29)のデーター
====================
天気:曇→曇→雲
成果:座禅体験、上高地
走行:bike/27.6km car/53km
温泉:平湯の湯X2
体調:良
支出:0円(gas代除く)
宿泊:平湯の森P
====================
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする