タソガレブログ

読んだ本のこと。観た映画のこと。マイブームはころころ変わります。

2007年下半期分 ひとことまとめ

2018-03-22 15:37:04 | 本の感想
>10・16 同級生の結婚式というのに初めて出席しました。
私は祝辞を読まなきゃいけなかったのでガクブルでした。なんとか上手く?やりましたけど。
お嫁さん、とってもキレイで始終笑顔で幸せそうでした。お幸せにね☆
>あさのあつこ「ほたる館物語1・2」を読んだ。デビュー作らしいけど、
少年が少ないこと以外は「バッテリー」にあるものは全部あると思いました。
一子だけじゃなくて、お父さんやおばあちゃんや友達、先生、旅館の人。
ひとりひとりの人間がほんとに生きているようでした。すごいなぁ。

>10・6 映画「めがね」を観て来ました!なごみました~*
毎日の朝ごはん、梅干、バーベキュー、たけのこ、かき氷、海老、ビール!!
見ている間中ずっと口の中がつばだく。何度つばを飲み込んだことか。
よだれが垂れないか心配でした。だってホントにおいしそうなんです!
そして、何と言っても、もたいまさこ。
もたいさんが居るだけで世界は物憂げなファンタジーになる。
ちまちま動き、まったり微笑むもたいさん。大好きです。

>9・26 日日日(あきら)『ピーターパン・エンドロール』読みました。
オチは読めたのですが、現代の若者の精神構造をしっかりとらえている
気がしてなかなか恐い作品でした。現実が現実なのか、虚構が現実なのか
わからなくなる…生きている実感がない…。そういう子供(?)が起こす事件が絶えず、
猟奇的な内容を持つ小説がバッシングを受けたり、最近もアニメが放映中止になったり
していますが、そこに責任を求めるのは間違っているんじゃないだろうか。
だからってどうすればいいのかは分からないのですが。でも、大人って勝手ですよねぇ。

>9・13 アレックス・シアラー『スノードーム』読みました。
今まで読んだシアラーとはだいぶ違う、大人のためのおとぎ話って感じの本でした。
エックマン氏がやったことはどう考えても許されることじゃないし、正直キモイのですが、
こういう愛情表現がどうしてもうまくできず、歪んだ愛の形しか示せない人
っているよな、と思いました。ああ、もしかしたら、私もそうなのかもしれません。
そう考えると、これは愛の物語だったのだなぁと思います。ヒドイ話だけれど。
私は好きです、この本。舞台になったらいい雰囲気の物語だなぁ。

>9・7 上橋菜穂子『獣の奏者 闘蛇編』を読みました。
最初の場面でぐぐいと引き込まれました。獣と人間の物語。
タイトルがちょっとネタバレな気もしますが…面白い!エリンが健気です。
これから後編を読みます♪
>あと…最近のマイブームは平安京です。どこに誰が住んでたのかとか
平安京の地図を見てニヤニヤしています。(変人です…)

>8・29 今、秋の虫(コオロギかなんか?)とツクツクボウシの鳴き声が一緒に聞えます。
>埜田杳『些末なおもいで』を読みました。
”あれ”という、体の部分に羽が生えてなくなっていく病気が、流行っているらしい。
友達のひとりがそれに罹る。目を失くし、指を空に放ち、しだいに消えていく。
けど、ホラーじゃないですよ。
人が生きてきた痕跡なんて、世界では些末なことに過ぎず、でも覚えていたいと思う。
でも、人は必ず忘れていくし、無常にも時は過ぎていき、「私」もあの人がいないことに
慣れていく。そういう思いは、近しい人を失くしたことがあれば、誰でも知っている感情だ。
ただ涙を誘おうというのではない、静かな青春小説でした。

>8・8 今更「ダレン・シャン」にはまっている小夜なんですが、9巻のショックから
なかなか立ち直れません!二週間でⅣ~Ⅸまで猛スピードで読んで
いままでさんざ容赦ないストーリー展開に驚愕させられてきたわけですが、
今回が最上級です!えぇー!嘘!ありえない!そんなバカな!うぎゃぁぁぁぁあぁあ!
と、この展開を受け止められずに精神異常に陥っているのでした(号泣)。
それにしてもこんなに面白かったとは、ダレンシャン!!
でもシリーズ完結してから読み始めてよかったかも…次が出るのを
やきもきしながら待つなんて、そんな忍耐力きっとないw

>7・31 ルイス・サッカー「歩く」読みました!「穴」の番外編というか続編というか
「穴」では脇役に過ぎなかった脇の下(アームピット)が主人公の話です!
X線も登場。相変わらず悪知恵が回ってますw スタンリーのことも話にでます。
ユーモアたっぷりで、どんでん返しの面白さも健在!でも大事なこともしっかり
書かれているんです。うまいなぁ~ルイス・サッカー!
今回は女の子も出てきて、青春ラブロマンスちっくですv ちょっとあまずっぱい。
アームピットは根が真面目で、頼もしくてかっこいい。
グリーンレイクキャンプ1良い男なんじゃないの!?私が彼氏に欲しいっすよ!

>7・18 梶尾真治「おもいでエマノン」を読みました。鶴田謙ニのジャケが素敵!
主人公は、地球に生命が発生してから現在までのことを総て記憶している少女。
ちょっと変わったSF短編連作です。最初の「おもいでエマノン」が傑作です。
「数時間一緒にいても、数十年間一緒にいても同じことなのよ」って、セリフがせつない。
ピュアなラブストーリー。この本1983年に出版されてたらしい!
>最近「電脳コイル」にはまりまくりです。

>7・9 研究発表が済んでほっと一息ついている小夜です。
>辻村深月『スロウハイツの神様』を読みました。
クリエイターの卵たちがアパートで共同生活をするおはなしです。
生活と才能のバランスだったり、天才と自分の落差だったり…
あるいは、好きなマンガや小説を同じ人を見つけたときの興奮!
上巻はそんなことを考えました。下巻の最後の二章は号泣でした。
大好きな作家さんを神様のように思う感覚は、ものすごく分かるのです。
「本を読んで、生きててよかった」って。

>7・1 映画「夜のピクニック」見ました。面白かったので「ピクニックの準備」も借りてきました!
ぶっちゃけ原作より好きかもしんない。映画化してよかったと思う!
歩いてるだけだから映像化って微妙だなぁと思ってたけど、
回想シーンとか小ネタとか妄想とかが、随所に散りばめられていて飽きませんでしたよ!
キャストもみんなはまっていて良かったです。
「ピクニックの準備」のほうは全く原作と違うけど、「あそこはそういうことだったのね~!」
と思うのがいろいろあって楽しめました。郭くんが演る戸田君はやっぱりヘタレだったw

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