
昨日は東京ドームで行なわれたジャイアンツv.s.ドラゴンズ戦を生観戦して来た。試合は1対2でジャイアンツが敗れ、これによりジャイアンツの自力優勝の目が消滅した訳だが、それがショックで無いと言えば嘘になる。しかし、このチームをどういう方向に持って行きたいのかという原監督の考えが全く見えない現実を改めて思い知らされた事が、自分にとってはよりショックだった。意気消沈のまま帰宅したのだが、そんな気持ちを数百倍落ち込ませるニュースがよもや報じられるとは・・・。
ホークスの王貞治監督が、胃に出来た腫瘍の除去手術の為に監督業を休養する。今日から都内の病院に入院し、来週にも手術を受け、約1ヶ月の入院加療が必要との事。
実はWBCで世界一を達成した頃に、ジャイアンツ・ファンの友人が「王さん、何か痩せた感じがするけど大丈夫かなあ。」と漏らしていた。そう言われて見ると頬の辺りが削げ落ちた様な感じがして、それ以降王さんの姿をTVで見掛ける度に健康状態が気になっていたのだが、「あの王さんに限って、病に倒れる事なんか無い筈。」といった根拠の無い思いも心の何処かに在ったのも事実。
王選手に魅せられて、ジャイアンツ・ファンになった自分。「此処で打って欲しい。」という場面で、確実にと言って良い程、ホームランをスタンドに叩き込んでくれた王選手は、間違い無く少年時代の大ヒーローだった。王選手が居なかったら、ジャイアンツ・ファンどころか野球に関心を持つ事は無かったと言い切っても良い。そして、選手としてだけでは無く、人間的な魅力も在って、王さんに心底惚れ込んでしまった。
体調が良くないのにも拘らず、律儀な迄に記者会見に臨んだ王さんの姿に、思わず目頭が熱くなった。そして、以前にベースボール・コントリビューターの上田龍様のブログで拝読させて貰った記事「野球界はそろそろ『ONにしてあげられること』を真剣に考えろ!」が頭に浮んだ。(是非、この記事を最初から最後迄読んで戴きたい。)
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「(日本の野球関係者とメディア、ファンは)何時迄ON頼みを続けるのですか?(中略)我々ファンも含めて、野球界全体が真剣に考えるべき事は『ONに何かをして貰う事』では無く、『ONの為に何をして上げられるか』、つまり『恩返し』なのではないのだろうか。」
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この記事を読み終えた時、「その通り!」と思わずにはいられなかった。我が国に於いて、プロ野球が国技と言える存在迄に為り得たのには、数多のOB達の切磋琢磨の御蔭で在る。その数多のOB達の中でも、ONの存在は決して小さくなかったと思う。そんな大貢献者に対して、球界の上層部は己の無能さを押し隠す為に、重責ばかりを負わせ続けて来た様に思う。
責任感の強い王さんにとって、今回の休養は極めて不本意だとは思う。そして、”現場”に立ち続けたいという強い気持ちも理解している。でも、幼き頃から王さんによって夢を与え続けて貰った自分としては、何よりも王さん自身の健康を最優先して貰いたい。
現役時代から逆境に強かった王さんだからこそ、腫瘍が良性で在り、手術によって全てが除去され、再び御元気な姿を見せてくれる事を確信している。
王さん、共に頑張りましょう!そして、王さんが憂い無く入院加療出来る為にも、ホークスよ勝ち続けてくれ!
ホークスの王貞治監督が、胃に出来た腫瘍の除去手術の為に監督業を休養する。今日から都内の病院に入院し、来週にも手術を受け、約1ヶ月の入院加療が必要との事。
実はWBCで世界一を達成した頃に、ジャイアンツ・ファンの友人が「王さん、何か痩せた感じがするけど大丈夫かなあ。」と漏らしていた。そう言われて見ると頬の辺りが削げ落ちた様な感じがして、それ以降王さんの姿をTVで見掛ける度に健康状態が気になっていたのだが、「あの王さんに限って、病に倒れる事なんか無い筈。」といった根拠の無い思いも心の何処かに在ったのも事実。
王選手に魅せられて、ジャイアンツ・ファンになった自分。「此処で打って欲しい。」という場面で、確実にと言って良い程、ホームランをスタンドに叩き込んでくれた王選手は、間違い無く少年時代の大ヒーローだった。王選手が居なかったら、ジャイアンツ・ファンどころか野球に関心を持つ事は無かったと言い切っても良い。そして、選手としてだけでは無く、人間的な魅力も在って、王さんに心底惚れ込んでしまった。
体調が良くないのにも拘らず、律儀な迄に記者会見に臨んだ王さんの姿に、思わず目頭が熱くなった。そして、以前にベースボール・コントリビューターの上田龍様のブログで拝読させて貰った記事「野球界はそろそろ『ONにしてあげられること』を真剣に考えろ!」が頭に浮んだ。(是非、この記事を最初から最後迄読んで戴きたい。)
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「(日本の野球関係者とメディア、ファンは)何時迄ON頼みを続けるのですか?(中略)我々ファンも含めて、野球界全体が真剣に考えるべき事は『ONに何かをして貰う事』では無く、『ONの為に何をして上げられるか』、つまり『恩返し』なのではないのだろうか。」
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この記事を読み終えた時、「その通り!」と思わずにはいられなかった。我が国に於いて、プロ野球が国技と言える存在迄に為り得たのには、数多のOB達の切磋琢磨の御蔭で在る。その数多のOB達の中でも、ONの存在は決して小さくなかったと思う。そんな大貢献者に対して、球界の上層部は己の無能さを押し隠す為に、重責ばかりを負わせ続けて来た様に思う。
責任感の強い王さんにとって、今回の休養は極めて不本意だとは思う。そして、”現場”に立ち続けたいという強い気持ちも理解している。でも、幼き頃から王さんによって夢を与え続けて貰った自分としては、何よりも王さん自身の健康を最優先して貰いたい。
現役時代から逆境に強かった王さんだからこそ、腫瘍が良性で在り、手術によって全てが除去され、再び御元気な姿を見せてくれる事を確信している。
王さん、共に頑張りましょう!そして、王さんが憂い無く入院加療出来る為にも、ホークスよ勝ち続けてくれ!

ホークス選手と共に応援も頑張りましょう。
TB恐れ入ります。こちらからもTBさせていただきました。
でも今は医学が進んでいますし、王監督は心身ともに本当に強健な方ですから、きっと治癒も早いと思います。
野球の神様に一日も早い回復を祈ります。
長嶋さんが病に倒れた際もかなりの衝撃が在りましたが、今回の王さんの休養はそれ以上の衝撃でした。やはり、幼き頃からずっと大好きで見続けて来た方というのが大きいのだと思います。
長嶋さんにしても王さんにしても、病とは無縁の人物だと思っていたのに・・・。長嶋さんは70歳、王さんは66歳という年齢を改めて感じさせられました。
両者共心身に亘って強い方だと思っておりますので、元気な御姿を見せて下さるものと確信しておりますが、もうこれからは無理をならずに、御自身の健康を第一にして戴きたいです。あの御二方は、健康に居て下さるだけで自分には充分なんです。
ONには、そろそろ伝説になって欲しいと思うからです。
そうですね、ベーブ・ルースのようにね。
でもそれは人生50年の頃の事。
現代の厄年って60歳代だと思います。
この年代に好発する疾病が多いのです。
王監督の一日も早い回復をお祈りしてます。
ホークスに関しては、王監督の穴自体はそれほど大きくはないのではと思います。来季以降王さんが指揮を執るのは厳しいかもしれませんが、ここ数年主力選手が抜けたこともあって若手を積極的に育てており、もしそうなっても既に引き継ぎ体制は万全と言えます。また、ホークスの選手たちは自分たちの役割を完全に理解し、それを実行できる状態であり、たとえ1人や2人離脱しても、また王さんに頼りきらなくても全く問題がない、本当に強いチームが完成していると思います。これを見ていれば王さんも安心して回復に努められることでしょう。余談ですが、むしろ今年のジャイアンツこそが(例え数年かかったとしても)こういうチームを目指すべきだったという気もします。
ON共に現場志向は非常に強い様に思います。長嶋さんが北京オリンピックでの日本チーム監督を望んでいる様に、王さんも出来る事なら現場に在り続けたいと思っているのではないかと。根っからの野球人としては、そういった気持ちが捨て難いのは判るんです。
でも企業でもそうですが、後進に道を譲らずに何時迄も年配者が”現場”に居続けるというのも、その世界の活性化を阻みかねないという面が少なくない様に思います。個人的な気持ちを言えば、ON共に激務の現場から離れて戴き、より楽な立場から球界を見守って戴けたらと思っております。あれだけ球界の発展に貢献された御二人に、余計な負担は掛けたくないし、掛けてはいけないでしょうね。
ホークスは選手達が自ら考えて動けるチームになりました。その辺は我がジャイアンツも見習って欲しい所ですが(愚痴^^;。)、そもそも秋山監督という路線が数年前から敷かれているとも思われ、王さんの今季中の監督復帰、そして優勝を以って花道とするという形がベストなのではないでしょうか。
本音を言えば、現場での王さんをずっと見ていたいです。でも、それよりも御自身の身体を第一に考えて欲しいと、王さんからずっと夢を与えて貰った自分としては願います。
2、3年前、新聞の記事だったかネットの記事だったかは忘れてしまいましたが、王さんが「俺から野球をとったらただのジジィだよ」と答えられていたのを読んで苦笑したのを思い出しました。いろいろ気苦労はあっても(長嶋さんもそうでしょうが)生涯野球と関わっていたいと思われているのではないでしょうか・・。
だからこそもっと楽に、というか、いい言葉がうかばないのですが、ご本人の望むような関わり方をしていってほしいと思うのです。
ご回復を心から祈っています。
王選手引退以降、数多の選手のファンになりました。しかし、例え大好きな松井(秀)選手を前にしても、王さんだけは自分にとって別格の存在なんですよね。
66歳の王さんは、一般企業で言えばリタイアして余生を送っている年代。それは判っているのですが、どうにも王さんにリタイアという言葉が相応しくない様に思えてしまうのも事実。
王さんが以前口にした言葉で、「現場に拘りたい。現場で倒れて死ぬなら本望。」といった趣旨のものが在りました。あれだけ球界に貢献されて来た方ですから、本意がそうで在れば現場に居続ける意思を尊重するという方向性も在るのでしょうが、現場から離れた心身に負担が掛からない状況で、野球に関わる道はないだろうかと思います。
今は兎に角、手術が無事成功してくれる事を願うばかりです。
今は手術の成功と悪性の腫瘍でない事を
祈っています。