妻一人 子一人 と 一匹

2005.9.26 『妻一人 子一人』としてスタート
2010.3.18、2021.8.28、2023.3.26 改変

第35回

2017年05月28日 17時59分28秒 | Weblog
本日は、次男(小2)が通う小学校の運動会。どうでもいい情報だが、今年で第35回だそうだ。

昨年は、徒競走でビリ、運命走では転倒して大泣き&先生に抱えられてゴールという、

ほろ苦い運動会デビューどころか、トラウマとなってもおかしくない悲惨な一日だった。

昼休みにいじけて失踪するわ、競技中の現場を目の当たりにしていたワタシこそ

トラウマになりそうだった。


前日夜、リンパ節の腫れが収まらず体温が37度6分だったので、天気予報が当たってくれることを

心の底から祈った。朝から昼過ぎまで、「雨」だったのである。

しかし、明朝には雨が上がっており、午前6時30分、非情にも花火は打ち上げられた。

幸い低学年の競技は午前中で終わるため、敷物と飲み物とカメラだけ持って会場へ向かう。


開会式。

なんだか嫌な予感がして落ち着かない。

競技開始。まずは徒競走である。

昨年は、スタートからのろのろと歩いてるんだか走ってるんだかわからないような具合で、最下位。

今年は、スタートダッシュが昨年とは全く違った。ミニバスケを習っている効果だろう。

「これはイケるか?!」とコースの中央に位置する我々の席を通過した数メートル先で、

悲劇は起こった。まるで故障が発生した競走馬のように、おかしな走り方を始めたのだ。




















「くつが脱げてる・・・」



「転んでも、どんなことがあっても、あきらめないで最後まで走るんだよ。

順位なんてどうでもいいんだから」今年の運動会の練習が始まってから、

口酸っぱくそう言い聞かせてきた。

しかし、日ごろからこうも言い聞かせてきた。

「くつをちゃんとはきなさい!」

マジメな彼は、父親の言うことを着実に守り、最後まで自分の力でやり遂げた。

そしてゴールラインを駆け抜けた。片足ケンケンで。

コースに落ちている靴を拾ってくれたのは、偶然にも長男の元担任だった。

一方、運命走では難なく一位でゴールし、見事昨年のリベンジを果たした。

「大玉ころがし」では、いつ大玉に転がされてしまうのかハラハラしてしまうような走りだった。


うまくいったというべきか、やっぱり今年も・・・というべきなのか、全くミステリアスな男だ。

運動会終了後に家族で行ったラーメン店の、「油そば」は絶品であった。


あ~疲れた。