失われた時を求めて

HPの姉妹編です
get_better4u(自由人大佐)の過去を補完・保管していきます
HPの感想はこちらへ

懐かしの歌謡曲(5) 出発の歌

2007-01-15 22:14:06 | 音楽:歌謡曲
 なぜこの歌が「歌謡曲」かって? それはget_better4uの気分次第です。というのは冗談としても、私は昭和52年頃からの自作自演の方々を「ニューミュージック」と認識しているので、それ以前の歌は「あなた」も「心の旅」も「時代」も歌謡曲だと思っています(^^ゞ 「虹とスニーカーの頃」や「ひとり上手」はニューミュージック」なんですがネ‥‥。全くの独断と偏見です。

上條恒彦&六文銭 昭和46年12月1日 発売
作詞:及川恒平 作曲:小室等 編曲:木田高介

 上條恒彦さんの太い声で迫力たっぷりに歌われた名曲ですネ。世界歌謡祭でグランプリを受賞しています。曲名は「出発」と書いて「たびだち」と読ませます。

 私はこの歌を当時どこかで聴いたことがあって印象に残っていましたが、曲名は『シオノギ ミュージック・フェア』でかなり後年に知りました。大人数のコーラスが気持ちよい歌です。

 楽曲は幻想的なアコースティック・ギターのアルペジオで、ロマンティックな雰囲気で始まります。
 Bメロでマイナーに移り、サビでは感情が高ぶるようにストロークになって盛り上がっていきます。分厚いコーラスがEdwin Hawkinsの「Oh Happy Day」のようです。私は聴いたことはありませんが、上條さんはこの曲もレコーディングしていたようですネ。
 その後、スーッと音が引いて再びアルペジオに。このサビの後にAメロに戻るところのアコギによるリードは全くのアドリブなのでしょうが、ミストーンのように思います^^;
 2度目のサビではストリングスにハープも加わり、徐々にオルガンも入ってきます。そして「♪飛んでゆけ~ ~~」からのサビのリフレインでドラムス、ブラスも加わって益々盛り上がっていきます。
 一旦終わったと思うと、ドラムスのフィル・インのソロで再びサビへ。上條さんのインプロビゼーション・ボーカルを絡めていますが、これはそれほどウマくありません^^; ラテン・パーカッションも加わって、まるでライヴ演奏のような盛り上がりの中でフル・エンディングで終わります。

 今日、この歌を記事にしようと思って調べて驚いたのは、この歌にはサブ・タイトルが付けられていて、そのタイトルがなんと「-失なわれた時を求めて-」というのでした!!

 よし、これからこのブログのテーマソングにしようっと!(^o^)/


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 我が家のレコード(2) | トップ | ラッパ飲み »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
金八 (くりお)
2007-06-13 22:37:48
ベルウッド系などのアングラフォーク(出発の歌がアングラフォークってわけでもないですが)のCDがどんどこ出ていた80年代後半、秋葉原にクラシックのCDをよく買いにいって、ついでに1枚くらいづつ買ってきたものです。(影響を受けてタクローのコンサートは4.5回行きました)フォークジャンボリーとか、よく飽きずにきいていたんですが、現在はとっくに熱は冷めちゃってますね。遠藤ケンジのカレーライスは、中学の頃からよく耳にしていたんですけど、イントロの素晴らしさ!大人になってから歌詞の意味がじわじわしてきました。四畳半フォークというとかぐや姫が陽(陽か?)とすると、カレーライスやあがた森魚は陰みたいな。70年代というより、昭和40年代といったほうがよいかな?

で、本題ですけど、上條さんは初代金八に出てましたよね。この曲もドラマ内で歌ったと思います。財津一郎もだし、やっぱ武田鉄矢さん系っていいますかね。
六文銭っていうと、どうしても小室等(の音楽夜話、これってローカル?)を思い出しちゃいます。
雨が空から降れば、って不思議な詩です。おさかなさん・・・深い!大学でドイツ語を習って別役実っていう戯曲家を知りました。

虹とスニーカーの頃・・・給食の時に放送部が毎日のようにかけてました。だから、この曲といえば給食・・・。

他に学生街の喫茶店、青春時代なども歌謡曲(笑)

全然関係ないですけど、
若すぎるからと許されないなら
髪の毛が長いと許されないなら
・・の最後の『なら』の部分を、『から』にすると全く意味合いが違ってしまうって何かのラジオできいて(あなたのモコ、高橋モトコだったかな)今でもたまに考えてしまいます。これ、明確に説明できる方いたら教えてください。
(歌詞表示がダメだったらここだけ削除してください。お手数おかけします)
返信する
『金八先生』の卒業パーティー (get_better4uまたは自由人大佐)
2007-06-14 00:16:30
 上條恒彦さんの役は、社会科の服部先生でした。野球部の顧問でしたネ。

 3年B組の卒業パーティーに呼ばれて、服部先生が弾き語りで「出発の歌」を歌っていたと思います。
 財津一郎さんは「ピュンピュン丸」を歌ってくれたらよかったのに!(笑)
返信する
こっちは大丈夫だった?? (くりお)
2007-06-14 08:57:56
ごいんきょさんではないですが、完全に記憶だけで
書いてますので、間違いが多々あったかなと思ったのですが、一応セーフ??
(バターココナツでは失礼いたしました)

もし今後、コメント書くときにあいまいなものは
きちんと調べてから、のほうがよろしいなら
そうさせていただきますネ。
いちいち(違いますよ)と訂正されるのも
もしかしてお心苦しいかと・・・。
ごいんきょさんもおっしゃってますが、他の方が
間違ったコメントを合っていると勘違いされると
やはり困りますよね。

わからない方のために・・・ごいんきょさんというのは、自由人大佐さんとお知り合いになったブログの
管理人さんです。(って、皆さんもうご存知でしょうかね)
返信する
記憶のままでけっこうですヨ (get_better4uまたは自由人大佐)
2007-06-14 23:06:57
 私の方こそごめんなさい。「!」がなんだか強い口調のように感じられるタイトルでした。

 文字だけの表現ってムズカシイですネ。本記事の方では顔文字を使っていますが、こちらのコメント欄では「※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。」というのがgooブログでの決まりのようなので、使えず‥‥。

 コメントは記憶のままでけっこうですヨ。私の性分として、本記事にはあまりに曖昧なことは書けないと思い、一応一通りのリサーチはしてから書くようにしています。その中で知り得たことについては、コメント欄で正確な情報を書かせていただくというスタンスです。特に「訂正」というほどの強い意味は考えておりませんでした。
返信する

コメントを投稿

音楽:歌謡曲」カテゴリの最新記事