ウルトラマン40周年記念 ジェットビートル

　これはバンダイの「ウルトラマシン　クロニクル」から。

　硬質素材が使われ、なかなかよくできたシリーズです。ラインナップにはこの「ジェットビートル」の他、「ウルトラホーク１号（分離可）」「ポインター」「マグマライザー」「マットアロー１号」「ガッツウィング１号」といった人気の高いメカがアソートされています。
　「クロニクル」（年代記）と銘打っている割には、「ガッツウィング１号」が突然アソートされているのにTACのメカが含まれていないことは疑問です。


　「ジェットビートル」の機体は成田亨氏のデザインではなく、東宝映画「妖星ゴラス」に登場した垂直離着陸（V-TOL）機の塗装を変えた流用です。
　しかし私は、この丸みを帯びた形状、正面から見た時の主翼と操縦席下部の補助翼がＸ形に交差しているデザインに痺れます(^o^)


　本体と主翼の大きさのバランスも絶妙です。
　初期は両翼の先端からミサイルを発射し、ごく少数を大切に撃っていましたが、後期は機体下部から曳光弾を発射したり、主翼先端がフラッシュするような処理に変更され、バンバンと攻撃するようになりました。


　機体色とウルトラマンの色彩設計が統一され、一体感のあるデザインは続く『帰ってきたウルトラマン」のマットアローに踏襲されます。

　私としては「ハイドランジャー」「ウルトラホーク３号」「マットジャイロ」「ガッツウィング２号」などがアソートされた第２弾の発売が待ち遠しいのですが‥‥。人気機種が出尽くしてしまったので、第２弾のリリースはあり得ないのかな？