遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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帰りにちょっとパッショーネに

2010-04-30 10:10:51 | 雑感

真カジキのカルパッチョ 今が旬か?

エリンギと小エビのオリーブオイル


ロータリークラブの観劇会が新装成った刈谷文化創造センターであった。
劇団四季の「ソング&ダンス55」である。

前半は私の苦手とする、オペラまがいの歌と踊りだったが、後半の充実振りはす
ばらしく、眠気が吹っ飛んだ。最後のタップダンスと吹奏楽マーチで盛り上げて締めくくる
あたり、演出も心得ていた。

軽い興奮を覚えながら、折角だから軽く一杯と思った時には仲間がみんな帰路についた
後で、少し取り残された感じであった。

雨も降っていたので、目の前のパッショーネに飛び込む。

此処は何回か来ているので、かって知ったる店だ。今日はオーナーシェフが本店のクイ
ンチから来ている。切れの良い人だ。

お腹はふくれていたので、おすすめの真カジキのカルパッチョ、と煮立てたオリー
ブオイルの中にエビとエリンギを入れたもの、フランスパンにつけて食べた。

ワインはカルパッチョを白で、その後デキャンターで赤を。仕上げに菜の花と桜
海老のピザを頼んだ。味も量もちょうど良かった(ちょっと食べ過ぎのきらいは
ある)


男前の店長、愛想も良い

前にも書いたが、ここの店長は男前である。当たりが柔らかい。来てくれるだけ
で、雰囲気が和む。値段もリーズナブルである。すっかり満足して雨の上がった
街へ出た。

刈谷へおいでの際は、一度どうぞ。南口、バローの横、文化センターの前にあります。

ミササガ公園

2010-04-29 10:15:18 | 雑感


 ミササガ公園の芝桜が見頃を迎えた、との新聞報道があり、早速行ってみた。

公園西側一帯にかなりの面積に植えられている。北海道美瑛のスケールを想像すると「なーんだ」
ということになるが、此処は刈谷である。比較の対照にはならないだろう。

新聞記事を見て、同じように見に来ている人、写真に収めている人もいた。傾いた陽に映えてきれいだ。

4年前ミササガ市に姉妹都市提携25周年友好派遣団を率いていったことを思い出す。

80代後半の女性市長は健在だろうか?


鎌倉大仏(同年会旅行)

2010-04-28 13:51:00 | 行ってきました
鎌倉といえば、八幡様と大仏様。



やはり日本は八百万の神様だ。神様も仏様も同じように敬う。ということで大仏様へも参拝。

五十年以上も前に、中学校の修学旅行で来たことがあるのだが、当時はもっとだ
だっ広いところに鎮座していた記憶だが、実際に来て見ると、いまは周りにいろ
いろな囲いだとか建物に取り囲まれていた。

やはり修学旅行のメッカか。沢山の子供たちが見物に来ていた。今は私服の高校生が多い。



こちらの大仏様は奈良の大仏よりは節目がちで、思慮深い感じがする。大きな礎石が周りに残って
おり、やはり昔は建物の中にあったのだということが分かる。
鎌倉中期に建てられたというのだが、誰が制作指揮をしたのか(僧浄光が勧進し
たと説明はあるが)良く判らない。奈良の大仏は時の天皇の一大行事として行っ
たのに、この大仏もそうだったろうとは推測できるが定かではないそうだ。

折角だから、大仏様の胎内にも入ってみる。なんてことは無いが、鋳造技術的にはたいしたものだそうだ。文科系の私にはちんぷんかんぷんである。

ガイドの説明では、大津波が来て伽藍が倒壊したといっていたが、津波ではなく
大風のほうが地形からしても納得できる。八幡様のイチョウのことを考えても、大風でしょう。

大仏様の門前で、鳩サブレを買う。大銀杏サブレとか良く似たものが売られてい
たが、試食の結果、何の特徴もなくおとなしい味と食ッ感の鳩サブレにする。

抗して旅は平穏無事、少しからだの不自由な人もいたがみんなでカバーしながら、
仲良く、楽しく続いた。口は悪いが仲間思い、家族思いの(お土産を渡す相手は
殆ど奥さんか孫である)人間の集まりである。

ビジネスの世界とはまた違った感覚を味わえた。





鎌倉(同年会旅行)

2010-04-27 13:40:45 | 行ってきました
鎌倉



鎌倉はもう何度も来ている。と安心をして街を歩く。

修学旅行の生徒たちや、中年、若者の二人づれも多い。

表通りはかち合うので、裏通りをと歩いたら、何故か山がどんどん迫り、八幡宮
らしき境内に行かない。

商店を見つけ、おばさんに道を聞いたら、私が思っている方向と180度違う方
を指差し「大体この方角です」とのたまう。集合時間が迫り、汗が吹き出てきた。

急いで早足で引き返す。鎌倉駅をいつもと反対側に降りたので、方向が逆になっ
たのだ。やっと知った表通りに出て、鳩サブレの豊島園の看板を見つける。



あいにく水曜休みだ。ずんずん歩きやっと集合時間前15分に到着。折角だから
鶴岡八幡宮に参拝する。外人さんが多かった。韓国、中国の人も多い。



先日強風で倒れた、参道階段脇の大イチョウも整備され、幹が安置されていた。
前生えていたところからは小さな芽が沢山出ている。イチョウの生命力に感心す
る。



江ノ電(同年会旅行)

2010-04-26 13:34:14 | 行ってきました
今回の旅行はバス一本やりではなく、途中江ノ電に乗ってください、という企画
である。



江ノ島から鎌倉までちょっと趣を変えて、江ノ電に乗った。軒や生垣すれすれに
走る電車はスピードも速くなくのんびりとのどかに走る。ウイークデイであった
が、観光客がかなり乗っている。4割くらいはそうではないか。

前は2両だったように思うが、今は4両編成である。

新幹線のスピードも爽快だが、こういう、のんびり・ゆったりも癒される感じだ。
何か、旅に来たなあ、という感じが味わえて嬉しい。

終点の鎌倉駅まであっという間であった。たまにはこんな旅も楽しい。



熱海城(同年会旅行)

2010-04-25 13:32:34 | 行ってきました
熱海城

熱海に大名がいたかなあ。遠くから山の上にそびえるお城を見て不思議に思って
いた。

泊まったホテルが、錦ケ浦だったので、朝の散歩にでて見た。



朝の光を反射して、錦ヶ浦はきれいだった。人はきれいなところで死を選ぶのだろうか?
昔は此処は自殺の名所だったという。




小田原、北条の武将たちが築城を希望しながらも果たせなかった場所に、桃山時
代の様式にのっとって作った(勿論観光用にコンクリートで)物だと正直に書い
てあった。名古屋城、大阪城と同じだと強弁している。
史実の再現(材料と工法は違うが)と新たに作るのとは少し違うと思うのだが。
朝早かったので、勿論登城はできなかったが、鳥が沢山いた。

しかしお城は日本の自然に良く合う。

ここから熱海の冬花火が良く見えそうだ。



沼津の御用邸記念公園へ(同年会旅行)

2010-04-24 13:20:44 | 行ってきました
沼津の御用邸記念公園へ


御用邸公園入り口


那須や葉山のように、沼津にも御用邸があるという。

此処は今の天皇が戦時中皇太子の頃、疎開をしてきたというが、空襲で焼かれた
そうだ。アメリカの空軍力を甘く見ていたのだろうか。


今の天皇が皇太子の頃乗った三輪自転車

昭和44年御用邸は廃止となり記念公園として一般開放される。明治・大正・昭和の三代
に亘り、天皇家に使われてきた。今の皇太子夫妻なども訪れている。

しかし戦後の建て直しということもあるのだろうか?天皇家の別邸としては驚く
ほど質素である。


供進所:食事の盛り付けや配膳、毒見も行ったのだろうか


食堂*二人掛けの小さなテーブルである


謁見所:これが?と思われるほど質素な作りである


御座所:来客応接間見たいなところ

台所、洗面、風呂場、など生活の場は、明治村などで、残っている富豪の邸宅の
内装と殆ど同じか、簡素である。トイレが和洋二つあったのはご愛嬌だが。


和式と洋式が同じところにあった。


ギアマンの障子ガラス

ガラスは手作りのギヤマンで、外がゆがんで見えるのがかえって懐かしい。謁見の
間も中国や、ヨーロッパの宮殿に比べれば、とても皇帝の間とは思えないほどだ。

貧富の差が少なく、豪華な飾り付けをしない、権威付けをしない、というのは、
日本の天皇家の伝統であろうか。




四つ玉のビリヤード台が置いてある部屋があったのが、庶民と違うな、とわずか
に感じた程度であった。これとて普通のもので、特別に象牙とか宝石で飾り立て
てあるものではない。


武者飾りが展示中であった。左端に見えるのは電話室。

玄関遠景



柿田川湧水

2010-04-23 12:33:02 | 行ってきました


一年に一度のイベント 同年会の親睦旅行に行ってきました。

25年ほど前、42歳の厄年に集まった仲間が、厄除け祈願の行動後も続いている親睦団体で、
こんなに続いているのは珍しいそうだ。名前を昭和十七八会といいます。

42歳の頃は総員55名位集まって、刈谷から遠くに出ていた人たちも参加していたのだが、だんだんばらばらになり今回はは総員25名、旅行参加者は20名である。

一昨年よりポツポツと訃報が聞かれ、少しずつ寂しくなってきた。しかし皆和気藹々で、気の置けない仲間である。

今回の旅行は三島ー鎌倉方面のバス旅行である。まずは富士山の湧水、柿田川へ。


あちこちで透明な水が湧き出している

到る所で川底から透明な水が湧き出している。一日100万tの湧水量だそうで
ある。グリーントラスト運動でこの水域を守っているおじさんが説明してくれた。


100万tの水量が湧出している

このきれいな状態ができたのははまだ40年足らずのことで、それまでは製紙工場のヘドロで
一帯が埋まっていたのだそうだ。昨年南仏プロバンスで訪れた、泉のまちを思い出したが、あい
にくの雨で、水のきらめきを感ぜられなかったのが残念である。



回りもきれいな自然だ

グリーントラストは、あと15%で沿岸の買取が終了し、完成するとのこと。募金を呼びかけていた。ポケットの小銭程度であるが、心意気に賛同した。
世界遺産にも申請をしているそうだ。安曇野の山葵畑の近くもこんな風情だったの
を思い出す。富士山の水だというのが此処の売りかもしれない。



 三度 村上ワールドへ

2010-04-19 15:03:30 | 
「1Q83」第3巻が発売になった。

相変わらずの人気である。今度も発売前に20万部の増刷が決まったそうだ。

紛れもないミーハーの私としては、読まずにはおられまい。

第三巻はオウムをモデルにしたという、教祖殺害の主人公青豆を探索する場面から始まる。

絶妙の比喩を交えた語り口はやはり面白い。そちらに気をとられ、人生に対する
警句などは、殆ど頭に残らない。ぐいぐいと村上ワールドへ曳き込まれる。
やはり改めて読み返す必要があるのだろうか?

暫くは寝不足気味の日が続きそうである。

誰か的確な書評を聞かせてくれないかなあ。

万治の石仏

2010-04-16 10:58:06 | 雑感


諏訪御柱祭を見た折、かねて興味を抱いていた「万治の石仏」を見てきた。

諏訪大社春宮のすぐ横にあるこの石仏は、どこかユーモラスである。

大きなおにぎり状の胴体に小さな頭を乗せて、実に素朴な佇まいだ。
以前この首が伸びるという伝説を聞いたことがある。

みのもんたの朝ズバでも取り上げられたとのこと。

それはさておき、田の神様というのはこのような、あたたかい風情ではなかろう
か。心の癒しになる雰囲気を持っている




下諏訪観光協会・
下諏訪商工会議所が提唱する万治の石仏の参拝方法は次の様である。

一、正面で一礼し、手を合わせて
  「よろずおさまりますように」と
   心で念じる。

二、石仏の周りを願い事を心で唱え
   ながら時計回りに三周する。

三、正面に戻り「よろずおさめました」
   と唱えてから一礼する。


私も諸々の願いを込めて参拝してた。心穏やかにお参りできる。

この50mほど横に「峡の田にのどかに坐る石仏」(?確かこうだと思うが定か
ではない)の句碑があった。まさに状況ぴったりの句である。

心がささくれ立って、ちょっと癒しが欲しいなあ、という方にお勧めのスポットである。