カマ鉄オモシー組合

写真を撮ってさえいれば幸せ。

暮らしの中にある鉄道を撮りたい

2023-10-11 18:00:00 | 機関車
鉄道の風景の中で、
 
人々の生活や営みを感じる、
 
そんな写真を撮りたいのだが、
 
これがなかなか難しい。
 
車両を撮るだけなら、
 
少し慣れれば誰でも撮れる。
 
風景の中を行く鉄道も、
 
撮影場所を見つけられれば、
 
それなりには撮れる。
 
だが、人は難しい。
 
 
今も忘れらないのが、
 
常磐線 小木津ー日立で撮影した
 
『オリエント・エクスプレス’88』。
 
地元の幼稚園児たちが列車を見送るために
 
線路脇の道にぞろぞろとやってきた。
 
当時は、鉄道写真の中に、
 
人などは入れたくなかったので、
 
幼稚園の先生方にお願いをして、
 
少し場所を移動してもらった。
 
しかし、結局これが大失敗。
 
大勢の幼稚園児に手を振って見送られ、
 
それに手を挙げて応える運転士の姿を
 
自分はカメラに収めることができなかった。
 
人生で一番といっていいほど後悔している。
 
それ以来、写真に対する考えを大きく改め、
 
シーンによっては、
 
人を大きく入れて撮るようになった。
 
 
しかし、まだまだ上手くなれない。
 
これからも写真を楽しむために、
 
チャレンジしていきたいことの一つ。
 
 
 
2023年10月8日
山形鉄道フラワー長井線
羽前成田駅


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (rja001)
2023-10-12 07:22:31
あったね、そんなこと。今なら迷わずそうしてるね。時代年代で行動様式が変化してゆくものだな。
Unknown (カマ鉄オモシー組合)
2023-10-12 18:16:15
あの出来事は今でも悔やまれる。
当時はインターネットもSNSもないし、
75-711が重連のアタマで来ること、
ただそれだけを願っていた。
結局、次ソでガッカリしたけど、
今思えば、子どもたちを入れていれば、
もしかすると、人生で最高のカットと
なったかも知れない。…と思います。

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