なるへそブログ

日々の暮らしの中で気づいた新しい発見「なるへそ~」と思った出来事を書き綴ります

爆弾低気圧の原因は海水温だった!

2014-12-18 07:16:26 | 自然
昨日から北海道で低気圧が発達し、全国的に大荒れの天気になっています

天気予報によると、今回の低気圧は948ヘクトパスカルにもなるのだとか。まさに、台風並みの爆弾低気圧です

そもそも、何でこの時期に勢力の強い低気圧が発生したのでしょうか。

それは、海水温に原因があるようです

12月に入り、日本の上空には寒気が押し寄せるようになりました。今年は寒気の入り方が、例年よりも早いペースだそうです。東京でも最高気温が10度を下回る日が出てきました。いよいよ冬将軍の到来って感じですよね

しかし、日本周囲の海水温は、まだ比較的暖かい状態だったのです


気象庁HPより

上記の図を見てもらってもわかるように、北海道近海でさえ、この時期の海水温は5度を超えているのです

つまり、気温より海水温の方が高い状態が続いているのです

今回はここにマイナス30度を超える強烈な寒気がやってきました。この結果、海水温と上空の温度差が40度前後にまで広がったのです。

これは、大気の状態が非常に不安定な状態と言えます

ここ数年、夏場にゲリラ豪雨が発生することがあります。あの現象も、海水温と大気の温度差が原因となっていました。

なるへそ、季節は違いますが、仕組みは一緒だったわけですね

気温はこんなに寒いのに、海のほうが温度が高いとは意外でした。これはいつも通りのことなのでしょうか。それとも、温暖化の影響を受けたのでしょうか

いずれにしても、今回の天候の被害が少なくすむことを祈ります。

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