なるへそブログ

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ノーベル賞に選ばれなかった相対性理論

2014-10-09 17:56:46 | 歴史
物理学者として大きな功績を残したアインシュタイン。彼の研究で有名なのが、「相対性理論」ですね

僕は物理はからっきしダメなので、この相対性理論については詳しくは分かりません

どうやら光の速度と時間の関係についての理論だとか。光速に近づくと時間の流れが遅くなったり、重力によって光りが曲がったりするのだそうです。(これ以上専門的なことは分かりません…

さて、このあまりにも有名な相対性理論ですが、僕はアインシュタインがこの研究でノーベル賞をとっていたのかと思っていました。

ところがそれが間違っていた、、、

彼は相対性理論ではノーベル賞を取っていたのではなかったのです

これは超意外でした。実際にアインシュタインがノーベル賞をとったのは、「光電子仮説」という研究です。素人の僕がこれまで聞いたことのないテーマだったのです

世界的に有名な相対性理論ではなく、なぜ光電子仮説の方がノーベル賞に選ばれたのでしょうか。

そこには、ノーベル賞の位置づけにヒントがあるようです

ノーベル賞は、ダイナマイトの発明で有名なアルフレッド・ノーベルさんの遺言によって設立された賞です。

ノーベルによれば、この賞は人類のために最大たる貢献をした人々に与えられるものなのだそうです。

なるへそ!ノーベル賞には、こんなに分かりやすいコンセプトがあったのですね

アインシュタインの相対性理論は、速度によって時間が変化するなど、確かにこれまでの常識をくつがえす素晴らしい発見でした。

しかし、その条件は光の速さ(秒速30万km)という、まさに光以外では到達できない速さの時に生まれる現象です。
※ロケットでさえ、秒速10km前後が限界です

こんな条件は、日常生活の中ではなかなか想定できないですよね

一方の光電子仮説。専門的なことはよく分かりませんが、アインシュタインはこの研究で、電子が波でもあり、また粒子でもあることを証明したそうです。

そしてこの成果が、その後の電子工学分野の研究が飛躍的に進むきっかけになったということです

タイミングが良いことに、最近今年のノーベル物理学賞が発表され、3人の日本人が名誉ある賞を受賞しましたね。号外が出るほどに、日本中が興奮しました

そして彼らの研究もまた、「青色LEDの発明」という、今の私たちの生活にかかせないものを生み出してくれたのでした

今年のノーベル賞では、もしかしたら他にも日本人が受賞するかもしれないと言われています。どうなるかは分かりませんが、素敵なコンセプトを掲げた賞の行方をウキウキ見守りたいと思います

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