♪♪♪Music Drops♪♪♪ ふるじんのつれづれなるままに・・・。

メルマガでは伝えきれない過去、現在、そして未来まで、その時々の自分を記していければと思います。

『死と乙女』 2回目

2015-03-20 23:13:04 | Stage
対面の宝塚劇場は、多くの女性でごった返している。
出待ち?出迎え?とよく判らないが、
この人達にはしっかりと序列があるようで
半ばしっかりと統制されている。
熱く静かに、これから現れるだろうスターを待ち構えている。
ポーリナ演じる大空さんも、以前は向こう側の人だったのかしら。

そんな情景を尻目に入場、私にとっは2回目の連ちゃん。
そして3公演目にして、台詞は彼等自身にしっかりと寄り添ってきた。

真実を暴くことが果たして正義なのか?
真実を知ることがそんなに大事なのか?

真実が残酷であればあるほど、
そして真実が明らかになった時の破壊力は計り知れない。
人は決して強くはない、
時に真実を永遠に葬り封印した方が平静でいられるものだ。

トラウマの離脱は容易ではなく、
セックスとフ○○クの感覚、男女の欲の溝は埋まらない。

ポーリナのとロベルトの間で揺れ動く、弁護士ジェラルドーの葛藤。
ロベルトへの工作、説得が失敗して逆切れ、
完璧に2人の狂気に飲み込まれた鬼気迫る瞬間、
テーブルに片足まで乗せ掛けてロベルトに飛びかかった。
昨夜もかなり上気していた場面だが、
自分の胸板をより強く叩いたせいで赤く染まってしまった。
凄い迫力、息を飲む。ドキドキ、これぞ舞台の醍醐味だよね。

ラストシーン、観客席に現れたジェラルドー。
ポーリナを誘い腰に回した手にふと目をやりながら、
会場に響き渡る彼の声に耳を傾けた。

明日は休演、稽古中は眠れない日々が続いたそう、
どうぞゆっくり心身を休めて、無事千秋楽まで駆け抜けて下さい。
来週もよろしくお願いします!
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