ワン・オン・ワン ファイナル・ゲーム （ >> VHS はこちら）
cast >> Omar Epps, Sanaa Lathan, Alfre Woodard, Harry J. Lennix, Debbi Morgan, Dennis Haysbert, Regina Hall, Colleen Matsunaga, Al Foster, Gabrielle Union, Boris Kodjoe, Erika Ringor, Monica Calhoun, Tyra Banks, Glenndon Chatman ...
producer >> Spike Lee, Sam Kitt
writer / director >>Gina Prince-Bythewood（127min）《劇場未公開》
music >>Terence Blanchard
soundtrack >>
region 1 >> English subtitles and closed captions
バスケットボールに情熱を注ぐ男女の幼馴染みが、"友情" と "恋愛" の狭間で揺れ動く葛藤を描いた青春・スポーツ・ドラマ ーーー。脚本・監督は、本作で劇場映画デビューのジーナ・プリンス＝バイスウッド（ filmography ）。インディペンデント・スピリット賞【新人脚本賞】受賞。製作はスパイク・リー（ filmography ）、音楽はリー作品常連の、テレンス・ブランチャード（ filmography ）。
ある日、クインシー（オマー・エップス filmography ）の隣りに越してきたモニカ（サナ・レイサン filmography ）は、バスケットボールが大好きで負けず嫌いな女の子。その日から２人は幼馴染みとして、ケンカしながらも一緒に大好きなバスケットボールで遊び、"1対１" で勝負する "ワン・オン・ワン" で競い合っていた。こうして共に成長してきた２人は、高校生になると "恋人" として付き合いはじめ、大学に進学しても相変わらずバスケットボールを続けていた。しかし "ある事" をきっかけに、クインシーは大学を辞め "プロ" の道を選び、モニカのもとを去ってしまう ーーー。５年の歳月が流れ、ＮＢＡの試合中に大怪我を負ったクインシーを見舞いに訪れたモニカ。２人は久しぶりに再会を果たしたが、彼の傍らには婚約者の姿が・・・・・。
娘を想い見守るモニカの母をアルフレ・ウッダード（ filmography ）、父をハリー・Ｊ・レニックス（ filmography ）、クインシーの母をデビ・モーガン（ filmography ）、父をデニス・ヘイスバート（ "Goodbye Bafana" "QUEEN" ）、モニカの姉をレジーナ・ホール（ filmography ）、クインシーをダンスに誘うショーニーをガブリエル・ユニオン（ filmography ）、モニカのダンス・パートナーのジェイソンをボリス・コジョー（ "Brown Sugar" ← Ｓ・レイサンと共演 filmography ）、チョイ役ながらケリーをモニカ・カローン（ "The Best Man" ← Ｓ・レイサンと共演 "Bagdad Cafe" ）、クインシーのフィアンセをタイラ・バンクス（ "Coyote Ugly" ）という、たまらない顔ぶれ。
物語は "クォーター" ごとに構成され、２人のバスケットボールへの "想い"、あまりに近すぎて素直に言葉にできない "想い"、モニカ母娘の "想い"、クインシー父息子の "想い"・・・女性監督らしく、様々な "想い" が交錯する "心の揺れ" を繊細に描いているところに共感できる作品。アメリカ人らしからぬ、"グレー・ゾーン（機微）" の描き方が秀逸。
さて、ラストの "ワン・オン・ワン" に２人が "賭けた" ものとは・・・？
長いエンディング・クレジットの後に心あたたまる "ワン・シーン" がありますのでお見逃しなく！（笑）
>> Unscreened - filmography
>> Black Movie - filmography
>> Sports - filmography
