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"The Gospel"(2005)

2016-01-30 14:07:37 | Black Movie

 ゴスペル

cast >> Boris Kodjoe, Idris Elba, Nona Gaye, Tamyra Gray, Aloma Wright, Donnie McClurkin, Hezekiah Walker, Omer Gooding, Clifton Powell, Keshia Knight Pulliam, Michael J. Pagan, Sean Nelson, Dwayne Boyd, China McClain, Tom Joyner, Myra J, Miss Dupree, Martha Munizzi, Yolanda Adams, Fred Hammond, Jedda Jones ...
writer / director >>Rob Hardy(103min)《劇場未公開》
music >>Kirk Franklin
soundtrack >>


牧師である父と対立し、疎遠になっていたR&Bシンガーの息子が、病に倒れた父に代わり教会を立て直そうと奮闘するうちに、"ゴスペル" を通じて新たな自分を模索していく姿を描いた音楽(ゴスペル)ドラマ ーーー。
脚本・監督はロブ・ハーディ( "STOMP THE YARD" ← 製作総指揮  "ER XIV" ← 監督  "TROIS 3: THE ESCORT" ← 製作総指揮・原案・出演)。音楽はカーク・フランクリン( "KINGDOM COME" ← 主題歌)。

The Gospel (2005) - Trailer


幼なじみのように育ち、共に神学校の全課程を修了したばかりの若きデイヴィッド・テイラー(マイケル・J・ペイガン  filmography )とチャールズ・フランク(ショーン・ネルソン  "FRESH" "THE WOOD" )。デイヴィッドはなんの疑いもなく、父テイラー牧師(クリフトン・パウエル  filmography )と同じ聖職者の道を歩もうとしていた。しかしある日、母が突然倒れたにもかかわらず、教会の仕事を優先してすぐに病院に駆けつけず、"母の死に立ち会わなかった父" を許せなかったデイヴィッドは家を出て、それ以来、父とも教会ともずっと疎遠になっていた・・・。
それから15年後のL.A. ーーー デイヴィッド(ボリス・コジョー  filmography ← 唄声はグレッグ・カークランドが吹き替え)は、ゴスペルではなくR&Bシンガーとして成功していた。そんなある日、アーネスティーン(アロマ・ライト  "Johnson Family Vacation" )から父親が倒れたとの連絡が入り、帰郷したデイヴィッドは久しぶりに父と再会。父がガンを患い、あまり時間がないと知ったデイヴィッドは、なんとか父の "想い" を叶えようと教会の再建に乗り出すのだが、父に "後継者" として指名されたフランク(イドリス・エルバ  filmography )は、自分の "エゴ" を優先するあまり、デイヴィッドの前に立ちはだかる。デイヴィッドは、母と同じ「201号室」で亡くなった父の死後、様々な想いに苦悩しながらも、やがて "ゴスペル" の中に自分の "ルーツ" や "希望"、"救い" を見出していく・・・・・。

フランクの妻で、デイヴィッドのいとこシャーリーンをノーナ・ゲイ( filmography )、クワイア(=聖歌隊)の一員でデイヴィッドと親しくなるレインをタミラ・グレイ(← 彼女自身が唄っています)、長い間テイラー牧師を支えてきたハンター牧師をドニー・マクラーキン(← ゴスペル・シンガー)、クワイアの指導をするブラザー・ゴードンをヘゼキア・ウォーカー(← ゴスペル・シンガー)、デイヴィッドのマネージャーのウェスリーをオマー・グッディング(← キューバ[filmography]の弟  "Baby Boy" "FREEDOM SONG" )、レインの姉マヤをケシア・ナイト・プリアン、レインの別れた夫をドゥエイン・ボイド。その他、ゴスペル・シンガーのヨランダ・アダムス(← 予告で流れている "Victory" を披露)やフレッド・ハモンド(← 製作総指揮も担当)、デローレス・マム・ワイナンス(← シーシーら、ワイナンス・ファミリーの母)らが本人役で登場。

教会に通う習慣のない私たちは特に、牧師の "説教" を聞くよりも "ゴスペル・ミュージック" として聴く方が、すんなりと心に響きやすいです。でも本作で描かれているように、"聖職者" とはいえ人間ですから、"迷い" や "過ち" もあればいろいろな "問題" も抱えているでしょうし、"エゴ" や "欲" もあります。
息子が戻ってきてくれることを願い続けた父と、ようやく父と向き合った息子 ーーー。
エンディングに流れる、父の "Welcome home.(ようこそ、我が家へ)" の声が歓びに満ち溢れています・・・。

>>  Black Movie - filmography(ブラック・ムーヴィー  映画作品一覧)
>>  Unscreened - filmography(劇場未公開  映画作品一覧)

2010-05-04

 


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