魚屋日和

沼津魚河岸、(有)太彦水産、四代目(仮)が、
魚屋普及の為、
一年間、休まず『魚類』を食す日記。
....+α

祝鯛

2012-10-27 20:54:09 | 沼津の魚
三島のカフェ#d店主の結婚パーティーに、


ピザ屋DやフレンチOの料理が並ぶと聞き、

名だたる洋食屋に割り込み、




天然真鯛(山口産)


嫌がらせ?とお思いの方もいらしゃるかと思いますが、



父方の祖母の出身地、沼津江の浦の慣習より。

めったに揚がらない大鯛、しかもぴったり4、8キロの鯛は、

『祝テェ』(テェ=鯛のなまった方言と思われる)と呼ばれ、

人から送られると四苦八苦を逃れると伝えられています。


(四苦」は生しょう老・病・死の四つの苦しみ。「八苦」は「四苦」に愛別離苦あいべつりく(親愛な者との別れの苦しみ)、怨憎会苦おんぞうえく(恨み憎む者に会う苦しみ)、求不得苦ぐふとくく(求めているものが得られない苦しみ)、五蘊盛苦ごうんじょうく(心身を形成する五つの要素から生じる苦しみ)を加えたもの。)

かの静岡出身の大正の大横綱『富士ノ雁』の初優勝に送られたことでも有名。


ということで、魚市場の職員にお願いして、

山口県萩港に正に4,8キロの天然真鯛の水揚げの情報をきき、

荷を引っ張ってもらいました。


大正時代に比べ便利な世の中になったモノです。




余計なウンチクが長くなってしまいました。


ナニハトモアレ、


四宮君、優子さん、

おめでとう。

お幸せに。




































・・・ななめの言葉のところはフィクションです。

スミマセン。


ナニハトモアレ・・・・です。


おめでとう。