風まかせ~

自分で歩いて得た季節のきまぐれ情報です。気が向いたときに写真付きで時々出します。

初詣は吉見観音へ

2024-01-03 | 歴史散策

 最初に 1月1日に発生した石川県能登地方で起きた大規模地震で被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

 2024年はとんでもない事件で幕開けしましたが私どもは無事平穏な幕開けができたことをうれしく思っています。

 今年の初詣は吉見町にある吉見観音へ行ってきました。

 吉見観音は岩殿山安楽寺といい坂東11番札所で古くから吉見観音の名で親しまれています。本尊は聖観世音菩薩で今から約1200年前に行基がこの地に観世音菩薩の像を彫って岩窟に納めたことが始まりとされています。かつては近くにある息障院とともに大伽藍を形成していましたが天文6年の後北条氏の松山城攻めの時にそのすべての伽藍が消失してしまいました。江戸時代に本堂、三重塔、山門が現在の位置に再建されたと伝えられています。

毎年、6月18日に「厄除け朝観音ご開帳」が催され、この日は「厄除け団子」が売られ現在も参道に出店が立ち並び深夜2時頃から早朝にかけて大変な賑わいになるそうです。

 

山門入り口から参拝者が並んでいます。普段はほとんど人影はありませんがさすがは正月です。長蛇の列が続きます。

 

山門(仁王門 県指定建造物)と金剛力士像(町指定彫刻) 

 

境内には露店も出ています。

 

ようやく本堂(県指定建造物)前までたどり着きました。あと少しです。

 

本堂の隣にある三重塔(県指定建造物) 本堂裏にある鐘撞き堂は行列になっていましたがこちらは人気がない様です。


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