奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その261)

2017-05-12 09:13:10 | 奈良・不比等
世界遺産・古都奈良の街にはGW(ゴールデンウィーク)も終わって、中学生か高校生らしい修学旅行生の姿が目立つようだ。近頃の修学旅行生はグループ行動が一般化しており、移動にはタクシーを利用することが多くなっているようだ。泊まりは京都であり、古都奈良の滞在時間は4~5時間程度とのことであり、東大寺大仏殿(毘盧遮那仏・びるしゃなぶつ)と奈良公園を回り鹿と遊べば、後1箇所行けるかどうかという処だろう。でもタクシー利用ならば、東大寺と奈良公園以外のワンチョイスを自由に選べるのだろう。薬師寺にしても唐招提寺にしても平城宮跡にしても、クラス全体とか観光バスでの移動になると個々の希望は叶(かな)えられなくなる。------
京都泊まりだけではなくて、大阪に宿をとるケースも多いようだ。大阪なら、USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)に行くのだろう。もしかしたら、海遊館も行くのだろうか。古都奈良には修学旅行生用の宿が今でも可也(かなり)あるが、どうやら外国人観光客の宿泊利用で埋まっており、これまで古都奈良で泊まって呉れて居た学校の修学旅行生が少なくなっても経営上は何とか回転しているので、経営不振の悲鳴が聞こえてこないのだろう。外国人観光客が近年のように増える前は東日本大震災の影響もあり国内観光客も激減していたので、廃業する旅館があるくらいであったが、本当に外国人観光客様様(さまさま)なのであろう。------
唯この処、中国人観光客など大挙して押し寄せて居た頃とは違って、減少気味にあるのは何時まで続くのだろうか。東アジア情勢の緊迫に依るのか、中国政府の外貨持ち出しの制限が掛かったのか、気になる処である。
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