奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その58)

2016-10-21 07:39:30 | 奈良・不比等

「修学旅行と世界遺産の街・古都奈良」と、日本最初の世界遺産認定を受けた法隆寺界隈と、「紀伊山地の霊場と参詣道(県南部の吉野・大峰)」では、観光立国・立県としての施策が有ろうが無かろうが、上手く行っていようが無かろうが、世界中から観光客がそれなりに訪れている。ユネスコの世界遺産認定の宣伝効果には凄いものがある。

一方、世界遺産認定を求めて活動してきた、奈良県中部の明日香・橿原地域では、文化庁のお膳立てで「日本遺産・日本創成の時〜飛鳥を翔(かけ)た女性たち〜」の国内認定を平成27年に受けた。これが、奈良県4番目の世界遺産認定に繋がると良いのだが。(平成28年には”美林連なる造林発祥の地・吉野”が日本遺産となっている。)

日本遺産としての説明文:「日本国創成のとき~飛鳥を翔(かけ)た女性たち~推古天皇・皇極(斉明)天皇・持統天皇・善信尼・額田王」

「日本が”国家”として歩み始めた飛鳥時代。この日本の黎明期を牽引したのは女性であった。この時代の天皇の半数は女帝であり、彼女たちの手によって、新たな都の造営、外交、大宝律令を始めとする法制度の整備が実現された。また、文化面では、女流歌人が感性豊かな和歌を高らかに詠い上げ、宗教面では、尼僧が仏教の教えを広め、発展させるなど、政治・文化・宗教の各方面で女性が我が国の新しい“かたち”を産み出し、成熟させていった。日本国創成の地である飛鳥は、日本史上、女性が最も力強く活躍した場所であり、その痕跡が色濃く残る地である。」

 

 

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