奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その332)

2017-07-22 08:46:01 | 奈良・不比等
歴史ファンタジー小説・北円堂の秘密

「今夜もカネで解決だ(ジェーンスー著・朝日新聞出版2017刊)」を読んだ。AERAに2年間連載していたコラムの単行本であるとのこと。ジェーンスーと名前は外人っぽいが東京育ちの歴(れっき)とした日本人である。フェリス女学院大学卒、1973年生れである。------
女性は頭痛・肩こりにしょっちゅう悩まされるそうであり、整体・鍼灸・カイロプラクティクやリラクゼーション・アロマセラピー・足指整体に目が無い人が多いようだ。-----
ジェーンスー女史は自身のマッサージ体験をコラムニスト(columnist)として綴っていて、「飲む打つ買う」の男の悪行・三拍子とそっくりな程似ているのがこの「揉み解し(もみほぐし)・マッサージ」なのだとか。料金もそれぞれ、当り外れもあるのが当然で、道楽ではないが生活に必需なサービスなのだとか。男性からは理解出来ないだろうが、女性にとっての風俗に相当するのかも知れないとも述べている。身体の疲れ・凝(こ)りを解消して呉れる意味では身体的であるが同時に心も癒(いや)されるのだそうだ。-------
昔なら、母親の肩叩きは子供の仕事であったが、最近の子供は塾で忙しい。肩叩き券を作って母親にプレゼントした思い出のある娘さんなら、街のリラクゼーション店に母娘で訪れるのも有な時代となっているようだ。------
世界遺産・古都奈良の三条通りにも整体の店が多く開業しているが、外国人観光客の来店は少ないのだとか、整体の本場は韓国や中国であり日本の整体ではレベルが低くて料金だけ高いため、外国人観光客のトップの中国人も2位の韓国人も3位の台湾人も来なくて主に国内客向けの店だとか。一時期、健保を使えると宣伝していた整体だが、捻挫・骨折でない限り肩凝りの解消だけでは健保利用できなくなったそうである。
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