負けてない組？

美容院で髪を切り、その後、歯医者に行き、みっちり1時間治療して頂きましたよ。
久々の歯医者はやっぱり痛かったなぁ。通算で4回目の治療になりますかね。
3月は一度も通わなかったせいか、財布に診察カードを入れ忘れてしまいましたよ。
歯科衛生士さんから、「最初の頃に比べれば痛みも和らいできましたよね？」と聞かれ、
「まぁ、そうですねぇ・・」と答えるのがやっとでしたｗ　次回は2週間後、5回目の治療
で歯茎の腫れが収まれば、いよいよ虫歯治療に移るらしいです。。

午後に帰宅して何気なくテレビをつけたら、某局の情報番組がオンエア中で、
ネットカフェで暮らす若者たちの実態を取材していました。
マンスリーレオパレスみたいにネットカフェの個室を借り、長期滞在しているんですね。
確かに室料は賃貸物件より安いと思いますけど、若い女の子も居て、心配になりましたね。
ネットカフェに代わる、手頃で安全な場所を他に見つけられない、現代社会の現実があると
思いました。シェアハウスなどまだまだ敷居が高いのかもしれない。

その中の一人の男性は短期バイトで生活を繋いでいて、飲食店や居酒屋で欠員が出た時に
スポット的に仕事に入り、日雇い収入を得ているようです。
ネットカフェで生活しながらも、仕事はちゃんと出来るから、短期バイトをこなして
お金を稼いでいる、それは一つの生き方として成り立つと思いました。
現状のままネットカフェを利用出来ればの話ですが・・。

ご本人の言葉で、自分は勝ち組ではないが、負け組ではない、と。負けてない組だと答えていました。
こんな状況で生活しているけども、俺は全然負けてないよ、ということなんでしょう。
めげてないというか、下を向いていないというか、悲観していない、という意味かもしれない。
この日本で凄いサバイバルしながら生きている、仕事も頑張れる人なんだと思う。
正社員として勤務していたお店は上司（店長）と上手くいかなくなって辞めた、というのも、
たぶん自分の方が上にいる人間より上手く出来るという自信があったからではないか、と
勝手に思いました。少し共感出来るコメントだったもので・・。

今の日本人はみんなと同じであることに安心を得て、人並みの生活が出来ることに安定を感じる。
多くの日本人の幸せとは、安心であること、安定であることなんだと。何かの番組でやっていた。
自分もその社会の一員として生きてきたけれども、飛び出したわけで。
ネットカフェで毎日を生きる若者とは状況は違うものの、彼らが感じていることは多少理解出来るなと
思いました。

お金があれば出来るのか？それも一理あるが、お金があっても出来ない人が現実にいる。

それは決断出来ない人。状況が整っているのに勇気を出して一歩踏み出せない人だ。

現実に居るんだよね。お金もある程度持っていて、家もあって、社会のセーフティネットで守られて
いるのに、行動できない人たち。

では自分が本当に負けてない組なら、決断が下せるのだろうか？

自分は負けてない組なら、もう一歩前に、少し勇気出して踏み出してみたらいいのに。

成功とは、やったもの勝ちなんだよ。

だからこそ、自分は頑張らないといけない。また少し背中を押された気がする。