ドレスデン2日目は,最初にドレスデン城に行きました。
以前にドレスデンに行ったときはドレスデン城はボロボロで,君主の行列くらいしかまともにみられるものはありませんでした。現在ではドレスデン城も随分再建されているようです。
今回,楽しみに出かけたのは,宝物館「緑の丸天井」です。日本から入場券を買って入場時間の予約までとって出かけました。入り口で非常に厳重な手荷物検査を受け,コート,カメラやカバンは全て取り上げられて,入場しました。ザ
クセン選帝侯が集めた金銀,白金,宝石,琥珀,象牙などありとあらゆる財宝の部屋を見るのですが,こういうもの展示にはありがちなことなのですが,すごいとは思いつつも印象に強く残るものはありませんでした。なお,「緑の丸天井」は盗みを恐れてか,何と退出時にまで厳重な身体検査を受けました。
緑の丸天井の宝物の例
ついでに,一つ上の階にある,「新・緑の丸天井」にも行きましたが,身体検査の厳しさはなかったものの,同じような印象でした。ただ、頭の上に珊瑚が乗っている人物の像は面白かったです。
その後,ブリュールのテラスと呼ばれるエルベ河畔の散歩道を散歩しました。
ブリュールのテラスへの階段
ブリュールのテラスからみたエルベ川とアウグストゥス橋(後記)
ブリュールのテラスには「アルベルティヌム」という比較的近代の芸術の絵画や彫刻を集めた美術館がありますが,2010年まで改修中で閉館でした。
ブリュールのテラスでお目当てのカフェに入ろうとしましたが,営業しておらず,Kunst Café Antikという別のカフェで昼食をとりました。味は今ひとつだったかもしれません。
その後,橋を渡ってノイシュタット地区(新市街)に行きました。
この橋はザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト1世(アウグスト強王)にちなんで「アウグストゥス橋」と呼ばれています。森鴎外の小説「文づかい」にもこの橋を行き来する話があったやにきいています。
ちなみに,社会主義の時代は,この橋は共産主義者の名前にちなんで「ゲオルギー・ディミトロフ橋」と呼ばれていました。ゲオルギー・ディミトロフとは,ブルガリアの初代大統領で,ベルリンの帝国議会放火事件の犯人として起訴された人物です(いずれ,ゲオルギー・ディミトロフ裁判のことは紹介します。)。
橋の途中に北斎風の絵と思わしき波の絵があったのですが,数年前のドレスデン大洪水の際にはここまで水位が上がったということを表しているものでした。
ノイシュタットではフリードリヒ・アウグスト1世(アウグスト強王)の騎馬像を見ました。ところで,アウグスト強王は随分と子だくさんとか。「強王」の「強」はそちらの意味もあるのかなどとつまらぬことを考えてしまいます。
そして,旧市街に戻りじっくりと時間をかけて君主の行列を見ました。
そして,楽しみにしていたフラウエン教会(聖母教会)を見学しようと思ったのですが・・・
何と私たちがドレスデンを発つ11日の11時にミサがあり,それが終わるまでは一般公開していないということがわかりました。
とても残念でショックで,フラウエン教会とその前にたつルターの写真を撮りながら呆然としていたのですが(冒頭の写真がその写真です。),フラウエン教会の頂上には登れることがわかり,エレベーターで登って,さらに徒歩で歩きながら内部の写真をガラス越しにとりました。
やはり内部を閉鎖して清掃作業をしているようでした。
頂上から見たドレスデンの景色もすばらしく,望遠レンズを使ってノイシュタットのフリードリヒ・アウグスト1世(アウグスト強王)の騎馬像の写真を撮りました。
さらに近くのカフェに入ったり,ウィンドウショッピングをしたりして,ベルリンよりはゆったりと過ごしました。
最後には宮廷教会に行きました。
教会の上部にある彫像が有名で,夜にはライトアップされるのだそうです。
もう少し彫像をアップしますとこんな感じです。
教会の祭壇画
以前にドレスデンに行ったときはドレスデン城はボロボロで,君主の行列くらいしかまともにみられるものはありませんでした。現在ではドレスデン城も随分再建されているようです。
今回,楽しみに出かけたのは,宝物館「緑の丸天井」です。日本から入場券を買って入場時間の予約までとって出かけました。入り口で非常に厳重な手荷物検査を受け,コート,カメラやカバンは全て取り上げられて,入場しました。ザ
クセン選帝侯が集めた金銀,白金,宝石,琥珀,象牙などありとあらゆる財宝の部屋を見るのですが,こういうもの展示にはありがちなことなのですが,すごいとは思いつつも印象に強く残るものはありませんでした。なお,「緑の丸天井」は盗みを恐れてか,何と退出時にまで厳重な身体検査を受けました。
緑の丸天井の宝物の例
ついでに,一つ上の階にある,「新・緑の丸天井」にも行きましたが,身体検査の厳しさはなかったものの,同じような印象でした。ただ、頭の上に珊瑚が乗っている人物の像は面白かったです。
その後,ブリュールのテラスと呼ばれるエルベ河畔の散歩道を散歩しました。
ブリュールのテラスへの階段
ブリュールのテラスからみたエルベ川とアウグストゥス橋(後記)
ブリュールのテラスには「アルベルティヌム」という比較的近代の芸術の絵画や彫刻を集めた美術館がありますが,2010年まで改修中で閉館でした。
ブリュールのテラスでお目当てのカフェに入ろうとしましたが,営業しておらず,Kunst Café Antikという別のカフェで昼食をとりました。味は今ひとつだったかもしれません。
その後,橋を渡ってノイシュタット地区(新市街)に行きました。
この橋はザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト1世(アウグスト強王)にちなんで「アウグストゥス橋」と呼ばれています。森鴎外の小説「文づかい」にもこの橋を行き来する話があったやにきいています。
ちなみに,社会主義の時代は,この橋は共産主義者の名前にちなんで「ゲオルギー・ディミトロフ橋」と呼ばれていました。ゲオルギー・ディミトロフとは,ブルガリアの初代大統領で,ベルリンの帝国議会放火事件の犯人として起訴された人物です(いずれ,ゲオルギー・ディミトロフ裁判のことは紹介します。)。
橋の途中に北斎風の絵と思わしき波の絵があったのですが,数年前のドレスデン大洪水の際にはここまで水位が上がったということを表しているものでした。
ノイシュタットではフリードリヒ・アウグスト1世(アウグスト強王)の騎馬像を見ました。ところで,アウグスト強王は随分と子だくさんとか。「強王」の「強」はそちらの意味もあるのかなどとつまらぬことを考えてしまいます。
そして,旧市街に戻りじっくりと時間をかけて君主の行列を見ました。
そして,楽しみにしていたフラウエン教会(聖母教会)を見学しようと思ったのですが・・・
何と私たちがドレスデンを発つ11日の11時にミサがあり,それが終わるまでは一般公開していないということがわかりました。
とても残念でショックで,フラウエン教会とその前にたつルターの写真を撮りながら呆然としていたのですが(冒頭の写真がその写真です。),フラウエン教会の頂上には登れることがわかり,エレベーターで登って,さらに徒歩で歩きながら内部の写真をガラス越しにとりました。
やはり内部を閉鎖して清掃作業をしているようでした。
頂上から見たドレスデンの景色もすばらしく,望遠レンズを使ってノイシュタットのフリードリヒ・アウグスト1世(アウグスト強王)の騎馬像の写真を撮りました。
さらに近くのカフェに入ったり,ウィンドウショッピングをしたりして,ベルリンよりはゆったりと過ごしました。
最後には宮廷教会に行きました。
教会の上部にある彫像が有名で,夜にはライトアップされるのだそうです。
もう少し彫像をアップしますとこんな感じです。
教会の祭壇画
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