帰ってきたFamily Physicianの独り言

札幌で家庭医療研修プログラムのディレクターをしています

帰国して7ヶ月が過ぎました・・・

2009年02月02日 | 家庭医療
日本に帰り、札幌で家庭医をしています。研修医にも囲まれ、新しいものを作る喜びを感じながら日々が過ぎていきます。
アメリカから帰ってきてもう半年あまりが過ぎました。すっかりこちらに馴染んでしまい、ピッツバーグでの生活が少し遠いものに感じられるようになってしまいました。


今日はパートナーのH先生のことを少し。

H先生のことを初めて知ったのは沖縄で研修医をしていた頃。卒業したレジデントの中で伝説だったのがH先生。優秀で、怖くて、同期のレジデントよりもどんどん先に進んでいく。そんな話からさぞかしすごい先生だったのだろうと想像していました。

このH先生と一緒に働くことが決まったのは2005年の5月。少しずつ自分たちのビジョンを共有し、夢を語り、覚悟を決めていくプロセスがありました。ひとつひとつが忘れられないものです。ようやくここまでこれました。

一足先に帰国してこちらで仕事を始めたH先生は、今では院内の誰からも「内科一般のこと、感染症のことで何かあったらH先生に聞く」と言われています。法人の理事長夫人もこのH先生に診てもらいにやってきます。臨床面では全然かないません。今はとにかく新しい現場を作ることで精一杯ですが、それに専念できるのもH先生が臨床もAdminも目を光らせてくれるからこそです。

こんなすごい人と、これから一緒に仕事ができるというのが今は一番の宝だと感じています。出会いに感謝。そして結びつけてくれたA先生にも感謝。

岡田先生もパリのS先生もコメントいただいていたのに、今日まで気付きませんでした。すみません。そしてありがとうございます。こうしてたくさんの先輩に気にかけてもらって、声をかけていただいているから進んでいけます。


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マイペースで (familydoc)
2009-02-04 13:15:57
マイペースでいいと思います.
返信する
blog再開! (Wolverine in Paris)
2009-02-21 18:00:32
H先生も同じところに今居るんですね。MSUフリントでのレジデンシーの頃から知っています。松下君と並んで優秀レジデントでした。MSU、Shadysideは本当に日本の家庭医療の発展に貢献しております。
 小嶋先生のいい評判はあちこちで聞きますので、ロールモデルとして若い方々を引っ張っていってあげてください。楽しみにしております。
 チャンスがあれば是非訪問させていただきたいと思っております。
返信する
よろしくお願いします (Haj)
2009-03-14 11:35:12
コメントありがとうございます。今頃更新しているような状態です・・・

1+1=2ではなく、それ以上の効果があると信じています。心強く日々進んでいますので札幌においでの際はぜひご連絡ください。ご案内したいと思います。
返信する