バリボーママのひとりごと♫

福岡発東京経由シカゴ行!ご主人様よっちゃんの仕事の関係でシカゴへ。約7年の駐妻生活を経て帰国、今に至ります☆

トンネル week9 つまり…少し成長したかな、ってこと。

2017年03月09日 | シカゴ中学校

だらだらとミーティングのことを時系列で書いていると、
頭の中がだんだん整理されてきて、落ち着いた(笑)

結局、こんなことだったんだろうと思う。


日本人サイド

渡米から今まで、がんばってきたけど
とても楽しかった一時帰国をきっかけに
「なんでアメリカにいるんだろう」
「なんで親友Rのいない淋しい環境にいなければならないのだろう」
「日本にやっぱり帰りたい」
と思って心を患った王子

加えて、グレーな空の寒いシカゴの冬
太陽を浴びて外にいることが多かった王子は
ちょっと季節鬱のようなことになってしまい

学校に行きたくても、体が反応して行けなくなってしまった。。。


それでも、だんだんと自分の心を整理し、
少しずつまたこの環境に慣れようと努力していたけど、
何に関してもアタシに似てスロースターターな王子は
なかなか元の健康な心の状態に戻るのに時間がかかった

そんな王子を理解していたアタシたちは
彼のリズムで、彼のタイミングで立ち上がるのを待って
そこからまたもう一度やり直せばいい、と思っていた



アメリカ人サイド

新学期から何にも問題なく勉強も学校生活も送っていたのに
なぜ突然勉強が難しく感じ、学校に行きたくなくなったのか

心を閉ざし、人形のように感情も表情もなく、
心が壊れていくような王子を見て、いてもたってもいられず
カウンセリングやセラピーなど
彼のためにできる最大限の可能性を探していた
(これが言葉のしっかり通じる子なら、ここまで大変には感じなかったのかもしれない)

学校に来れたときには
できるだけ早く順応できるように
クラスに行くことを勧め王子を励まし続けた

そんな学校側の努力も空しく、よくなったり悪くなったりを繰り返すのをみて
自分たちには何もしてあげられることがないのかもしれない、と
いろんな教育機関・医療機関に相談し、
日本人の多い学校に転校するのも彼のためかもしれないと提案してきた

このままじゃ彼がどんどん悪くなり、取り返しのつかない状況になるかもしれないと
焦り、結果彼を急かし、やることなすことうまくいかず四面楚歌だった


随分大きなくくりで「サイド」という言葉を使ったけれど(笑)
やっぱりサイド、なんだよ。アタシにとっては。
なかなか交われない、わかりたくても分かり合えない「サイド」


でもさ、
こうやって、落ち着いて時系列を追っていくと
お互いのサイドが「王子のため」と思ってやっていたことが
違った形で伝わり、誤解を招き、
親と先生という立場が加わってますます理解しあえなくなってしまったのかも、と思う


とにかく、ベクトルが同じ方向を向いていることが分かった今は
もっとお互いの違いを認め合って、解決策を探せる気がします

王子のことでの学校との話し合いは、きっとまだまだ続くだろうけど、
「サイド」を理解したうえで、「チーム」としてやっていける。
今ではそんな風に思えるようになりました。


つまり、
王子だけではなく、
みんながそれぞれ、
一段理解の階段を上った、ってことです
やっぱり最後は感謝しかありません。

何が言いたいか、まだわからんけど(笑)
ま、そんな感じ。