中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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アシニボイン紀行;第1日目(1);東京国際空港(成田空港)

2015年10月01日 07時15分06秒 | カナダ・アシニポインハイキング

                      <成田エキスプレス19号11号車5D席から車内を写す>

  アシニボイン紀行;第1日目(1);東京国際空港(成田空港)
            (アルパインツアー)
      2015年9月21日(月)~29日(火)
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第1日目;2015年9月21日(月)


<いよいよ旅立ちの朝だ>

■まずは大船駅へ
 いよいよ出発日の朝である.
 何時もより少し遅く4時に起床する.そして,ブログと趣味人倶楽部の記事のメンテナンスを終える.私は,自然を満喫するためにカナダへ旅立つので,コンピュータ類は一切持参しないことにしている.したがって,今朝,ブログを兼手何素した後は,9月末日まで,一切,PCには手を触れない覚悟である.
 8時頃,自宅を出発する.
 私は大船10時09分発成田エキスプレス19号に乗車する積もりである.だから,8時頃,早々と出掛けるのは,いくら何でも早すぎることは百も承知しているが,幼少の頃から,決められた時間の1時間ぐらい早く目的地に到着していないと気が済まない性格である.だから,何時も,目的地に到着してから時間を持て余すことになる.
 ”今日も,大船駅で時間を持て余すな…”
と確信しているのに,この奇妙な性格は治らない.
 私は,背中には機内持込用の手回り品を入れたリュックを背負う.そして,着替え,トレッキングシューズ,ストックなどを入れたスタッフバッグを引きずって,自宅近くの湘南モノレール駅に向かう.なだらかな下り坂が続く約数百メートルの道のりである.静かな住宅地に,スタッフバッグのキャスターが,ゴロゴロと音を立てる.
 湘南モノレールの某駅からモノレールの電車に乗って,8時20分,大船駅に到着する.
 私は,大船駅10時09分発成田エキスプレス19号に乗車する予定である.まだ発車時間には十分すぎる時間がある.そこで,大船駅構内のBecker’sでコーヒーを賞味しながら,時間潰しをする.困ったことに同じ店に30分ほども居ると,もうこの店を出たくなってくる.
 まだもう少し我慢して,同じ店にいればいいものを,気分転換のために,9時05分,改札口を通って,駅構内の別の店に入り直して,またコーヒーを飲み直すという無駄なことを繰り返す.
 ”このせっかちすぎる性分,何とかならないかナ…”
と自分でも思案しながら…


<大船駅Becker'sで朝食>


■成田エキスプレスで成田空港へ
 9時52分,コーヒーショップを出て,大船駅6番線ホームへ向かう.
 10時丁度に成田エキスプレス19号11号車5D席に座る.7両編成の列車である.この列車は東京駅で新宿方面から来た列車と連結するようである.
 この列車に乗ると,いよいよ海外へ出掛けるぞという気分になる.私にとって,今回は何回目の画以外旅行になるんだろうか.現役時代の海外出張も数えると,多分,30~40回ぐらいにはなるだろうが,それでも”さて海外”となると,どうしても気持ちがアップセットされてしまうのは止むを得ないのかもしれない.
 列車は空いている.
 大船を発車するときに,11号車に乗車している乗客は私1人.浜を発車するときも乗客は座席の10パーセント程度.
 11負04分,新宿からの列車と連結して,東京駅を発車する.乗客の数は座席の約30パーセント程度で空いたまま.私は2人分の席を占領して,ゆったりとした気分で,列車の旅を楽しむ.
 11時57分,終点の成田空港(第1ターミナル)に到着する.
 
<大船駅から成田エキスプレスに乗車>


<成田エキスプレスの車内と切符>

<成田空港>

■まずは両替
 ゴロゴロとスタッフバッグを引きずりながら成田空港の改札口を通過する.
 以前は,改札を出たところでパスポートと荷物の検査が行われていたが,今回はこの検査が省略されているようである.
 改札口近くにある銀行窓口に立ち寄る.
 まずは,いくらかのカナダドルを準備しなければならない.私は旅行中にアルコールを飲むことも殆どないし,帰国の際に,あちこちに土産品を購入するつもりもない.また,今回はパック旅行なので,旅行中の諸事時代など大半の滞在費はパック旅行の代金に入っている.現金がなくてもクレジットカードで決済も可能なので.
 “現地通貨など要らないかな…”
とは思ったものの,
 ”待てよ…そうは言ってもチップ? カナダにチップの習慣があるのかな…でも,ちょっとだけ現地通貨に変えておこうか…”
という訳で,1万円だけ現地通貨に変えることにする.
 変換レートは,
       100C$=10,172円
 したがって,
       1C$=約102円
である.まあ大体,1C$が100円と思えば良い.
 それにしても,一時期に比較して,円も随分と安くなったものだ.


■南ウイング売店をブラブラ
 12時20分,まだ集合時間までには1時間ほどの余裕があるので,集合場所を確かめてから,空港内をウインドウショッピングしようかと思う.
 そこで,まずは南ウイング4階の出発ロビーにある団体総合Kカウンターに立ち寄って見る.
 カウンターに近付くと,今回のツアーリーダーTMさんが目ざとく私を見付けて,
 「FHさんですか…」
と話しかけてくる.TMさんとは初対面なのに,目ざとく私を見付けるとは…! さすがにプロは違うなと感心する.
 TMさんは,アルパインツアー(大阪)の社員の方.溌剌とした好青年である.
 私は,スタッフバッグをTMさんにお預けして,暫くの間,南ウイングの売店などをぶらつくことにする.
 なお,私達を受け付けたカウンターの隣は近畿ツーリストのカウンターである.私達と同じ飛行機でカナダに向かう団体のようである.総勢40人とかで大規模である.

<Kカウンター前;写っている人たちは近畿ツーリストのグループ>
 
グループメンバーとの初顔合わせ
 特段買い足すものもないので,売店を一回りしただけで,12時30分頃,再び集合場所に戻る.
 集合時間は11時00分だが,10時40分頃にはほぼ全員が揃う.
 今回のツアー参加者は10名.内,夫婦連れが3組,単独参加は男性2人,女性2人,合計10名.内訳は男性5人,女性5人.どうやら,またもや,私が最高年齢のようである.
 参加者を住所別で見ると,大阪吹田2人(夫婦),山梨2人(夫婦),埼玉狭山2人(夫婦),東京立川1人(女性),埼玉川越1人(女性),千葉柏1人(男性),神奈川鎌倉1人(中性,間違えた男性)という顔ぶれである.
 後で伺うと,私以外は全員現役.サンデー毎日氏は私だけ.さらに後期高齢者も,どうやら私一人だけのようである.
 ”こりゃあ~…参ったナ!”
 私一人,落下傘で,1世代下のグループに飛び降りたような気分になる.
 ”一体,この先,どうなることやら…”
 私は,何とも言えない切ない気分になる.
 ”果たして,こんな若い世代と一緒に歩けるだけの脚力がアるンかな~ぁ…?”

<搭乗前の諸手続>

■搭乗手続き
 旅行社の社員に先導されて,まずは搭乗手続きを行う.親ガモの後を追う小ガモのように,この社員に後を追う,はぐれては大変である.
 最初に自動搭乗手続機の前に連れて行かれる.そこで,何やら画面に出てくる質問や入力をスクリーンに現れるボタンを押しながら進める.
 大した操作ではないが,こんな機械を操作するのは,初めての経験なので,少々戸惑う.
 窓口業務が,機械化されるのは時代の趨勢で仕方がないことだが,窓口の係員との会話なしに発券が行われるとは…古い時代の私にはちょっとした違和感を感じないわけにはいかない.
 私達のグループのかなりの人たちが,私同様に戸惑いながら,何とか搭乗手続きを済ませる.

■受託手荷物(チェックインバッゲージ)の預け入れ
 つづいて,窓口で受託手荷物を預け入れる.私の受託手荷物の重量は14.5キログラム.受託手荷物の上限が23キログラムなので,私の手荷物はかなり少なめである.
 手荷物を預け入れてから,搭乗時間までは自由時間である.
 ”さて,どうしよう…?”

■セキュリティチェックと出国手続き
 特段やることもないので,私はそのまま搭乗ゲートへ向かうことにする.
 13時35分,セキュリティチェックを受ける.私の機内持込手荷物(キャビンバゲージ)は中型リュックサック1個.中には着替え1組,洗面用具,地図,ノート,筆記用具などが入っている.
 勿論,持ち込み手荷物とボデーチェックは問題なく通過する.
 続いて,13時41分,出国手続きを済ませる.こちらも,窓口は空いていて,ほとんど待ち時間なしで通過する

■遅めの昼食
 本日の搭乗ゲートは42番.
 長い廊下をブラブラ,ノンビリと搭乗ゲート42に向けた歩く.
 途中で,同行のSZKさんと一緒になる.
 「まだ,時間があるので,ゲート近くで,軽く食事でもしましょう…」
ということで,ゲート近くの軽喫茶に立ち寄る.今回が出発前の「円」による買い物の最後である.
 SZKさんとは,これからの旅行で,終始,同室で過ごすことになる.SZKさんは東京近郊で現役で御活躍の方である.
 食事をしながら,SZKさんのシベリア鉄道の旅,メンヒ登頂などの話を楽しく伺う.
 15時を過ぎる頃,ゲート42付近は旅行者で一杯になる.そろそろ搭乗時間にやるようである.

<遅めの昼食>
                                          (つづく)
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「カナダアシニボインハイキング」の目次
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「カナダアシニボインハイキング」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/dae26e12affc9d89924fbd7f43fe2942

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.







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