中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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緑陰と風景楽しむ“ゆる登山”;丹沢;塔ノ岳(今年50回目)

2012年09月30日 07時29分57秒 | 丹沢の山旅

                          <花立山荘から相模湾を望む>

  緑陰と風景楽しむ“ゆる登山”;丹沢;塔ノ岳(今年50回目)
            (単独登山)
      2012年9月29日(土) 晴

今朝は身体が重い
 何時ものように5時10分に家を出発する.外はまだ真っ暗,ようやく東の空が白みかけている.足許でコーロギが鳴いている.何となく身体が重い.それもその筈,展覧会に出品する水彩画(20号)を漸く苦心惨憺の末,搬入代行業者に手渡したばかりの虚脱感からまだ抜けきっていない.それに昨夜は”明日は塔ノ岳に登るぞ”と決めて20時頃就寝したのに,22時頃,もう目が覚めてしまう.完全にリズムが狂っている.その後,“何とか眠らなければ・・”と気分ばかり焦ってしまい,なかなか寝付けない.
 「まずいな・・・これは!・・」
と思っている内に,時計は今朝の1時を過ぎている.
 いよいよ切羽詰まる.目を瞑っているとウトウトしているのか,まるで細切れのへんてこりんな夢を何回も見る.その内に,2時を過ぎ,3時を過ぎる.
 「ええぃ・・! なるようになれ!」
で,4時に起床する.
 気分は最悪.身体が重いだけでなく,尾籠な話だが,通じも出そうで出ない.フン詰まっている.
 今日は土曜日.小田急電車は休日ダイヤである.小田原駅での乗換え時間はタップリ6分もある.今日の渋り腹の私は大助かりである.
 例によって,電車が新松田に到着する手前で,富士山と矢倉岳が重なるところを写真に撮ろうとしたが,今日の富士山は分厚い雲の中,残念.
 渋沢駅で大倉行き一番バスに乗車する.休日なので登山客が多い.勿論,私は立ち席.辺りを見回すと韋駄天のTさん,韋駄天のS藤さん,三角髭のTさん,編集長のY川さん,U村さん,M多さん,N村さんなどの顔が見える.
 バスは定刻より3分ほど早く渋沢駅を発車する.伺うと,このバスは臨時.
 6時56分に大倉に到着する.

■ご常連と前後して・・
 バスが大倉に到着すると,すぐに何人かのご常連が歩き出す.私も少し遅れて,韋駄天のTさんや顔見知りの女性と一緒に,7時01分に大倉から歩き出す.ストレッチもそこそに・・・
 韋駄天のTさんが,ドングリ山荘前の舗装道路で.
 「ここんところが結構急坂で嫌なところですよ・・・」
と私に話しかける.私も同感! なまじ舗装道路だけと,歩き出して直ぐの急坂なので,私もいつもこの辺りでへばってしまい,同行の方に置いて行かれてしまうところである.
 そんな雑談をしていると,後ろから,
 「ヤッ・・!」
と片手を挙げて丹沢ウッズさんが,私達を軽快に追い抜いていく.
 「今日は,丹沢ウッズさん,橋本まで走って行かれるんでしょうね・・・」
と噂をしながら,ウッズさんを見送る.ウッズさんの後ろ姿は,たちまちの内に小さくなる.
 8時07分,登山口を通過する.私のすぐ前方に,めずらしく韋駄天のS藤さんと,K井さんの後ろ姿が見えている.しかし,お二人の歩行速度が速いので,私との距離はたちまちの内に開いてしまう.
 一方,韋駄天のTさんは同行の女性と一緒に歩かれているようなので,何となく私だけの一人旅になる.
 
<大倉からご常連と前後して歩き出す>

■朝日を浴びるススキと相模湾
 7時24分,観音茶屋を通過する.まだ朝が早いから観音茶屋は開いていない.茶屋の傍らにある観世音菩薩に申し訳程度に挨拶をして通過する.昨日の強風で吹っ飛んだ小枝が登山道に散乱している.
 7時41分,見晴茶屋を通過する.
 茶屋の前に群生しているススキが朝日を浴びて白く輝いて見える.その先に雄大な相模湾が見渡せる.
 「秋らしい風景だな・・・素晴らしい!」
 私は独り言を言いながら,ススキと相模湾の写真を撮る.
 ススキの写真を撮るのに夢中になったためか,それとも私の頭がぼけてしまったためか分からないが,晴階段の途中まで登ってから,見晴階段登り口で定点観測の写真を撮るのを忘れる.”オレも呆けたな”と一人で失笑する.
 見晴階段に差し掛かる頃,三角髭のTさんと一緒になる.




<見晴山荘からススキ越えに相模湾を望む>

■駒止茶屋
 私はまだ白内障手術後の仮免許中,眼に汗が入らないように細心の注意を払っていなければならない.なので見晴階段を汗が噴き出ないように慎重に登り続ける.そんな私を若い男女数名のグループが追い抜いていく.所詮,若い人には勝てないなと思いながら,7時55分,一本松を通過する.
 今日は少し余計な水と,iPad一式をリュックの中に入れているので,リュックの重量は8キログラムを超えている.何時もより,たった2~3キログラムしか重くないはずなのに,急な登り坂では,この“たった”が結構堪える.
 一本松の上のベンチで,私を急ピッチで追い抜いて行った若い集団がヘタヘタと座り込んでいる.先週,ご常連のお一人が,このベンチで山ヒルに襲われたと聞いていたので,この若い方々に注意をしようかとも思ったが,余計なお世話かも知れない・・・ということで言いそびれる.
 “これで良かったんかな・・?”
 駒止階段の登り口で,私のすぐ後ろに居られる三角髭のTさんに先に行ってもらう.今の私にはとてもTさんに付いていく体力はないからである.
 駒止階段を登って,8時09分に駒止茶屋を通過する.大倉からの所要時間は1時間08分.つい2~3年前までは,大倉から駒止茶屋まで丁度1時間程度で登っていたことを考えると,随分と体力が落ちたなと実感する.

<駒止階段に差し掛かる>

■頭だけ覗かせる富士山
 堀山の尾根に入る.今日は多少蒸し暑いが,ここまで登ると実に気分が良くなる.
 やがて,富士山展望の場所に到着する.どなたかが富士見平と呼んでいるところである.展望場所で,三角髭のTさんが何かをしている.
 残念ながら富士山は頭を一寸だけ覗かせたまま,雲に隠れている.
 「坂道は速く歩けないので,平らな所だけは,先に行かせてもらいます・・・」
と三角髭のTさんに言い訳して,そのまま通過する.堀山からの下り坂は,かなり歩行速度を上げて歩く.

<富士山の頭だけ見える>

■Kシゲさんとバッタリ
 8時29分,堀山を通過する.丁度そのとき下山してくるKシゲさんとバッタリ.
 例により,
 「ヤア,ヤア,・・・」
で握手.何時も元気なKシゲさんから“若素”,つまり“若い活力の素”を注入して貰う.
 すぐに三角髭のTさんが私に追い付く.そこで3人で記念写真を撮る.

<Kシゲさん達とバッタリ>

■萱場平
 8時25分,堀山の家に到着する.小草平のベンチで数名の登山客が休憩を取っている.小草平からの富士山の眺望を期待していたが,やっぱりここでも富士山は分厚い雲の中である.
 ここからは三角髭のTさんに先へ行ってもらう.
 登るにつれて,私と三角髭のTさんとの距離は次第に広がっていくが,それでも終始私の視界の中にTさんの姿が見えている.
 8時45分,戸沢分岐を通過する.ズボンのポケットからノートを取り出して,場所と時間を記帳する.ついで,8時47分,萱場平に到着する.
 例によって定点写真を撮る.カメラを取り出すときには,木道の先に三角髭のTさんの姿が見えていたが,シャッターを押したときには視界から消えてしまった.

<萱場平>

■ど根性アザミ
 もう,私は,三角髭のTさんの後を付けようという気力が失せた.
 私は,木道の間に自生しているど根性アザミに敬意を表して写真を撮る.もうすぐ秋も深まって,寒い冬がやってくる.当然このアザミも枯れてしまう.
 “1日でも長く元気で居てくれよ・・・”
とアザミを励ます.

<ど根性アザミ>

■シンドイ急坂は“ゆる登山”だ
 萱場平を通過して,狭い階段道を登りきる.すると道幅が広い階段道になる.前方には,三角髭のTさん,K井さんの姿が見えている.追い付こうかなと邪心が頭をもたげるが,待てよと自制する.
 8時52分,私の後ろから音もなく近付いてきた韋駄天のTさんが,
 「すれ違う人と雑談をしている内に,随分と遅くなっちゃいました・・・」
と言いながらながら私を追い抜いていく.凄い速度である.たちまちの内に,韋駄天のTさんと私の距離が広がる.
 どうせ前を歩くご常連に付いて行けないんだったら.“ゆる”登山だと開き直る.
 半ば諦めムードではあるが,まるで新緑を思わせる木々の緑を楽しみながらの登山は,結構,楽しい.木々の緑陰が実に心地よい.

<萱場平から先の急坂>

■花立山荘
 後7分坂(正式には花立階段)に差し掛かる.
 何時もより重いリュックが肩にとても厳しく感じる.それもその筈,体重約61キログラムの私が8~9キログラムのリュックを背負っているので,体重と合計すると,衣服や靴を含めて優に70キログラムを超えている.これではシンドイ筈である.
 でも,60歳代前半の時代の私は,小太り気味で,体重が74~75キログラムほどあった.今,シンドイ思いをして登っている重さより,さらに体重があったので,これはもう驚きである.
 あれから山登りを始めたおかげで,今の私のBMIは22程度で理想的な体重をキープしている.
 あまりに坂道がシンドイので,ノソノソと登っていると,階段の途中で下ってくる韋駄天のN村さんとすれ違う.すれ違いざまに一言二言挨拶している内に,何時の間にか,私のすぐ後ろに迫ってきたM田さんに追い抜かれる.
 シンドイ思いの私はM田さんに付いていくことができない.
 M田さんから階段を数十段遅れて,9時22分,漸く花立山荘に到着する.
 花立山荘前のベンチで,かなりの登山者が休憩を取っている.ご常連の皆さんも何人か居られる.私のすぐ前を登っていたF田さんもベンチで腰掛けている.
 私は亀のようなノロ足だが,そのまま休まずに皆さんの前を通過する.どうせすぐに追い抜かれるに決まっているから・・・
 今日の大倉から花立山荘までの所要時間は2時間21分.いくらリュックが重いとか,スベッタコロンダと言っても,あまりに時間が掛かりすぎる.せめて2時間10分代で楽に登れる体力が欲しい・・・“ゆる登山”なんて格好良いこと言っているが,本音では花立山荘まで2時間10分代で登りたい.これ実感である.
 “あ~ぁ! オレも結局は悟れていないな・・”
 私の心の中に巣喰っているもう一人の私が,
 「お前さん,何だかんだと屁理屈を付けて言い訳しているけど,とどのつまり,どんなに頑張っても,今以上に速くは歩けないんだよ・・・屁理屈は要するに“
負け惜しみ”なんだよ」
 「何だと! この野郎!」
と私は.もう一人の私に楯突いてみるが,
 ”うん,実は・・・よく考えればそのとおりかもしれないな”
と妙に納得する.
 
<シンドイ花立階段>                    <花立山荘前のベンチ>

■素晴らしい眺望の花立山
 私には,花立山荘から花立山までのガレ場が,大倉尾根の中で一番きついような気がする.なまじ,先が見えているのに,坂道が結構シンドイ.今日も,フウフウ,ハアハアで冴えない調子で,花立山荘から花立山まで,9分も掛けて登る.
 9時32分,ようやく花立山を通過する.
 花立山山頂から.雲間の富士山がとても素敵に見えている.

<花立山から富士山を望む>


<花立山から相模湾を望む>

■道草を楽しむ
 私が写真を撮りながら登っている間に,F田さん,K井さんなど花立山荘で休憩を取っていたご常連に追い越される.その後はご常連の皆様とつかず離れずの間隔を保って登り続ける.
 9時27分,金冷シを通過する.金冷シを過ぎて最初の階段を登っていると,同じバスに乗車していたU村さんが早々と下山してくる.ここで立ち話.
 どなたかが,
 「もう一度登りましょうよ・・・」
とU村さんをお誘いする.
 「いえ・・・台風が来るので,ちょっといろいろしなければ・・」
ということでお別れする.

<金冷シを過ぎて最初の階段にて>

■塔ノ岳山頂
 ここまで登ってくれは山頂まであと僅か.速く登っても遅く登っても,そんなに所要時間に差が付くわけではない.だから,とても楽な気分で登ることができる.ご一緒している皆様も,ユックリペースなので,途中で写真を撮りながら,山頂まで皆さんとつかず離れずで登り続ける.
 9時48分,ようやく塔ノ岳山頂に到着する.
 山頂の気温は20.8℃.結構高温である.
 山頂から,雲が棚引く富士山が良く見えている.
 今日の大倉から塔ノ岳山頂までの所要時間は2時間42分.
 「・・ラップタイムなど気にしないぞ・・・」
と大口を叩きながら,やっぱりラップタイムが気になるんだから,オレもダメだなと,一人で顔をしかめる.
 山頂で写真を撮っていると,尊仏山荘から韋駄天のTさんが出てくる.顔色がほのかに紅色になっている.
 「ちょっとビールを・・・途中の小屋に立ち寄りますので,先に下山します・・・」

<塔ノ岳山頂から富士山を望む>

■尊仏山荘
 山頂での写真を撮る儀式を終えて尊仏山荘に入る.今日の小屋番はオーナーのH立さんとW林さん.営業部長のミー君は不在.
 窓際角の席に,先に山荘に入ったM田さんが座っている.私も入口近くの席に座ろうとすると,奥の席に座っているO森夫妻から,
 「FHさんの席は,こっち・・・」
と招かれる.
 私は誰にでも尻尾を振る犬のような存在である.招かれればホイホイとそちらへ行く.O森さんの隣に座って,300円也のお茶を所望する.
 O森さんからカステラなど沢山のお菓子を頂戴する.食べ物に卑しい私は頂戴できるものは遠慮無く頂戴する.その内に持参した昼食を食べないうちに満腹になる.そこで,持参した食品の中から,今回初めて購入した「ナントカ」という乳酸飲料だけを飲む(具体的な商品名は伏せておく).ところがこの「ナントカ」がどうも妙な味がする.
 小屋番のW林さんに,明日から始まる神奈川美術協会会員展の案内ハガキを手渡す.W林さんは某美大で油絵を専攻したプロである.私はW林さんが私の絵をどのように評価して下さるかに,とても興味を持っている.会期中の某日に来て頂けるとのこと.誠に光栄である.
 O森夫妻と雑談をしていると,F田さん,K井さん,M田さんが,私より一足先に下山を開始する.

■堀山の家
 10時44分,O森さんより一足早く,私も下山を開始する.山頂は何時の間にか沢山の登山客で一杯になっている.
 階段道の降り口で,山旅スクール1?期の女性Sさんとバッタリ鉢合わせになる.SさんはARENAの例会のご常連の方である.塔ノ岳でSさんにお会いするのは初めてのことである.Sさんは,今日,大倉から3時間ほどで登ったというから凄い.
 Sさんと雑談をしている内に,何となくO森さんと一緒に下山することになる.O森さんと雑談をしながら,暫くの間,一緒に下山し続ける.
 金冷シ付近で,後ろを歩いていたはずのO森さんの姿が見えなくなっている.成り行きで,ここから先は一人旅である.
 私は,次から次へと登ってくる登山者とすれ違いながら,自分の速度で下り続ける.
 11時41分,堀山の家に到着する.小草平のベンチには,これから登る登山者が沢山屯している.ベンチの片隅で,尊仏山荘の小屋番,W田さんが休憩を取っている.
 「やあ・・・こんにちは」
と挨拶.

<小草平のベンチ>

■ご常連お三方と一緒に・・ 
 堀山の家の玄関口には,私より先に尊仏山荘を出発したK井さん,F田さん,T田さんのお三方が,休憩を終えて下山を開始するところである.ここから先,大倉までは,私もお三方にご一緒することにする.
 お三方の下山速度は,私もご一緒できるほどの“ほどほど速度”で申し分がない.これより,私には速いと忙しなくて厄介である.
 適当に道草をしながら下山し続ける.

<堀山の家を出発>

■俄に腹痛
 俊足のF田さんも,遅い私の速度に合わせてくれる.有り難いことである.
 12時53分,無事,大倉に下山する.塔ノ岳から大倉までの所要時間は2時間04分.ノンビリ下山した割には,案外,早く下山した.
 大倉13時11分発渋沢駅行のバスに乗車する.立ち席が出るほどではないが,バスは結構混雑している.
 バスが大倉入口に到着する頃,急に下腹が痛くなる.ゴロゴロと耐えられないほどの痛さである.急にトイレに行きたくなる.
 「駅まであと少し・・もう少しだ.我慢しなさい」
私は自分の腹に言い聞かせる.
 そんなときに限って,バスが行く先々の信号が赤になり,無駄な停車を繰り返す.バス停ごとに何人かの乗客がモタモタと乗り降りする.
 「早く・・早く.もっと速く走れ・・・」
と私は痛む腹を捩りながら,心の中でバスをけしかける.終点ひとつ手前のバス停柳町で下車する人は居ない.それだけでも時間短縮になるので有り難い.
 13時24分,バスは漸く渋沢駅に到着する.バスから降りると,山仲間に挨拶もせずに,エスカレーターを駆け上る.改札口を通るのももどかしく,トイレに駆け込む.そのとき,
 「もしトイレが満員だったらどうしよう・・・」
と切実に悩む.
 トイレは空いている.洋式和式を選ぶ暇もない.とにかく一番近いトイレに駆け込む.
 「は~・・ふ~・・・スッキリした」
 今朝方の渋り腹とは一変して,大量の柔らかいものが,凄い勢いでアウトプットされる.その間,ものの30秒.

<大倉で群生する彼岸花>

■無性に眠い電車の中
 儀式が終わると,腹の激痛が嘘のように治まってしまう.そのせいか,冷房が利いた小田急電車の中で無性に眠くなる.眠ってはいけないと思っているのに,気がつくと居眠りをしている.そして,やっとの思いで小田原駅で下車する.
 小田原から東海道本線の電車に乗り換える.東海道の電車の中でも,平塚を過ぎた頃から,またもや無性に眠くなる.
 「眠ってはいけない・・・眠ってはいけない・・」
と自分を鼓舞するのだが,大船駅到着寸前に居眠りをしてしまい,あやうく大船を乗り過ごしそうになる.
 「こりゃ~ぁ・・・ダメだ!」
 私は大船ルミネの1階にある某コーヒー店に入って,200円也のホットコーヒーを所望する.あいにく店内が混雑しているので,立ち席でコーヒーを賞味する.
 立ち席なのが良かったのか,コーヒーが利いたのか良く分からないが.とにかく眠気は霧消する.
 15時少し前に無事帰宅.
 例により,直ぐ風呂を沸かして,ノンビリと湯船に浸かる.

 さて夕食.
 あれほど腹痛に悩まされたのに,根っから食べ物に卑しい私は,何時ものように空腹,何時も通りの量の夕食を平らげてしまう.
 今日も無事に登山を終えた.ハッピー,ハッピーである.

<ラップタイム>

 7:01  歩き出し
 7:24  観音茶屋
 7:41  見晴山荘
 8:09  駒止茶屋
 8:25  堀山の家
 9:12  花立山荘
 9:27  金冷シ
 9:47  塔ノ岳山頂着(20.0℃)
10:44    〃    発
10:58  金冷シ
11:10  花立山荘
11:41  堀山の家
11:58  駒止茶屋
12:14  見晴山荘
12:32  観音茶屋
12:53  大倉 着

[山行記録]

■水平距離         7.0km(片道)

■累積登攀下降高度   1269m

■登攀所要時間(雑談時間を含む)
  大倉   発       7:01
  塔ノ岳  着       9:47
  (所要時間)  2時間46分(2.77h)
 水平歩行速度   7.0km/2.77h=2.52h
 登攀速度      1269m/2.77h=458.1m/h

■下降所要時間(休憩時間を含む)
  塔ノ岳  発       10:44
  大倉   着       12:53
  (所要時間)  2時間08分(2.13h)
  水平歩行速度   7.0km/2.13h=3.29km/h
  下降速度      1269m/2.13h=595.8m/h
                                 (おわり)

「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/788e80ac1060a9b1978493deb44b7d9a
「丹沢の山旅」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/51645253d6649e2ec05cc2d63a3ab8d6 
                      



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