小浜線はこのとおり、今は電化されている・・・
今日13日の土曜日は朝7時前から産業廃棄物の搬出作業があって、それさえ終われば10月14日の鉄道記念日(1872年に新橋~横浜間を陸蒸気が走ったというアレです)のお祝いに、日比谷公園噴水広場で今日&明日と開催される「第14回鉄道フェスティバル」に行って来ようと、朝からウキウキしていたわけですが、ちょうど仕事が終わったときに(もう~?)、NHKでは「土曜・素敵旅」を放送していました。
1ヶ月前に乗ったばかりの(そして今ブログを書いている)「SLばんえつ物語」号が映っているではありませんか!
「見て見て、この間乗ったSLだよ~♪」
はしゃぐニワトリに、周りの者の反応は今二つ・・・そうでしょうよ、そんなことよりさっさと帰りたいわけね。
「戸締りは自分がしていくから、先に帰っていいよ」
「そう、じゃあ、後はよろしく」
そう言うなり、クモの子を散らすように(といっても3人ですが)いなくなりました。まあ、よい。これで、じっくり放送を見られる。
C57180号は、昭和44年(1969)に引退し、解体されることになっていた。解体だけは避けたいと考えた機関士らは、町の人々の希望にも答えるべく、新津市第一小学校に機関車を寄贈しようと提案する。こうして、C57180号は解体を免れることになった。小学校までレールが敷かれ、C57180号は自走して終着駅の校庭に向かった。
それから実に30年の間、元機関士は現役だった頃と同じようにC57180号に油を注し、メンテナンスを施した。元機関士は、C57180号がもう一度汽笛を鳴らして走る日が来るとは思わなかったが、1999年に磐越西線でSLを復活させることになったとき、最も保存状態の良かったC57180号が埼玉県の大宮工場に送られて、現役復帰を果たすことになったのである。
C57180号と、この蒸気機関車に夢や思いを乗せてきた人々の、命の恩人とも呼べる元機関士は今も健在で、番組にも登場されました。その姿がC57180号と重なったとき、涙がこぼれ始めました。一人で良かった・・・そして思いました。自分はまだ新津駅を降りていない。この次訪ねたら、この鉄道の町に泊まろうと。
毎年、鉄道記念日に限って、番組の中でも紹介していた新津車両製作所内を特別公開すると聞いて、いよいよ来年の鉄道記念日は新津で過ごそうかなあ~
そして、松下奈緒さんがピアノ演奏している、柔らかくてとても覚え易い『ちりとてちん』のテーマ曲が流れてきました。
このドラマについて、まだ記事を書いていませんが、第1回目から楽しませてもらっています。昨日の感じだと、今日あたり「地元の短大進学」をドタキャンして、小浜を出るのだろうと思っていましたが(せっかくエーコと離れられたのに、大阪に行けばまた・・・)、そこに至るまでの展開が意表をついておきながら決してツボは外さない、という実に見事なものでした。
(学園祭の終わり方と、またもや友人ジュンちゃんの一言も良かったね!)
喉自慢大会と、繰り返されてきた(五木ひろしの)「ふるさと」が、まさか「鉄道」絡みで、こうも劇的に使われるとは・・・ビーコと一緒に涙の海に沈みました。
ビーコが乗車した国鉄カラーのキハ58形気動車は、NHKの強い要望があって走らせた特別の車両だそうです。というのも、小浜線は2003年に電化され、今では気動車が走ることはないから。本当に絵になる車両だけど、キハ58を検索していたら、実にショックなニュースも知ることになりました。ローカル線の横綱=JR岩泉線・山田線の顔でもあるキハ52&58形が、11月を最後に全車引退&解体されるというニュースです。
茂市から終点の岩泉まで、朝2本夕方1本しか走らない岩泉線は、漫画『鉄子の旅』の中で、秘境駅認定第1号?になった「押角」絡みで紹介されましたが、それ以後、「テツ」ならば一度は巡礼しなければならない聖地になりました。でも、キハ52&58に乗るのと、後を引き継ぐキハ110に乗るのでは、全く違った旅になるような気がしてなりません。というのも、自分は磐越東線でキハ110に乗りましたが、今一つ面白みに欠ける印象を持ちました。そのときは、どうしてそう感じたのか説明できなかったのですが、今ならできる・・・キハ110は窓を開けることができないのです。
「なんだ、そんなこと」と思うかもしれないけど、窓が開かなければ、「ふるさと」を熱唱する母の声もビーコに届かなかったかもしれません。
キハ58からキハ110への入替え作業はすでに始まっているらしく・・・13日は盛岡でキハ52&58の撮影会があったそうです。14日には「鉄道の日記念」号が盛岡~岩泉間を走るんだって。残された時間はわずかですが、キハ52&58が岩泉線・山田線から完全に姿を消す前に、無理を承知で乗りに行く?
PS.〈土曜スタジオパーク〉で、久しぶりに福士さんにお目にかかりました(桜子さんと玉木さんにも)。ちょっとふっくらしたようですが、自他共に認めるちょんまげ顔は健在です。木曜時代劇『風の果て』、いよいよ来週からオンエアされます!
今度の朝ドラ、おもしろいなあ、と見ていたのですが
今朝はやられました。お母さんの<ふるさと>の熱唱とカーブして喉自慢大会の会場のわきを通る電車。
車体には全然詳しくない素人なんですが、なんともいえない懐かしい電車にNHKさんがこだわったと読んで納得してしまいました。一日いっぱい<ふるさと>の曲が頭の中をエンドレスで流れていました。
その後のSL物語。一機関士が小学校に保管したピカピカのSL。もう走る事はないだろう、と思っていたと語る老顔にうれしさが滲んでいました。長い年月、それでも油をさし手入れしてきたことが報われた・・・やっぱり人生って妙ですね。
今夏に喜多方でSLが走っているのを見かけたのが始まりで、TOSHIさんが鉄ちゃん旅をしてくれて乗るときの注意事項まで着いているとは・・・すばらしい。
お仕事でお疲れでしょうに寸暇を惜しんで旅に出ているTOSHIさんに感動しています。久留里旅も同じ県内に住んでいながら知らない風景を堪能させていただきました。捨てたものじゃないなあ、日本。
こんな時間にコメントを書いているのは一匹の蚊に寝込みを襲われ、起きてた方がいいかなあ、とPCに向かっているのですが奴はでてきません、グスンです。
真夜中の「蚊」攻撃、最近は受けていませんが、あれって実に癪にさわりますよね~
たまりかねて電気をつけて「さ、いつでもかかってこい」と迎撃態勢を整えると、なしのつぶて。
「仕方がない、寝よう」と明かりを消した途端に、「ブ~ン」と高周波の嫌な音が聞こえてきて・・・血を吸いに来る吸血鬼!
「えーい、くそ」
起きてしまったのは得策だったと思いますが、その後眠りにつくことができたのでしょうか?
『ちりとてちん』、いいですね~。去年の『芋たこなんきん』も良かったけど、久しぶりに「朝ドラ」が帰ってきた感じ。塗り箸と落語という組み合わせも面白いし、ダジャレの副題も楽しいですね~
鉄道に関しては、「ぎりぎり間に合ったかなあ」といった感じです。まめちゃんのいうとおり、日本もまだ捨てたものじゃないのですが、それが急速に失われつつあるような気がしてなりません。これからも、鉄道を通じて「日本」を再発見したいと思います。
それでは、これから日比谷公園へ行ってまいりま~す。
電気をつけたり消したりして0時からなんと明け方3時半まで奴は私を悩ましたんですよ。プンプン。
それからなんとなく寝たんですが、なんだか調子でないなあ。
そっかあ。今日は鉄ちゃん集会でしたね。
楽しんでまた報告会してください。
日比谷公園はかなりの人が出ていました。「鉄」は土曜日の方が多かったかも。鉄道博物館のオープンといい、全国各地で様々なイベントがあったので、分散したんじゃないかと思います。
報告会?は月曜日に・・・