”SPIRITS OF U” weblog

ドールなど秋葉系ホビー、プロレス&格闘技、時事感想等々語っていきたいと思います。/コメントはBBSへ。

五月雨の渋谷

2009年05月31日 | カメラ、PC、その他メカニカル
梅雨のハシリかと思えるような雨の週末。
昨日はアフター決戦などもあったりしたが、まずは毎年恒例の渋谷Tデパートの中古
カメラ市。



初日でも、平日夕刻なのでそう込んだ様子は無く、スムーズにショーケースを眺めて
歩ける程度。

客層は中高年がメインで若者がチラホラ。
昨年来少なくなっている外国人客の姿はほとんど皆無。



ドール撮影用に必要性が高まったAF50/2.8マクロはドルパ前に調達できたし、
例の黒歴史Vレンズも捨て値で入手できたので今回は特に目くじら立てて探すもの
も無く、出たとこ勝負。



比較的ライカなど舶来モノ高級機が多い中古市なのだが、今回は割と国産機も
多かったし、一部の店では現行のデジ一を多数持ち込んでいるところも。

また、よほどの超レア物や超美品は除き、全体的に相場が低下している。
詳しく言えば突出していたアイテムがガクンと下がり、同時に普通の品も1~2割
下がっている。

例えばα-7は20K超はしていたが、会場に並んでいたのは18K前後のものが
多かった。コンタックスでも高騰していたS2/S2bが一時より3~4割程度
下がり、RX、STもソコソコのものが20K台から買えてしまう。



まあ、単純に売れ行きが悪いのだろう。
一昨年~昨年はずいぶんと賑やかで銀塩も持ち直すかと思われたが、こと中古、
特に販売店に関して言えばキツイ年になりそうだ。

買う側としてはチャンスなんだが…。

チャンスといえば日曜から最終日の水曜まではデパートの開店75周年記念に
ちなんで¥75K、¥7.5K均一(各店舗アイテム数限定)をやるそうなので、
興味のある向きはデパ地下に寄りがてら「ブラリとひとまわり」などいかがでしょう?
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あらたな7。

2009年05月29日 | カメラ、PC、その他メカニカル
先日、ソニーとペンタックスの新型デジタル一眼レフ披露会をそれぞれ検分。



先に有楽町ソニービル。
まずはα230を手にとってみる。

ボティ(グリップ)形状が大きく変わったこともあり、以前に比べて“持ちやすさ”は
向上したように感じた(個人差もあろうが…)。

質感は、黒のエンジニアリングプラスチック部分については表面処理の具合なのか、
かなり軽く見えてしまう。ちなみに330限定色のノーブルブラウンは画像で見る
よりもメタ感が強い。

グリップ周りはシボ革風(330/380)とディンプルラバー風(330)と凝って
いる。後者は吸い付き感で好みが分かれるかもしれない。



ファインダーは変わらず。
しかし(厭味に聞こえるだろうが)α900を使っているせいで、今となっては
かなりキツイというのが正直なトコロ。
330&380の狭さ(低倍率)も相変わらずで、やはりライブビュー中心の機体。



操作系は一新。
とは言っても、コンデジの基本(お約束)に近いものになったので購入ユーザー層には
極端な混乱はないだろう。

図解式のメニューは啓蒙性は高いと思うが、意識してくれるユーザーがどれだけ
いるのかは疑問。



試写画質は背面モニターの見えが良すぎるのでなんとも言えず(苦笑)。
前にも言ったが、総じて操作感を向上させたモデルといって良いだろう。



同時期発売の小型フラッシュは、ON・OFF、ディフューズ、バウンスがよく考え
られたギミックで発動。手ごろな大きさと価格でコストパフォーマンスは高い。

また、ラッピングクロスも単純ではあるが使いやすい作りになっている。
装着レンズにもよるが(大口径or望遠ズームは難しい)、とりあえず900も包める
大きさにはなっていた。





続いてアキバUDX。
ソニーは常設コーナーでの展示であったが、ペンタックスは特に会場をこしらえての
披露会と、まっさらの新型だけに気合が入っている。

入口から左右のボードに作例展示、カタログ等を配る受付があって、奥に進むとSP、
LXなど往年の名機の展示があり、実機体験コーナー(さらに奥にはセミナーブース)。

2日目ということ、あるいはデモ機も多く、待たずに実機を手に取る事が出来た。



第一印象は「重い」。
電池込みで750gなのでα900よりは軽いはずなのだが、まるで真鍮で作って
いた時代の機体のような重厚な雰囲気を持つ。

全体のフォルムもistやK20のような丸く膨らんだものでなく、グッと引き締ま
った筋肉質(俗に言うならヤセマッチョ)なので余計に密度感が高い。

またLXを髣髴とさせる角型ペンタ部分も特徴的で、凄味すら感ずる。



ファインダーは良い方だろう…と思う?
というのも、付いていたのがレンズキット用の暗いものだったため。逆にAFは
SDMレンズでなくとも早い。

操作系は測光エリア切り替えなどは専用のレバーあるいはボタン式になっているが
発光モードなどはコンデジ的なボタン配置になっているので、ややクセがある。

まあ、旧来のユーザーは違和感が少ないとは思うが…。



実写はコレマタ背面液晶ではなんとも言えず。
ただ、画調調整の“ほのか”は派手な“ミヤビ”の真逆で、ふた昔前のネガフィルム
のような淡白な色調で面白い。

長居もなんなので(一応、5分程度って事になってた)、動画等は試さず。



αと違い従来機を使っていないので、こう違った、ココが良くなった、と言う事は
判らないが、単純にカメラとしてはとても良い印象を持った。

さすがにわざわざ買うことはしないまでも、懸賞等で当たったら嬉しいというトコ。



しかし、気になるのが名前(型番)。
振り返ると7を使った例はなく、もともとあまり数字で機体の区別はつけないのが
ペンタックス。邪推すれば製造を止める6×7判へのオマだろうか?

まあ、ミノルタンとしては忸怩たるものが若干あるのだが…(苦笑)。

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5/30(土)まで不定期更新とさせていただきます。
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「藍斗がきた!」

2009年05月27日 | ドール

うちに居る1/6ドール(既製品)の中では、おそらく最年少じゃなかろうか??
まあ、男性ドール自体、出ることが圧倒的に少ないのだが…。



ということで、アゾンEXきゅ~とシリーズの“藍斗(あおと)”来着。
“ちさ”についでサブキャラの第2弾で、あいかの弟と言う設定。


ヘッドは、“ちさ”と同じもののようだが、色味が若干異なる。
髪色は濃茶&サイドセパショート、快活なイメージの短髪を見事に表現している。

アイペはあいかの弟ということで類似性は盛り込んでいるものの「やはり男の子」
というアイペ。

ボディはオビツ21男子で特に問題は無い。


衣装は制服一式とショートブーツ。
制服はセーラー襟がワンポイント。ただ生地の厚さと、ネクタイも重なるせいか、
やや胸元が張り出した風。制帽は深く被せる事ができる。




得てして男子ドールと言うのは「ボーイッシュな女の子」とも取れる仕立てに留まり
がちであるが、藍斗はそのラインをちょっとだけ超えてキチンと「男の子」になって
いるのが秀逸。

関連衣装もアゾンからリリースされるので、興味があればぜひどうぞ。

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全部出るころには夏休み?

2009年05月24日 | ドール

価格訂正があったせいか、やや遅れてアゾンDM来着。



新作ドールは、まずEXきゅ~と6th第3弾のころん。
既に先日のドルショでプロト展示があったが、髪色、衣装ともに白一色。

どちらかと言うと快活なころんにあらざるイメージであるが、あえて逆張り。

髪は白色ロングストレートのいわゆる姫カット、瞳はデフォ(?)の灰紫。
衣装も衒いのないスタンダードな白ゴスと、逆張りゆえにそれを徹底している。



60㎝もドルショで展示のあった東鳩2のシルファ…だけでなく、イルファ、ミルファも。

ヘッドは専用、ペイントアイ&ウイッグ仕様で耳センサーは別体の模様。

衣装は襟回りのデザインが異なるが、基本的には同一。
またミルファは専用の靴が発売され、既出の制服と組み合わせることで原作に合わせ
られるようだ。



発売はイルファのみ7月末、他は6月末。
基本的には色替えだがアイペや衣装の差異などもあるので、3体(ほぼ)同時リリース
というは、アゾンにしてはずいぶん思い切ったもの。


まあ、うがった見方をすればシルファだけでなく他の2人のファンも取り込む事で
トータルの数を稼げる、というトコロか…個々は数を絞ればよいしな。

クオリティは良いが、個人的には東鳩2は黙殺に近いのでスルー。

セリオだったら逝ってただろうに…のぅ(笑)。



一方、衣装は夏物。

PNはマリンTシャツ(青白/赤白)、襟元にビーズを散らしたラメボーダーTシャツ
(灰/紫/白)、Snotty cat・Tシャツ(青桃/桃紫)。それにあわせる形のマリンパンツ
(ベージュ/紺/赤)とマリンキャップ(紺/赤)。

また、季節ものの浴衣が2種。
今年は割とおとなしい、シンプルな柄。


27cmは女性素体用は浴衣2種のみ。

一方、27cm男性用は半袖シャツ(青格子/赤格子/黄格子)、ボーダーロング
Tシャツ(赤黒/青黒/白黒)に、ハーフパンツ(ベージュ/灰/カーキ)とカーゴパンツ
(ベージュ/灰/青)。

それにストレートジーンズ、各種下着(パンツ)類と、やたら充実。

他はバレエシューズなどのフットウェア3種と、21/23兼用のジレ(ベスト)。





ちなみに今回も60㎝用は無し。
ドール・衣装ともにキャラ(版権)ものに絞ったか?とも思える仕打ちだが…。

しかし某にしてもアゾンにしても、いったんお迎えされたキャラドールがイベント等で
デフォ衣装着ている例は珍しく、そこを考えると販路はありそうなのだけど(?)。



画像:ドールショウ25にて。

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5/30(金)まで不定期更新とさせていただきます。
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なつまえにじりじりと。

2009年05月23日 | 模型、その他ホビー

先週の静岡ホビーショーは(見た目は)各社新製品盛りだくさんで、それなりに賑わ
っていたようだが、その一方で世情的には戦後最悪の経済成長率をマーク。

また新型インフルエンザの影響も出てきている。
特性上、梅雨以降は下火になるとの予想だが、状況如何では夏の大型イベントの開催、
あるいは本格的な流行期である秋~冬のイベントにも影響が出てくるだろう。




で、まいどのはやうりもけいしから…

…なのだが、ハセガワが広告でマイザー・デルタの発売延期をアナウンス。

単に遅れたとか版権トラブルではなく、開発コストが膨らんだことと昨今の情勢、
というのがその理由。

ハセガワといえば三笠以来1/350艦船模型ブームの先頭に立っており、1/48
VF-19を出すなど羽振りはよさげだったのだが…。

邪推の範疇で理由を見つけるなら、バーチャロンはマクロスに比すればややマイナーで、
寿も精力的にリリースしているからと考えるのが適当か?

しかし、1年前までなら出せたであろうことは想像に難くなく、そこを“押し切れ”
なくなってきたという現実が浮き上がってくる。




☆ ドール系

月末にアフターを控えた某は特になし。



アゾンは後日別記事を参照のこと。
ただ直販ではないが、「かんなぎ」のナギ様を植毛ヘッド&PNF素体仕様でHJ誌
8月号(6月発売)にて誌上通販(Web受注あり)予定。



他は、アイテムの充実度と販売ペースでメディコムを凌駕しつつあるホットトイズ
からBHのウェスカー、邦画「GORMON」から主人公五右衛門についで茶々、
才蔵が9月リリース。

メディコムからはディケイド、そして1/80でエヴァ初号機が12月。

プリキュア5以降リリースが止まっていたメガハウスからはシェリル私服版が5月
末よりWeb限定受注開始。ランカも製作中との事。




☆ 可動&完成品フィギュア

リボルテックは8月までのリリースに大きく変更なし。
さらっとヤマグチにオリハルコンレイカルが入っていたりするが…。



figmaはイベントでアナウンスのあった、御剣冥夜(あわせて孫策も)が7月、デューク
東郷が8月。

ちっょと先だが、12月予定のPSP「クイーンズブレイド・スパイラルカオス」の
限定版にも同ゲームオリジナルキャラ“見習い戦士キュート”figmaが付属。



こちらもアナウンス済のねんどろいどウサコッツは9月。
キャプションでライター氏も「他の面子も!」と繰り返し訴えているが、その通り。

1/6でレッドさんとヴァンプ様、どこか出さないかね??




完成品については多いといえば多いが、リリースにブレーキがかかりつつある傾向は
変わらず。こちらも1年前に比べれば違いが良く判るであろう。

QBは9月予定のアレインの彩色見本出来。
比較的地味なポーズ&カラーリングだが、油断のない表情や引き締まった肢体は
なかなかのもの。

また同じQBであるものの、いわゆるリアル系に振ったリスティが今秋予定。
表現の幅としてはアリなのだが、一般版(?)が出ていないキャラだけに不満の声も
ありそう。



他に目に付くものとしては、メガハウスの逢坂大河が8月。
一見したところはアニメ版寄りではあるが、原型師の独自解釈が強くうかがえる品。

完成品ではないがキットとして某が、なんと「シンシア・ザ・ミッション」のシン
シア(チビVer)、シベール(バニーVer)、阿頼耶(セーラーVer)を23日のイベントで
突発発売。ただ、告知が間に合わなかったようで今夏再販予定だとか。




☆ インジェクション&トイ系

静岡ではついにガンタンクの今秋MG化がアナウンスされたが、それより前の7月には
エクシアがMG化。

一般版のほか、エクシアリペア用のパーツが同梱された“イグニッションモード”
もリリース。イグニ版は限定ではないが初回のみ特別価格での販売。

HG系では、1/144アイザックが6月。
7月にはRX-78の30周年記念版が出るが、廃版のHGともHGUCとも違う
ようだ。




ハセガワのマイザー・デルタは先述のとおりだが、それとは別にガラヤカが年度内
リリース予定。

すでにアキバではテストショットが並んでいる某のBANGもストレート組出来。
また、どのような形態かは判らないが、カバヤとのコラボ企画デュエルナイツからの
スピンオフとして独自のロボット企画を今月以降展開するようだ。

オリジナル路線と言えば、寿のフレームアームズ第1弾(9月予定)2体も原型出来。

それぞれ版権モノも出す一方で、版権コストを縮減できるオリジナル路線も併用と
いうのは理解できるものの、世情的にタイミングが悪いというのはなんとも不運。

「墓穴掘ったらそのまま掘って、天までつきぬく」ことが出来るか??




トイ系はやはりフィギュア等よりコストがかかるせいで中小メーカーはかなり沈黙。
何をトチ狂ったか魂スペでブレード&ペガスを出す磐台はさすが大手の余力といった
ところか…(苦笑)、

さてその磐台は、聖衣シリーズや変身装着とは別に素体にアーマーパーツを装着する
“アーマープラス”シリーズを発表。

第1弾としてエクスギア(アルトVer)を今秋発売。
またロートルには懐かしい、あの“鎧アニメ”からのリリースが第2弾とのこと。





とまあ、夏に向けて欲しいもののダブル、トリプルブッキングが当たり前のよう
だった昨年に比するとかなり“楽”にはなっているが、先立つものが楽でない以上
結局はメーカーもユーザーも厳しくなっている。

あと面白いのは小売店レベルではともかく、メーカー主導で定額給付金がらみの
キャンベーンなりイベントをやらないトコロ。

消費喚起が目的なのだから、趣味的アイテムだからといって遠慮する事もないと
思うのだが??
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