梅雨曇の大都会PARTⅡ

Nikon F-601 QD ＆ AF Nikkor 50mm／1.8 D (FUJI COLOR 100 相当)






先日、またも中古の試撮がてら都内ブラつき。





ここ数年、こういう時によく行っていた西新宿の商店街が再開発で丸ごと無くなっていた…



















今回は渋谷Ｔデパートの中古市で\216均のワゴンからサルベったNikon Ｆ-６０１ＱＤ。

1990年発売の中堅機(上は801、下は401系)。
９０年と言うとミノルタではα-８７００iで、翌年からｘｉ系の発売が始まる頃。

ワゴンセール品ゆえにスピードライトが不動。
チャージ音もしないので、根本的にダメみたい。その他は一通り作動しているが試撮中に
暴発(単写なのに２連写)が２回ほどあった。

露出モードはＰＭ(マルチプログラム)で分割測光。なるたけ露出補正は使わないでみたが、
(ネガと言う事もあるけど)存外とアタる。











レンズは５０mm／１.８一本勝負。




カリっと解像感の強さがニコンらしい(？)が、開放近く(f２)で撮るとＴＯＰのようなトロ味も。












最後はアキバで…



さて、週明けには某ニュースも来着予定だが、このような事やってる以上は新作なり、
再販なり、いずれにしても夏恒例のアイマスＤＤは必至。

あとはアレの相方なんだがなぁ…「二正面作戦上等」の腹づもりで臨むんで、ええ。

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☆ 追記

と、思っていたら、またも斜め上(笑)。

確かにエルフっ娘は版元のついーとにヒントはあったが、実質再販の２人は意外。
てことは、アイマスは秋以降受注って線もアリかね？

窮すれば通ずる・・・か？？

今月はイベント端境と言うか、Ak-Gやらドレスフェア・里イベはあったにしても、特に出向く
こともなく、ドール絡みはぶっちゃけネタ切れ。



なので、久しぶりに撮影ブース借りて撮ってきた。





モデルは蒙ちゃん。







衣装はドルパで購入した存じ寄りのデラさんトコの。





１/６で自作してしまったぐらい入れ込んでるキャラ(あとはレイぐらい)。０７年夏、同日に大阪ドルパやっていたにもかからわず、なぜかＷＦで(暮ドルパでの)発売が
アナウンスされたのはいまだ少々遺恨(苦笑)。






さて、ＤＤフォトコンはどうしたもんかねぇ？？

花の銀座の梅雨曇

Nikon D40 & Ai Nikkor 45mm/2.8 P



銀座ニコンサロンで開かれていた「身体作品 ハナブサ・リュウ写真展」を観覧。

ハナブサ・リュウ氏はポートレートをメインに撮っていらっしゃる著名な写真家。

個人的にはものすごく好きな写真家さんで、写真技術書などはめったに買わないのに、
この方の著作(『美しいヌードを撮る!』／平凡社)は即買ったぐらい。



今回の写真展の作品は(多くは裸体の)石像と絵画の一部を切り取るような形で撮影、
モノクロ仕上げにしたものを展示。

特に石像のものは表面の質感と陰影のバランスが絶妙で、ヘタな生身より艶めか
しさを感じる。

３回転してジックリ堪能。
自分なりに気付いた事もあったりしたので、おおいに参考になった。



会期は６／１６までなので、東京では残念ながら終了。
ただし、大阪ニコンサロンで８／２７～９／２の会期で開催予定との事。

酒と刀と銀塩と

PENTAX MZ-L & FA 28-70mm/4 (FUJI COLOR 100相当)





先日、試撮を兼ねて上野界隈へ。











ふと思いつき、話題の古刀が展示されている国博に。ネトゲ亡国論者なので(笑)、件のゲームはプレイするはずもない(デレマスだろうが
艦これだろうがやらない)のだが、刀剣鑑賞そのものは昔から(過去ログ参照)なので…

確かに他に比して人は多めであるものの、公開からそれなりに経っているからか言われる
ほどの混雑はなく、ちょっと滞留する程度。

ちなみに撮影可能ではあったが、ISO100フイルムなので避けた。
愛称(？)の通り古いものなので砥減りも目立ち、同じ古刀なら同時に展示されていた相州
貞光の方がコンディションは良いように見えた。

さして時間もないので本館１Ｆだけをザッと見て回ったが、たまさか出展されていた国宝の
“白糸威鎧”が見られたのは僥倖。













今回、試撮したのは先だって中古店で入手した“PENTAX ＭＺ-Ｌ”。バッテリーグリップFGとFA 28mm-70mm／4を装着。

軍艦部レイアウト等から見るとＭＺ-７の後継機の様であるが、シャッタースピードが
1/4000になっていたり、メーカー＆機種ロゴがプレートになっていたりと細かいところで
上回る部分がある。


色々調べてみると、発売は2001年なのでミノルタだとα-SweetⅡと同期。
確かにSweetⅡやニコンＵなど、この頃の普及機(廉価機は別)はスペックてんこ盛り的な
ところがあるので、ＭＺ-Ｌもそのような時流に乗ったところがあるのかもしれない。

操作性はレリーズラグが若干気になるのと、露出モードにプログラムが無くオート
ピクチャー(今でいうグリーンモード)になってしまうぐらい(Av、Sv、Mはある)で、
他はさして問題なし。



ちなみにデジタル(APS-C)専用のＤＡ 40mm／2.8も装着可能かつ全モード使用可。

ケラれるかどうか(無論、メーカー非推奨)だが、仄聞の限りではイケるとのことだった・・・どうやら支障無しの模様♪。

「天空少女騎士団 Ⅲ」 インプレ…もどき。

「天空少女騎士団 Ⅲ」 ／ 松田未来 ／ イカロス出版

第２次世界大戦直前のヨーロッパ、架空の小国マリーエンエーエ公国の若き女王ジーク
リンデと彼女の率いる航空騎士団の活躍を描いたアクションものもこれにて完結。




“Ⅱ”のインプレ(もどき)が１１年の９月なので３年半以上の間が開いたが、半分
以上(書き足し含む)が描き下ろし。

キャラ話はお色気担当(？)のクロエ姐さんと眼鏡っ娘家庭教師のエーファ先生。
前者は謎のひとつであった前女王にかかわる話、後者ははよもやまさかの人物を
登場させて話を広げている。



で、ドイツとの最終決戦になるのだが、ドイツ内部にもそれぞれの事情があるため
航空戦での決着とあいなる訳で…。

最終決戦もドラゴンエイジ誌の時に比べるとかなり加筆され、盛り上がりも十分では
あるものの、惜しむらくはライバルキャラとの対決が変わらずアッサリしたものに
なっている。あえて竜頭蛇尾にならぬようキレを優先したのかもしれないが(？)。




というところで、連載開始から約６年の本作も無事完結。
お姫様は幸せになったようなので(苦労も多かったろうが・・・)、まずはめでたしめでたし。

松田氏は「極光の銀翼」をＷｅｂ誌で発表しているが、昨今は擬人化ものはあるにしても、
この手のリアルメカを用いたアクション・戦争ものがとみに少ない。

読者の好み、流行と言われればそれまでだが、松田氏だけでなく大御所新谷かおる氏の
新作など見てみたいものである。