10月24日は二十四節季の『霜降』。しかし関東南部ではまだまだ霜は降りない。
25日は冬型の気圧配置になり、関東地方では北風が強く吹いた。
『モズの初鳴き、七十五日』。モズが高鳴きしてから75日ほど経つと霜が降り始める、
という俚諺だが、今年の気象庁発表の横浜のモズの初鳴きは、平年より少し遅い
10月9日。75日後というのは12月中旬。その頃にはしっかり霜が降りるだろう。
今日も、枯れた竹の枝のてっぺんで、モズが、けたたましい鳴き声で周囲を威嚇していた。
10月24日は二十四節季の『霜降』。しかし関東南部ではまだまだ霜は降りない。
25日は冬型の気圧配置になり、関東地方では北風が強く吹いた。
『モズの初鳴き、七十五日』。モズが高鳴きしてから75日ほど経つと霜が降り始める、
という俚諺だが、今年の気象庁発表の横浜のモズの初鳴きは、平年より少し遅い
10月9日。75日後というのは12月中旬。その頃にはしっかり霜が降りるだろう。
今日も、枯れた竹の枝のてっぺんで、モズが、けたたましい鳴き声で周囲を威嚇していた。
10月に入って明け方の東の空に惑星が並んで見えている。
19日の4時半ごろ、右上が-4.5等の金星。左下の右側が-1.8等の木星、その左側が1.8等の火星。
9日には月が金星を隠し(金星食、日本では観測不可能)。10日にはその月が木星や火星の近くを通過。
17日の夜遅くには、火星と木星は、見た目の月の直径より小さい0°25’ まで近づいて見えた。
(火星のすぐ上に見える星は遠くの恒星。)
四大衛星を伴った木星付近の拡大。
今朝は、木星と火星は、月の直径の倍ぐらいまで離れているが、それでも肉眼ではかなりくっついて
見える。
今月26日には、金星と木星が月の直径の倍ほどの1°04′まで接近して見える。夜明け前の東の空が
しばらくの間、きらびやか。
先日、ブログにアップしたM45(プレアデス星団)。
同時に撮影した5枚の写真を重ねて合成(コンポジット)し、さらに画像処理。
星の周囲に淡く光るガスがくっきりと浮かんできた。よく見る星団の写真だが、決してよい
条件ではない箱根でチョコチョコっと撮影してこの程度まで仕上げられるのは、今のデジタル
機器の進化はすごいと思う。
11日、甲府地方気象台が富士山の初冠雪を発表。12日朝、芦ノ湖から望む富士山。
雪のない赤茶けた富士山に雪が積もり始めると、その注目度は一気に高まる。
湖畔付近の広葉樹が色づくのも、それほど先ではなくなってきた。
10月8日は移動性高気圧に覆われ、乾いた空気も入り、澄みきった秋空になったので、
久しぶりに天体望遠鏡を持って箱根まであがった。
星(星雲・星団)の写真の撮影に適した条件(月がなく空気の透明度が高い)を満たすとき
というのは、ありそうであまりない。標高1000mぐらいの場所で撮影。天の川はくっきり見えて、
箱根としてはまずまずではあったが、中部地方の山間部で見られるような、降るような星空には
程遠いものがある。
天体写真の定番、M45(上、プレアデス、和名すばる)とM31(下、アンドロメダ星雲)。
ISO3200、90秒露出。フォトショップで画像処理、合成(コンポジット)なし。
望遠鏡のバランス取りが悪かったせいか、星像が多少流れ、見る人が見れば笑われてしまう
レベルだが、77mmの口径、550mmの焦点距離のレンズと無改造のデジタル一眼で
この程度撮れれば、まあよし、としたい。ガイドの甘さ(星像の流れ)に関しては要修行です。