気象予報士 村上繁郎のブログ

気象予報会社「ファインウェザー」の気象予報士です。身近な気象現象や季節の出来事などを気象予報士の目を通して綴ります。

ロール雲

2017-04-29 22:20:07 | 気候

29日12時ごろの相模湾。長さ40㎞ぐらいだろうか、東西にのびるロールケーキ状の雲が発生した。

日本海から上空の気圧の谷が近づき、南の風が強まり始めた昼前に、陸上に発生したロールケーキ状の

雲がゆっくりと海上まで進んできた。写真ではわからないが、雲の手前のふちが上に向かって湧き上がり、

雲全体でみるとロールケーキが逆回転するように、風上である南に向かってゆっくり進んでいた。

急に吹き始めた南風と、陸上に滞留していた空気がぶつかり、その境い目に発生した局地的な前線のようなもの

思われる。1時間足らずで消えてしまったが、ちょっと珍しい現象に遭遇できた。

 

 

 

 

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芦ノ湖サクラマス

2017-04-29 22:06:38 | 気候

今年の芦ノ湖、サクラマスが絶好調。写真は全長49㎝、まずまずのサイズだが、29日には57㎝という

大型が釣れたらしい。芦乃湖漁協が稚魚放流し、ワカサギなどを食べて成長したため、ヒレはピンシャン。

身は赤く、その味は『サケ』。釣る難易度は高く、今、芦ノ湖のアングラーの間では、最高のターゲットと

されている。連休が明けたら再度チャレンジ。

 

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ツツジの季節

2017-04-26 11:19:16 | 気候

箱根芦ノ湖畔、自生のミヤマツツジが咲き乱れる。

毎年のことだが、4月下旬からヤマザクラなどと共に花を開き、湖畔が華やかになる。

しかし、この湖畔のツツジ、湖面からしか見ることはできない。

多くの木々が芽吹き始め、いよいよ新緑の季節。ゴールデンウィークの箱根には多くの

観光客が訪れる。富士山や大涌谷、黒たまご、温泉ばかりでなく、箱根の花と新緑を

じっくり見てほしい。

*   *   *

NHKの某アナウンサー曰く、NHKが『ゴールデンウイーク』といわずに『大型連休』を

使うのは、「連休中も休めず仕事をする多くの人たちへ配慮」、ということらしい。

気象予報業務も大型連休はありません。

 

 

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地域のサクラ

2017-04-15 21:13:13 | 気候

小田原市は一定の人口に対してのサクラの本数が多いらしい。

市の中心部は城址公園があり、桜一色。市街地から外れると酒匂川に流れ込む

中小河川や水路・農業用水が多くあり、今の季節、いたるところで

満開の川沿いのサクラ並木を楽しめる。それぞれの地域の人たちが苗を植え、

永いこと管理してきたのだろう。数本のものから、数十本以上の桜の名所になって

いるものまで、その規模は様々。

 酒匂川左岸、河口に近いところ、国道1号線『連歌橋交差点』近くの用水路の桜。

規模は違うが東京の目黒川や神田川に負けず劣らずきれいです。

すでに満開を過ぎて葉桜になりつつある。

…花びらの川面を流れるさま、いとをかし…。(枕草子風、"西湘"納言)

17日から18日にかけての低気圧が発達しながら日本海に進む。18日は花散らしの雨。

来年も穏やかな気持ちで花を見たい。

 

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記録的に遅い満開

2017-04-12 21:26:10 | 気候

小田原市内のソメイヨシノが満開のようだ。

気象庁の官署がないので公式に開花の発表も満開の発表もされることはないが、

ハラハラと散り始めているので満開としてよいだろう。

4月12日のライトアップされた小田原城お堀の桜。平日ではあるが夜桜見物の人で

かなりの賑わい。

水面の花筏を期待したが、満開になっていなかったためか、昨日の雨で散ることは

なかった。

先月24日に開花を確認、それから18日。4月も10日を過ぎれば葉桜が普通。今年は

なんと、4月も中旬になろうかという頃にやっと満開となった。3月の低温傾向の

影響だろうか。

小田原では、ピッカピカの一年生たちは満開の桜をバックに記念写真を撮ることは

できなかった。

 

 

 

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名残雪

2017-03-31 11:30:20 | 気候

31日未明、気象庁発表の1日9時(日本時間)の予想天気図(数値予報図)。前線を伴った

低気圧が明け方伊豆諸島南部を北東へ進む。三陸沖に張り出す高気圧から北東気流が

関東地方に吹き込む。破線で表される降水量は関東南部で10~15mm。

関東の平野部に雪を降らせやすい典型的な南岸低気圧の通過。

上空の気温は・・。

 

同時に発表された高度1500m付近の気温。0℃の等温線は八丈島付近に予想され、-3℃の

等温線が関東南部に予想されている。その-3℃の等温線は関東付近で南側に湾曲し、

関東地方への冷たい空気の流入を示唆しているように見える。関東平野部の地層付近に、

北から冷たい空気が流れ込めば 、関東南部ではしっかり雪になる気圧配置。

1月から2月であれば関東南部・東京神奈川でもしっかりと雪が積もりそう。

夕方から翌朝までという降水の時間帯であり、、4月1日という『季節は春』ということを考慮しても

関東地方平野部でも、1日朝には積雪となっている可能性は十分あると思う。

箱根では15cm前後の積雪になるだろうか。

翌2日は、高度5400m付近で-30℃以下の強い寒気が東日本上空に流れ込む。

大気の状態はかなり不安定。山沿いではにわか雪・発雷などの天候の急変に注意が必要となる。

 

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サクラサク

2017-03-25 09:14:40 | 気候

小田原市内のソメイヨシノが開花。

小田原城址公園内と城山競技場の前(個人的な標本木)のサクラのごく一部だが、

24日に開花を確認。

小田原に気象庁の官署はないので、正式の開花の発表にはならないが、一本の木に

5輪以上の開花があり、気象庁の基準では開花といえる。

21日に、東京のソメイヨシノの開花を気象庁が発表、九州から本州で最も早い

ソメイヨシノの開花ということになったが(名瀬では1月31日ヒカンザクラ開花、)、

靖国神社のサクラの中でも標本木だけが開花し、ほかのサクラは全く開花して

いなかったらしい。靖国神社の標本木だけが特に早く開花した理由は不明。

小田原のソメイヨシノが開花したということで、横浜や静岡などからも開花の便りが

届くだろう。

まだ気温の低い傾向は続く。ゆっくりと開花が進み、4月初旬、入学式のころには、

満開、見ごろとなる。

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春です

2017-03-20 13:44:16 | 気候

菜園のアスパラガスがニョキニョキと芽を出し始めた。

昨春は植え付け直後だったため、収穫はせず、葉を茂らせ、根を成長させた。

今年は太いアスパラガスが顔を出してきた。かなり楽しみだが、今シーズンも

根に養分を蓄えるために、あまり多くは収穫しないほうが良いらしい。しかし、そこそこの

量は食べることができるだろう。たっぷり肥料を与え、さらに来シーズンに備えよう。

ナバナの花では、数は少ないが、ミツバチがせっせと蜜や花粉を集めている。

ソメイヨシノはカウントダウン開始です。

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朝はよい

2017-03-18 17:18:06 | 気候

酒匂川中流域の朝、水辺にたたずむカワセミ。(たたずんでいたのかどうかは聞いて

みないと不明だが)朝一はのどかでよい。

陽が当たり始めるころ、ミサゴがやってきて上空を優雅に回り始めた。以前、高く飛ぶ

ノスリと間違えたことがあったが、これは間違いなし。

猛禽類、タカ目、ミサゴ科のミサゴ。上空から獲物の魚を探し、急降下、あるいは

ホバリング後、水面に飛び込み魚を捕らえる。

50mほど離れた水面にダイブしたが、ピントを合わせきれなかった。カメラを使い

こなせずまだまだ未熟者。

ミサゴにしっかりと睨まれていた。地上のものは虫一匹まで見えているのだろう。

 とにかく格好いい。朝の10分ほどで飛び去った。

 

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要注意、寒冷渦

2017-03-13 18:54:06 | 気候

遅咲きのウメもボツボツ見納め。次のモクレンが開き始めている。ソメイヨシノはまだまだだが、

河津ザクラはすでに見頃は過ぎている。暖冬であろうが寒い冬であろうが花の開く順番が変わることはない。

13日昼過ぎ、気象庁発表の、48時間先14日21時(日本時間)の高層の予想天気図(数値予報図)。

上側は500haの気圧の高度(5500m付近)の気温の等温線が描かれている。

 日本海南部まで等温線が大きく湾曲し、その中心は-33℃以下。真冬並みの強い寒気が15日に

かけて東日本に流れ込む。

同時刻の高層の予想図と地上天気図の予想図。上側は500haの気圧の高度が等高線で

描かれている。寒気の中心にあたる場所の高度が低く、『寒冷渦』と呼ばれ、上空の低気圧の

中心ということになるが、偏西風が大きく南に蛇行し、大きく湾曲した偏西風の流れの中に、

寒気が塊となって本州に流れ込んでくる。

上空に強い寒気が急に流れ込むため、この寒冷渦の南東側のエリアでは大気の状態は不安定。

山沿いではにわか雪。狭い地域での急な積雪に要注意。平野部ではにわか雨やみぞれ、

アラレ、ヒョウ、ときには雷・突風もある。『寒冷渦』も春の風物詩のひとつかな。

 

 

 

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