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1月25日の東京株式市場デイリーコメント

2011-01-25 08:59:13 | Weblog
1月24日の東京株式市場は押し目買いが入り3日ぶりに反発。
日経平均 10,345.11円(+70.59円)
日経平均先物 10,340円(+60円)
TOPIX 917.18(+6.33)
東証1部騰落数:値上り1,145銘柄、値下り376銘柄、変わらず145銘柄東証1部売買代金1兆3,126億円、売買高18億7,745万株

東証1部・2部市場
三井不動産(8801)、三菱地所(8802)など大手不動産株や、住友金属鉱山(5713)、東邦チタニウム(5727)、DOWAホールディングス(5714)など非鉄金属株、三菱商事(8058)、住友商事(8053)など商社株は買われ反発。
また、トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)、スズキ(7269)など自動車株や、エルピーダメモリ(6665)、アドバンテスト(6857)、大日本スクリーン製造(7735)など半導体関連株、ソニー(6758)、キヤノン(7751)、京セラ(6971)などハイテク株も買われ上昇。
そのなか目立った銘柄では、2011年3月期第3四半期決算を発表、連結最終損益が17億円の黒字になったジャフコ(8595)や、花粉情報への期待感の高まりからウェザーニューズ(4825)、いちよし証券が投資判断を「A」としたシステナ(2317)、電源制御用半導体のサンケン電気(6707)などが買われ幅のある上昇となりました。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数が揃って反発。
セブン銀行(8410)、メッセージ(2400)、フィールズ(2767)、サイバーエージェント(4751)、デジタルガレージ(4819)、エン・ジャパン(4849)、スカイマーク(9204)、ACCESS(4813)などが買われ反発し、一建設(3268)は下落。
個別では、プレシジョン・システム・サイエンス(7707)、トラスト・テック(2154)、日本マニュファクチャリング(2162)、エイジア(2352)、サムティ(3244)、ディー・ディー・エス(3782)、ゴメス・コンサルティング(3813)、セルシード(7776)などがストップ高。

まずは昨日のNY株式から
NYダウ:11980.52(+108.68)
ナスダック指数:2717.55(+28.01)
シカゴ日経先物:10395円(+55円)
短期基調:下向き
中期基調:下向き
25日移動平均線:10395円(-0.51%)
サイコロ○○●○○●○○○●●○「8勝4敗」
日足:小陽線
(コメント)
24日のNY株式市場でダウ平均は前日比108.68ドル高と続伸。
インテルが自社株買い枠の拡大や増配を発表したことを好感し、テクノロジー株が相場をけん引し、マクドナルドが上昇に転じるなど、大型株が買れております。
業種別ではテクノロジーセクターが1.6%高。インテルの増配などを受けて、他のハイテク企業も株主還元の動きを強めるとの期待が高まっております。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて75円高の10415円、円建ては55円高の10395円。

本日の東京株式市場は主力株中心に買い先行のスタートを予想されます。
国内では決算発表が始まっており、マクロ指標の改善や円高一服などを背景に業績上振れ期待が強まろうと思われます。

1月は直近3年連続で下落するなど、相場環境的にあまりよくありません。特に新年のご祝儀買いが途切れる月半ばから失速する傾向がみられます。
故に今後の相場を占う意味で今週の相場展開は注目で、相場が再び上昇基調に戻るためには、早期に25日移動平均(10398円)や1月限SQ値の10470円の奪回が必須です。

個別では、新興市場でバイオ関連銘柄や、FB(3843)、FS(2159)など調整していた銘柄が反発しております。
反発狙いの買いで出遅れ銘柄を見ていきたいと思います。
「今週の注目銘柄」などを参考いただきたいと思います。
また東証1部も個別で見ていきたいと思います。

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