F.I.T濱田のPersonal Blog

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2月28日の東京株式市場デイリーコメント

2011-02-28 06:10:19 | Weblog
2月25日の東京株式市場は主力株を中心に買い戻しが入り4日ぶりに反発。
日経平均 10,526.76円(+74.05円)
日経平均先物 10,510円(+40円)
TOPIX 941.93(+7.71)
東証1部騰落数:値上り1,178銘柄、値下り356銘柄、変わらず138銘柄東証1部売買代金1兆5,718億円、売買高21億4,364万株

東証1部・2部市場
三井金属(5706)、三菱マテリアル(5711)など非鉄金属株や、三菱商事(8058)、伊藤忠商事(8001)など商社株、三井不動産(8801)、住友不動産(8830)、野村不動産ホールディングス(3231)など不動産株も買われ反発。更に、トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)、富士重工業(7270)など自動車株や、SUMCO(3436)、東京エレクトロン(8035)、大日本スクリーン製造(7735)など半導体関連株、プロミス(8574)、アイフル(8515)など消費者金融株も買われております。
個別銘柄では、日本アジア投資(8518)が+22円の92円、日本M&Aセンター(2127)も大幅高。
また、電子マネー関連としてフェイス(4295)、いちよし証券が新規「A」としたハニーズ(2792)、テレビ番組で製品が取り上げられたユニデン(6815)、工業用ミシンのJUKI(6440)、3月からのDRAM価格値上げを材料にエルピーダメモリ(6665)などが買われ幅のある上昇。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数が反発。
サイバーエージェント(4751)、スタートトゥデイ(3092)、GCAサヴィアングループ(2174)、ACCESS(4813)、フリービット(3843)などが買われ、一建設(3268)、デジタルガレージ(4819)などは小幅続落。
個別では、トランスジェニック(2342)、リンク・ワン(2403)、シンワアートオークション(2437)、アスカネット(2438)、エキサイト(3754)、クリエアナブキ(4336)などがストップ高。

まずは昨日のNY株式から
NYダウ:12130.45(+61.95)
ナスダック指数:2781.05(+43.15)
シカゴ日経先物:10550円(+40円)
短期基調:下向き
中期基調:下向き
25日移動平均線:10551円(-0.22%)
サイコロ●●○○○○○○●●●○「7勝5敗」
日足:陽線
(コメント)
25日のNY株式相場は上昇。
2月ミシガン大学消費者信頼感指数の結果や米国防総省から大型契約を勝ち取ったボーイングのニュースを好感し、ダウ平均は前日比61.95ドル高の12130.45ドルで終了。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて40円安の10550円で終えております。

本日の東京株式市場はもみ合う展開が予想されます。
先週の日経平均は3日間で400円超下落したものの、週末は心理的な節目の10500円台を回復したことで、調整一巡感が台頭しそう。
25日移動平均(10550円)、2月限SQ値(10561円41銭)などの早期奪回に成功すれば、再び上昇トレンドに向かうとみられます。ただ、リビアなど中東情勢は予断を許さない状況が続いており、外国人投資家は2月3週まで16週連続で日本株を買い越してきたが、足元の外資系証券動向では大幅な売り越しに転じるなど明らかに風向きが変わっているだけに、再び買い越しに転じるかどうか、本日の寄り付き前の動向に関心が高まりそうです。

新興市場銘柄ではフリービット(3843)、ブイ・テクノロジー(7717)などが5%を越す反発を見せております。今週はこの調整局面で大きく売り込まれた銘柄から、反発反騰に期待していきます。
「今週の注目銘柄」「FIT劇場」などを参考にいただきたいと思います。

2月25日の東京株式市場デイリーコメント

2011-02-25 08:59:19 | Weblog
2月24日の東京株式市場は外部環境の悪化から軟調地合いが継続し続落となりました。
日経平均 10,452.71円(-126.39円)
日経平均先物 10,470円(-100円)
TOPIX 934.22(-12.66)
東証1部騰落数:値上り159銘柄、値下り1,454銘柄、変わらず58銘柄
東証1部売買代金1兆7,415億円、売買高25億7,885万株

東証1部・2部市場
新日本製鐵(5401)、神戸製鋼所(5406)など鉄鋼株や、住友金属鉱山(5713)、三井金属(5706)、東邦亜鉛(5707)など非鉄金属株、三菱商事(8058)、住友商事(8053)、伊藤忠商事(8001)など商社株も売られ続落。
 更に、住友不動産(8830)、三井不動産(8801)など不動産株や、日本郵船(9101)、商船三井(9104)など海運株、ソニー(6758)、京セラ(6971)、キヤノン(7751)などハイテク株も売られ続落。
その中で買われた銘柄では、4期ぶりの復配が好感された淺沼組(1852)が+18円の74円、住友商事グループがTOBで子会社化との報道からCSK(9737)、石油関連低位銘柄の富士興産(5009)が上昇。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数が続落。
楽天(4755)、デジタルガレージ(4819)、サイバーエージェント(4751)、スタートトゥデイ(3092)、GCAサヴィアングループ(2174)、ACCESS(4813)、フリービット(3843)などが揃って売られ下落。
個別では、UBIC(2158)、シンワアートオークション(2437)、モジュレ(3043)、エキサイト(3754)、リスクモンスター(3768)、クリエアナブキ(4336)、シーシーエス(6669)などがストップ高。

まずは昨日のNY株式から
NYダウ:12068.5(-37.28)
ナスダック指数:2737.9(+14.91)
シカゴ日経先物:10425円(-45円)
短期基調:下向き
中期基調:下向き
25日移動平均線:10548円(-0.89%)
サイコロ○●●○○○○○○●●●「7勝5敗」
日足:下放れ陰線
(コメント)
24日のダウ平均は前日比37.28ドル安と続落。
1月新築住宅販売件数が予想を下回ったことを受け、またGMがIPO価格(33ドル)を下回る水準まで売られたことなども市場心理を悪化させ、一時122.61ドル安まで下落する場面がありましたが、カダフィ大佐が死亡との噂などから原油と金が売られたことで、株式市場は下落幅を縮小させております。(米当局者がこの噂を否定したため、終盤にかけて若干、下落幅が拡大しております)
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて35円安の10435円、円建ては45円安の10425円で終えております。

本日の東京株式市場は戻りを試す展開が予想されます。
最大の要因は、米国、サウジアラビア、国際エネルギー機関(IEA)などが、中東情勢の緊迫化を背景とした原油の供給不安を和らげる見解を示したことから、昨晩のNY原油が下げに転じ、欧米株式の下げ幅が徐々に小さくなってきており自立反発の兆しもでてこようかと思われます。

東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)の昨年11月17日以来となる100%割れなどを背景に、早々に外部環境がポジティブな反応を示せば急反発となることも考えられます。
個別では大きく売り込まれた銘柄の反発を狙います。

2月24日の東京株式市場デイリーコメント

2011-02-24 08:47:58 | Weblog
2月23日の東京株式市場は中東の情勢不安を受け売り物が継続しております。
日経平均 10,579.10円(-85.60円)
日経平均先物 10,570円(-90円)
TOPIX 946.88(-9.82)
東証1部騰落数:値上り314銘柄、値下り1,257銘柄、変わらず101銘柄東証1部売買代金1兆7,985億円、売買高25億4,638万株

東証1部・2部市場
みずほフィナンシャルグループ(8411)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など大手銀行株や、野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)など証券株が売られ続落。住友金属工業(5405)、神戸製鋼所(5406)など鉄鋼株や、住友金属鉱山(5713)、三井金属(5706)、東邦亜鉛(5707)など非鉄金属株、三菱商事(8058)、住友商事(8053)、伊藤忠商事(8001)など商社株も売られ続落。
 更に、住友不動産(8830)、東京建物(8804)など不動産株や、日本郵船(9101)、商船三井(9104)など海運株、ソニー(6758)、京セラ(6971)、キヤノン(7751)などハイテク株も売られ続落。
その中目立った銘柄では、既存店売上高の2年3ヶ月ぶりプラス転換が好感されたライトオン(7445)は+80円の538円ストップ高、ジーンズメイト(7448)大幅高となりました。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数が揃って続落。
サイバーエージェント(4751)、メッセージ(2400)は上昇し、スタートトゥデイ(3092)、一建設(3268)、デジタルガレージ(4819)、GCAサヴィアングループ(2174)、ブイ・テクノロジー(7717)、フリービット(3843)などは売られ下落。
個別では、さくらインターネット(3778)、UBIC(2158)、リスクモンスター(3768)がストップ高。

まずは昨日のNY株式から
NYダウ:12105.78(-107.01)
ナスダック指数:2722.99(-33.43)
シカゴ日経先物:10545円(-25円)
短期基調:下向き
中期基調:上向きから下向き
25日移動平均線:10552円(+0.27%)
サイコロ○○●●○○○○○○●●「8勝4敗」
日足:上ヒゲ小陰線
(コメント)
23日のNY株式市場でダウ平均は前日比107.01ドル安と続落。
中東・北アフリカ情勢を中心とした地政学リスクへの懸念がくすぶるなか、NY原油価格が08年10月以来となる100ドル(期近)乗せを達成したことを受けて、エネルギーセクターが上昇、下落幅を縮小して終えております。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて10円安の10560円、円建ては25円安の10545円。

本日の東京株式市場は弱含みから、売り一巡後は目先のリバウンド狙いの買いが予想されます。
ただ中東情勢の悪化を受けて投資家心理が冷え込んでいることや、昨年後半からの株価上昇を背景に売りをためらっていた国内法人などの戻り売りが上値を抑えることも想定され、リビア情勢の長期化の可能性があることに加え、周辺国や中国にまで政情不安がリスクもあるだけに、引き続き調整の動きが続くことも予想されます。

日経平均の予想レンジは10640-10450円。

2月23日の東京株式市場デイリーコメント

2011-02-23 08:58:12 | Weblog
2月22日の東京株式市場はリビアの政情不安など外部環境の悪化から売られほぼ全面安。
日経平均 10,664.70円(-192.83円)
日経平均先物 10,660円(-210円)
TOPIX 956.70(-17.93)
東証1部騰落数:値上り171銘柄、値下り1,429銘柄、変わらず70銘柄
東証1部売買代金1兆7,381億円、売買高25億1,930万株

東証1部・2部市場
みずほフィナンシャルグループ(8411)、りそなホールディングス(8308)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など大手銀行株や、野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)など証券株が売られ下落。
また、新日本製鐵(5401)、神戸製鋼所(5406)など鉄鋼株や、住友金属鉱山(5713)、DOWAホールディングス(5714)、東邦亜鉛(5707)など非鉄金属株、三菱商事(8058)、住友商事(8053)、伊藤忠商事(8001)など商社株、住友不動産(8830)、三井不動産(8801)、三菱地所(8802)など不動産株や、日本郵船(9101)、商船三井(9104)など海運株、ソニー(6758)、京セラ(6971)、キヤノン(7751)などハイテク株も売られました。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数が揃って反落。
一建設(3268)、GCAサヴィアングループ(2174)などは買われましたが、デジタルガレージ(4819)、サイバーエージェント(4751)、スタートトゥデイ(3092)、メッセージ(2400)、ポラテクノ(4239)、ミクシィ(2121)などは売られ下落。
個別では、アップルインター(2788)、プロパスト(3236)、ウィル(3241)、京王ズホールディングス(3731)、データ・アプリケーション(3848)、インスペック(6656)などがストップ高。
先週「今週の注目銘柄」に取り上げましたゲームオン(3812)も大幅上昇となっております。

まずは昨日のNY株式から
NYダウ:12212.79(-178.46)
ナスダック指数:2756.42(-77.53)
シカゴ日経先物:10530円(-130円)
短期基調:上向きから下向き
中期基調:上向き
25日移動平均線:10550円(+1.10%)
サイコロ○○○●●○○○○○○●「9勝3敗」
日足:下放れ陰線
(コメント)
22日のNY株式市場でダウ平均は前日比178.46ドル安と大幅反落しNASDAQは77.53ポイント安、S&P500は27.57ポイント下落しております。
中東・北アフリカ情勢の緊迫化やニュージーランドでの大地震など、地政学リスクの高まりにより、リスク資産から資金を引き揚げる動きが強まっております。また、原油高を通じてのガソリン価格上昇が米景気失速懸念を強め、ダウ平均は一時214.94ドル安まで下落する場面もありました。
業種別では特に金融や素材、資本財セクターなどが下落。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて120円高の10540円、円建ては130円高の10530円。

本日の東京株式市場は全面安のスタートが予想されます。
ただ、足元は米経済指標の好調が続いており、売り一巡後は主力株中心に押し目買いの動きも予想されます。
昨日は大きく売られました。これまで下落と言った下落がなかっただけに下落は強気に傾いていた投資家心理にも悪影響を与えております。
東証1部の主力大型株の動きが悪くても堅調な動きを続けていた新興市場も売られており調整色を強めております。
ここから1・2ヶ月の本格的な調整相場入りとなるのか?或いは2・3日の短期間で再上昇に転じるような短い調整で済ませるのか?本日以降の動きで予想していく形となります。

本日のシナリオ①
25日移動平均線(22日、10548円)や一目均衡表の基準線10537円からの反発。
本日のシナリオ②
それらを一時下回る場面があるかもしれないが、売り一巡後は切り返し、ローソク足では陽線が形成される。
日経平均の予想レンジは10600-10480円。

2月22日の東京株式市場デイリーコメント

2011-02-22 09:04:25 | Weblog
2月21日の東京株式市場は前日終値を挟んでのもみ合いとなりました。
日経平均 10,857.53円(+14.73円)
日経平均先物 10,870円(+20円)
TOPIX 974.63(+1.03)
東証1部騰落数:値上り768銘柄、値下り734銘柄、変わらず163銘柄
東証1部売買代金1兆4,610億円、売買高20億8,632万株

東証1部・2部市場
みずほフィナンシャルグループ(8411)、りそなホールディングス(8308)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など大手銀行株や、野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)など証券株は小動き。
住友不動産(8830)、三井不動産(8801)、三菱地所(8802)など不動産株や、国際石油開発帝石(1605)、石油資源開発(1662)、昭和シェル石油(5002)、東燃ゼネラル石油(5012)など石油関連株、トヨタ自動車(7203)、いすゞ自動車(7202)など自動車株の一角、ソニー(6758)、ソフトバンク(9984)などは買われ上昇。
「今週の注目銘柄」に取り上げましたブリヂストン(5108)が大幅高となっております。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数が揃って続伸。
デジタルガレージ(4819)、サイバーエージェント(4751)、フィールズ(2767)、ガンホーオンライン(3765)などは買われ上昇、一建設(3268)、メッセージ(2400)、GCAサヴィアングループ(2174)、スカイマーク(9204)、ブイ・テクノロジー(7717)などは売られ下落。
個別では、日本風力開発(2766)、アクロディア(3823)、フュートレック(2468)、ジパング(2684)、デジタルハーツ(3620)、クロス・マーケティング(3629)、データ・アプリケーション(3848)、ジャストプランニング(4287)、日本ミクロコーティング(5381)、ジアース(8922)などストップ高。

まずは昨日のNY株式から
NYダウ:休場
ナスダック指数:休場
シカゴ日経先物:10845円(-5円)
短期基調:上向き
中期基調:上向き
25日移動平均線:10544円(+2.99%)
サイコロ●○○○●●○○○○○○「9勝3敗」
日足:下ヒゲ小陰線
(コメント)
昨夜の米国市場はプレジデントデーで休場。
本日の東京株式市場も堅調な展開が期待されます。
中国政府は昨秋に金融政策を引き締め方向に転換しており、5回目の準備率引き上げを行っております。
これを受けての中国市場の反応が注目されましたが、上海総合指数は朝方の売り一巡後に上昇へ転じておりマーケットがさほどネガティブに反応しなかったことをみると、1月の調整局面で今後の金融引き締めをある程度織り込んだものと思われます。

さて昨日の東京株式市場は、日経平均株価は小幅続伸ですが、東証1部騰落銘柄数を見ると値上がり768銘柄に対し、値下がり734銘柄と拮抗商状となっております。
そのなか東証一部ではKNT(9726)がストップ高となり東日カーライフ(8921)、栗本鐵工所(5602)など仕手性材料株が大幅高、新興市場ではデジタルガレージ(4819)、サイバーエージェント(4751)などの材料株が続伸しております。
ただ個別では、テクニカル的に過熱感が高まっている銘柄も目立ってきており、ここからの「買い」は新たに動き出した銘柄や、調整を済ませ高値を更新してきた銘柄などをマークしていきたいと思います。
「FIT劇場」を参考にいただきたいと思います。

2月21日の東京株式市場デイリーコメント

2011-02-21 08:57:20 | Weblog
2月18日の東京株式市場は手掛かり材料難から高値圏でこう着商状。
日経平均 10,842.80円(+6.16円)
日経平均先物 10,850円(+10円)
TOPIX 973.60(-0.54)
東証1部騰落数:値上り673銘柄、値下り835銘柄、変わらず160銘柄
東証1部売買代金1兆5,578億円、売買高21億5,676万株

東証1部・2部市場
野村不動産ホールディングス(3231)、住友不動産(8830)、三菱地所(8802)など不動産株や、新日本製鐵(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)など鉄鋼株は売られ下落し、一方アイフル(8515)、プロミス(8574)、アコム(8572)の消費者金融株が大幅高。
エルピーダメモリ(6665)、SUMCO(3436)など半導体関連株、日本郵船(9101)、川崎汽船(9107)、第一中央汽船(9132)など海運株、住友金属鉱山(5713)、三菱マテリアル(5711)など非鉄金属株や、国際石油開発帝石(1605)、昭和シェル石油(5002)、コスモ石油(5007)、東燃ゼネラル石油(5012)など石油関連株も上昇。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数が揃って続伸。
デジタルガレージ(4819)、サイバーエージェント(4751)、GCAサヴィアングループ(2174)、フィールズ(2767)、エン・ジャパン(4849)、ACCESS(4813)、ブイ・テクノロジー(7717)などは買われ上昇、スタートトゥデイ(3092)、スカイマーク(9204)などは売られ下落。
個別では、日本風力開発(2766)、UBIC(2158)、オートウェーブ(2666)、ジパングHD(2684)、ジョルダン(3710)、豆蔵OSホールディングス(3756)、データ・アプリケーション(3848)、日本一ソフトウェア(3851)、キング工業(7986)などがストップ高。
「FIT劇場」で取り上げておりますフリービット(3843)、フルスピード(2159)も大幅高となっております。

まずは昨日のNY株式から
NYダウ:12391.25(+73.11)
ナスダック指数:2833.95(+2.37)
シカゴ日経先物:10845円(-5円)
短期基調:上向き
中期基調:上向き
25日移動平均線:10529円(+2.99%)
サイコロ○●○○○●●○○○○○「9勝3敗」
日足:小陽線
(コメント)
18日のダウ平均は前日比73.11ドル高と続伸。
キャタピラーが11-1月期のマシナリー販売が堅調だったと発表。また、シェブロンはエクアドルの裁判所から86億ドルの罰金を命じられている問題について、米当局が支払いが必要かどうかの判断を遅らせたことなどを材料視。
ドル建てCME225先物は先週末の大証日中終値と比べて5円高の10855円、円建ては5円安の10845円となっております。

本日の東京株式市場は短期的な過熱感からもみ合う展開が予想されます。
米株高で買い安心感はありますが、中国が準備預金率を0.5%引き上げたことで中国株の動向の見極めや、世界的な民主化運動の広がりを警戒するムードが買い手控えにつながろうかと思われます。
好業績株の押し目を狙う動きは予想されるものの、全般的に利益確定売りに押される地合いも想定されます。
一方、新興市場の出遅れ物色に加え、東証一部では内需出遅れセクターを物色する流れは続きそうで、3月期決算企業の権利取りに着目した買いが予想され、高配当銘柄は下げ渋る展開も予想されます。

個別では、新興市場ではデジタルガレージ(4819)、サイバーエージェント(4751)、GCAサヴィアングループ(2174)、ブイ・テクノロジー(7717)などの材料株が相場を引っ張る形となっております。
今週もこうした流れが続くことが予想され、個別重視で見ていく形となります。
「今週の注目銘柄」「FIT劇場」などを参考にいただきたいと思います。

2月18日の東京株式市場デイリーコメント

2011-02-18 08:16:42 | Weblog
2月17日の東京株式市場は前日の欧米株式相場が軒並み上昇したことを好感し買いが先行しました。
日経平均 10,836.64円(+28.35円)
日経平均先物 10,840円(+40円)
TOPIX 974.14(+6.84)
東証1部騰落数:値上り1,044銘柄、値下り498銘柄、変わらず126銘柄東証1部売買代金1兆8,289億円、売買高20億4,487万株

東証1部・2部市場
野村不動産ホールディングス(3231)、三菱地所(8802)、三井不動産(8801)など不動産株や、三井物産(8031)、伊藤忠商事(8001)など商社株の一角、三井金属(5706)、東邦チタニウム(5727)など非鉄金属株の一角も買われ、日産自動車(7201)、ホンダ(7269)など自動車株や、ブリヂストン(5108)、住友ゴム工業(5110)などタイヤ株、日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)など海運株、国際石油開発帝石(1605)、石油資源開発(1662)、昭和シェル石油(5002)、コスモ石油(5007)など石油関連株、ソニー(6758)、キヤノン(7751)などハイテク株も上昇いたしました。
先週「注目銘柄」に取り上げました堺化学(4078)が高値更新しております。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数が揃って小幅上昇。
一建設(3268)、デジタルガレージ(4819)、スカイマーク(9204)、GCAサヴィアングループ(2174)、ブイ・テクノロジー(7717)などは買われ上昇、サイバーエージェント(4751)、フィールズ(2767)、メッセージ(2400)、ACCESS(4813)などは売られ下落。
個別では、インターライフホールディングス(1418)、ジパング・ホールディングス(2684)、日本一ソフトウェア(3851)、ロングライフホールディング(4355)、プラザクリエイト(7501)、MAGねっと(8073)などがストップ高。

まずは昨日のNY株式から
NYダウ:12318.14(+29.97)
ナスダック指数:2831.58(+6.02)
シカゴ日経先物:10855円(+15円)
短期基調:上向き
中期基調:上向き
25日移動平均線:10518円(+3.03%)
サイコロ○○●○○○●●○○○○「9勝3敗」
日足:小陰線
(コメント)
17日のNY株式相場は続伸。
04年1月以来となる高水準だったフィラデルフィア連銀指数を好感し、下値では買いが入っております。
ダウ平均は前日比29.97ドル高の12318.14ドルで終了し、52週高値を更新。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて15円高の10865円となっております。

本日の東京株式市場はもみ合う展開が予想されます。
日経平均は連日で高値を更新したが、10900円手前で失速。
日立、ソフトバンク、住友商などが高値更新後に下げに転じており、大引けにかけて上げ幅を縮小し「行って来い」になっております。
その一方で、出遅れ感のある銘柄を物色する流れが出てきております。業種別騰落率で電気・ガス業は2%弱上昇し、値上がり率では3位に入っております。
相対的な出遅れ感に加え、配当取り狙いの先回り買いが入ったものと思われます。
新興市場の主力銘柄もデジタルガレージ(4819)などの材料株を除いてはズルズルと下げている銘柄も多く、買い疲れ感を感じさせております。連日の上昇から過熱感も高まっており、ここからは個別重視で丁寧に見ていきたいと思います。
個別のトレードなどは「今週の注目銘柄」「FIT劇場」などを参考にいただきたいと思います。

2月17日の東京株式市場デイリーコメント

2011-02-17 08:57:12 | Weblog
2月16日の東京株式市場は日本株の先高期待感から海外投資家の買いが入り3日続伸となりました。
日経平均 10,808.29円(+61.62円)
日経平均先物 10,800円(+60円)
TOPIX 967.30(+4.73)
東証1部騰落数:値上り711銘柄、値下り760銘柄、変わらず195銘柄
東証1部売買代金1兆8,357億円、売買高26億0,819万株

東証1部・2部市場
第一生命保険(8750)、東京海上ホールディングス(8766)などの生損保株や、住友金属鉱山(5713)、三菱マテリアル(5711)、大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)など非鉄金属株も買われ、三菱地所(8802)、三井不動産(8801)、住友不動産(8830)など不動産株、ソニー(6758)、京セラ(6971)、キヤノン(7751)などハイテク株、エルピーダメモリ(6665)、SUMCO(3436)、東京エレクトロン(8035)など半導体株も上昇いたしました。
個別銘柄では、アイフル(8515)、プロミス(8574)など消費者金融が人気化し、ジャックス(8584)、ジャフコ(8595)、ポケットカード(8519)なども幅のある上昇。
「FIT劇場」で取り上げております任天堂(7974)も大きく買われております。

新興市場
JASDAQ平均は上昇いたしましたが、マザーズ指数は反落。
一建設(3268)、フィールズ(2767)、ブイ・テクノロジー(7717)などは買われ上昇し、楽天(4755)、サイバーエージェント(4751)、デジタルガレージ(4819)、エン・ジャパン(4849)、ガンホーオンライン(3765)、GCAサヴィアングループ(2174)、ACCESS(4813)などは売られ下落。
個別では、ジェイエイシーリクルートメント(2124)、YKT(2693)、コムチュア(3844)、日本一ソフトウェア(3851)、山田債権回収(4351)、ロングライフHD(4355)、シーシーエス(6669)、MAGねっとHD(8073)などがストップ高。

まずは昨日のNY株式から
NYダウ:12288.17(+61.53)
ナスダック指数:2825.56(+21.21)
シカゴ日経先物:10865円(+65円)
短期基調:上向き
中期基調:上向き
25日移動平均線:10505円(+2.89%)
サイコロ●○○●○○○●●○○○「8勝4敗」
日足:小陽線
(コメント)
16日のダウ平均は前日比61.53ドル高と反発。
中東情勢の緊迫化を嫌気する場面もみられましたが、1月の住宅関連指標の結果が強かったことも支援材料となり、上値を拡大する展開となりました。
業種別では特にエネルギーや素材、一般消費財、テクノロジーなどが上昇。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて80円高の10880円、円建ては65円高の10865円。

本日の東京株式市場は米株高や円安を背景に底堅い展開が予想されます。
相当出遅れ感の強い金融株を中心に内需系には資金流入が続いていることに加え、輸出関連でも短期的な出遅れ物色などでハイテク株などが上昇するなど好循環が続いております。
信用リスク後退による消費者金融株や、金融株など注目していきたいと思います。

個別では、安値圏でもみ合っていた任天堂(7974)など大幅高となるなど新たな動きも出てくるなどムードは良好ですが、連日の上昇から過熱感も高まっております。ここからは個別重視で丁寧に見ていきます。
個別では「今週の注目銘柄」「FIT劇場」などを参考にいただきたいと思います。

日経平均の予想レンジは10880円-10830円。

2月16日の東京株式市場デイリーコメント

2011-02-16 08:57:38 | Weblog
2月15日の東京株式市場は景気回復期待を背景にやや買いが優勢となりました。
日経平均 10,746.67円(+21.13円)
日経平均先物 10,740円(+10円)
TOPIX 962.57(+3.38)
東証1部騰落数:値上り802銘柄、値下り685銘柄、変わらず81銘柄
東証1部売買代金:1兆5,878億円、売買高20億3,112万株

東証1部・2部市場
第一生命保険(8750)、東京海上ホールディングス(8766)などの生損保株や、三菱商事(8058)、住友商事(8053)など商社株、住友金属鉱山(5713)、三井金属(5706)、三菱マテリアル(5711)など非鉄金属株、トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7269)など自動車株は買われ上昇。
反面、商船三井(9104)、日本郵船(9101)など海運株や、三井不動産(8801)、三菱地所(8802)など不動産株の一角が売り物に押され下落。
個別銘柄では、通期連結業績予想の上方修正が好感されたユニプレス(5949)が+250円の2,085円と大幅高、その他、スマートフォン向けタッチパネル用保護フィルム好調のKIMOTO(7908)、メッキ薬品大手のJCU(4975)、業績予想の上方修正が好感されたティラド(7236)、東亜合成による完全子会社で理論価格にサヤ寄せのアロン化成(7882)、JPMが目標株価を400円から700円に引き上げたサンケン電気(6707)、特殊産業機械の専門商社アルテック(9972)、三菱UFJが目標株価1,200円としたヒューリック(3265)などが幅のある上昇。
先週「今週の注目銘柄」に取り上げました堺化学(4078)も堅調に推移しております。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数が続伸。
サイバーエージェント(4751)、スタートトゥデイ(3092)、フィールズ(2767)、GCAサヴィアングループ(2174)、ACCESS(4813)、ブイ・テクノロジー(7717)などは買われ上昇、メッセージ(2400)、ガンホーオンライン(3765)などは売られ下落。
個別では、UBIC(2158)、ボルテージ(3639)、フィスコ(3807)、サイレックス・テクノロジー(6679)などがストップ高。

まずは昨日のNY株式から
NYダウ:12226.64(-41.55)
ナスダック指数:2804.35(-12.83)
シカゴ日経先物:10750円(+10円)
短期基調:上向き
中期基調:上向き
25日移動平均線:10493円(+2.42%)
サイコロ●●○○●○○○●●○○「7勝5敗」
日足:十字線
(コメント)
15日のダウ平均は前日比41.55ドル安と続落。
1月の小売売上高の結果が予想を下回ったことが嫌気され、ダウ平均は売りが先行。
業種ではエネルギーや素材セクターなどが下げを主導。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて25円高の10765円、円建ては10円高の10750円。

本日の東京株式市場はもみ合う展開が予想されます。
昨日の日銀金融政策決定会合で9カ月ぶりに景気判断を引き上げております。
前日発表された10-12月期GDPはマイナス成長ながら市場予想を上振れ、1-3月期はプラス成長に転じる公算が高いと評価する向きが多い。足元のマクロ指標は総じてポジティブな着地を示しており、日本株上昇のサポート要因になりそうです。
その中で、昨日発表された中国の1月CPIは、前年同月比比+4.9%と昨年11月実績(+5.1%)や市場予想(+5.4%)を下回ったことから、過度な金融引き締め懸念が後退し、商品市況が騰勢を強める可能性があり注目したい。
先週「今週の注目銘柄」に取り上げました堺化学(4078)も堅調に推移しております。
個別では「今週の注目銘柄」「FIT劇場」などを参考にいただきたいと思います。

2月15日の東京株式市場デイリーコメント

2011-02-15 08:55:29 | Weblog
2月14日の東京株式市場は3営業日ぶりに反発しました。
日経平均 10,725.54円(+119.89円)
日経平均先物 10,730円(+110円)
TOPIX 959.19(+12.56)
東証1部騰落数:値上り1,190銘柄、値下り343銘柄、変わらず137銘柄東証1部売買代金1兆5,241億円、売買高20億7,742万株

東証1部・2部市場
第一生命保険(8750)やT&Dホールディングス(8795)、東京海上ホールディングス(8766)など生損保株や、三菱商事(8058)、住友商事(8053)など商社株、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)、第一中央汽船(9132)など海運株が買われ、更にトヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)など自動車株や、プロミス(8574)、アコム(8572)など消費者金融株、国際石油開発帝石(1605)、AOCホールディングス(5017)、コスモ石油(5007)など石油関連株も上昇いたしました。
個別銘柄では、米AIG傘下のチャーティス・グループによるTOBの発表から富士火災海上保険(8763)が+29円の145円と大幅高、東亞合成による完全子会社化発表からアロン化成(7882)がストップ高。
その他、サンシティ(8910)、フルキャストホールディングス(4848)、コナカ(7494)、東京精密(7729)、ジェイコム(2462)、大同メタル工業(7245)なども幅のある上昇となりました。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数が上昇。
セブン銀行(8410)、フィールズ(2767)、ガンホーオンライン(3765)、サイバーエージェント(4751)、GCAサヴィアングループ(2174)、ACCESS(4813)などは買われ上昇、メッセージ(2400)、オンコセラピー・サイエンス(4564)、フリービット(3843)などは売られ下落。
個別では、コムチュア(3844)、GABA(2133)、トラスト・テック(2154)、CDS(2169)、プラップジャパン(2449)などがストップ高。

まずは昨日のNY株式から
NYダウ:12268.19(-5.07)
ナスダック指数:2817.18(+7.74)
シカゴ日経先物:10735円(+5円)
短期基調:上向き
中期基調:上向き
25日移動平均線:10486円(+2.30%)
サイコロ○●●○○●○○○●●○「7勝5敗」
日足:窓明け陽線
(コメント)
14日のNY株式市場でダウ平均は前日比5.07ドル安。
中国の1月の消費者物価指数が市場予想を下回る可能性があるとの観測が浮上するなか、同国の追加利上げ懸念が後退したことを受けて素材やエネルギーセクターが買われ指数を下支えとなっております。
業種別ではエネルギーや素材に加え、テクノロジーや金融なども底堅く推移しております。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて25円高の10755円、円建ては5円高の10735円。

本日の東京株式市場は全般堅調な展開が予想されます。
企業業績好調に加え、景気回復への期待感がより強まりつつあり、内需株の底上げに加え、ドル円相場の円安含みの動きも輸出関連株への物色に期待されそうです。

本日は、11時に中国の1月の消費者物価指数(市場予想は前年比+5.4%)が発表されます。
昨日は市場予想を下回るとの観測報道を手掛かりに、上海総合指数は大幅高となりましたが、その反動なども警戒されそうです。
また、日銀の金融政策決定会合では特に大きな政策変更はなさそうですが、1-3月期にプラスに転じるとみられる実質GDPとあわせて、ポジティブな反応が期待できそうです。
もう一つ、1月の首都圏マンション販売の結果を受けてのマンション関連や不動案株の動向も注目です。

個別では、海外投資家の買いが期待できそうで、大型株にも注目していきたいと思います。

日経平均の予想レンジは10900円-10700円。