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8月21日の東京株式市場デイリーコメント

2012-08-21 06:35:28 | Weblog
8月20日の東京株式市場は、先週末の米NY株式市場の上昇や為替市場での円高修正基調を手掛かりに、買いが優勢となり上昇しました。
日経平均 9,171.16円(+8.66円)
日経平均先物 9,190円(+20円)
TOPIX 764.66(-1.15)

東証1部・2部市場
東京建物(8804)、三井不動産(8801)、住友不動産(8830)など不動産株や、住友金属鉱山(5713)、三菱マテリアル(5711)など非鉄金属株も売られました。更に、トヨタ自動車(7203)、日産自動車(7201)など自動車株、伊藤忠商事(8001)、丸紅(8002)など商社株、国際石油開発帝石(1605)、JXホールディングス(5020)など石油関連株も下落。
個別では、ゴールドウイン(8111)、チタン工業(4098)、東都水産(8038)、三晃金属工業(1972)、東光(6801)などが幅のある上昇となりました。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数がそろって続伸しました。
ニューフレアテクノロジー(6256)、ライフネット生命保険(7157)、スカイマーク(9204)、そーせいグループ(4565)、ACCESS(4813)などは買われ上昇し、楽天(4755)、ジュピターテレコム(4871)、フィールズ(2767)、GCAサヴィアングループ(2174)などは売られ下落。
目立った銘柄では、日本メディカルネットコミュニケーションズ(3645)、トリケミカル研究所(4369)、倉元製作所(5216)、大泉製作所(6618)、ホロン(7748)、オービス(7827)などがストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ:13271.64(-3.56)
ナスダック指数:3076.21(-0.38)
シカゴ日経先物:9190円(0円)
25日移動平均線:8750円(4.72%)
(コメント)
週明け20日のニューヨーク株式市場は、今年の最高値を目前にほぼ変わらずとなっております。
米国で独自の材料がなく、方向感のない動きとなっております。独誌シュピーゲルは週末、欧州中央銀行(ECB)が債務危機に陥ったユーロ圏諸国の国債買い取りに当たり、利回りに上限目標の設定を検討していると報道。ECB当局は20日、この報道を否定したが、政策発動への期待は残り、株価を下支え材料となっております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べ変わらずの9190円で帰ってきております。

本日は東京株式市場はもみ合いが予想されます。
昨日の日経平均は小幅ながら3日続伸となっております。
欧米株高などを背景に3カ月半ぶりの高値をつけましたが、後場下げに転じる場面があり消化不良となっております。
足元で日経平均が8月限SQ値(8914円81銭)、節目の9000円、200日移動平均、7月の戻り高値(9136円)などを相次いで突破するなど、年初の戻り相場に似通う展開となりつつありますが、当時は売買代金が連日で1兆円超えと商いを伴っての上昇だっただけに、商いの増加が望まれます。また、中国株の下落も懸念されます。上海総合指数は一時2100を割り込み、2009年3月12日以来の安値圏まで沈む場面もみられます。中国当局による不動産取引規制への警戒感が要因のようだが、景気減速への根強い懸念があるだけに、しばらく中国株の動向に注目していきたいと思います。

個別では、サニックス(4651)、三晃金属工業(1972)など太陽光発電関連株が買われております。今後も調整場面では、これまで大きく売られた銘柄の見直し買いも含め、材料株物色が続くものと思われます。

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