折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL5 ひなたぼこ

2009-02-18 | 写真&俳句
はじめに

愛犬「パール」との散歩コースになっている黒目川遊歩道には、色々な鳥たちが生息している。

「ハト」、「カラス」、「カモ」、「サギ」、「カモメ」などなど。

今回は、そんな鳥たちの中から「ハト」を取り上げて、写真と俳句で紹介して見たい。


浜崎黒目橋

遊歩道の散歩コースの折り返し地点に黒目川に架かるスマートな橋がある。
「浜崎黒目橋」である。


          
          この付近で最初に朝日が当たるのがこの橋の頂上


ひなたぼこ その1


アーチ型をしたその橋の頂上に朝日が差し込むのは、午前6時45分頃である。
それを見はからったようにハトたちの群れが橋の頂上にやってくる。

そして、まるで「おしくらまんじゅう」をするように体を寄せ合い、じっと差しかかる日の光を浴びている。

その姿は、ひなたぼこを楽しんでいるように見える。


ハトの群れ   眠るが如く   ひなたぼこ


           
           ズームで写したハトたちの「ひなたぼこ」の様子


ひなたぼこ その2


そして、ハトたちには「第2」のひなたぼこと呼べる場所がある。

川原に下りて行くために作られた階段がそれである。

小生が観察した所によると、ハトたちは「時」と「場合」によってひなたぼこの場所をこの橋の頂上からこの階段へと変えるのだ。

即ち、時が過ぎ地上がすっかり暖まった頃になるとより暖かさを求めて地上に降りてくるのだ。

また、晴れた日でも上空に冷たい風が吹いている時は、早々とこの階段に降りて来るみたいだ。


ひなたぼこ   時と場合で   河岸(かし)を変え

ひなたぼこ   日差しと共に   場所移り


           
           「時」と「場合」によって地上で「ひなたぼこ」を楽しむハトたち






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