Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

HOTOKI (京都)

2018年06月24日 | 手作り
先月京都に行った時、岩倉の「HOTOKI」という工房で電動ろくろの体験をさせていただいたのだが、焼き上がったものが今日うちに届いた。 カミさんは植木鉢を大小2つ、私は小鉢を3つ。             仕上げの色を選んだ後、乾燥から焼き上げはお任せしたので、ほとんど先生に作っていただいたようなものだが、それでも自分でイメージしたものがカタチになって出来上がるのは楽しいもの。使うのが . . . 本文を読む
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ルーブル美術館展 (国立新美術館)

2018年06月22日 | 美術・芸術
乃木坂の国立新美術館で開催中のルーブル美術館展。 「肖像芸術-人は人をどう表現してきたか」という副題をよく見ずに行ったのだが、そもそもなぜ人の肖像を絵やカタチにするようになったのか、それがよく分かる、非常に面白い構成。 古代エジプトやオリエントの石像やレリーフ、彫刻がともかく見応え十分。勿論絵画もあるのだが、チケットの半券にもなっているヴェロネーゼやボッティチェリ、アルチンボルドにレンブラン . . . 本文を読む
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まねき/えきそば(乾麺)

2018年06月21日 | 食べ物
極めてローカルな話で恐縮だが、私の地元に「まねきのえきそば」という食べ物がある。 「まねき」は会社の名前、「えきそば」はその店で食べられるメニューなのだが、「そば」と言っても麺は中華麺で、つゆは和風出汁。私が子供の頃は駅のホームにしかなかったので、「えきそば」という名前に少しも違和感はなかった。 今では駅のホーム以外にも店舗が出来ているが、子供の頃、祖父母の家に帰省する時、電車のドアが開いて . . . 本文を読む
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E. C. ベントリー/Trent's Last Case

2018年06月19日 | 
E. C. ベントリーの Trent's Last Case(1913年)読了(邦題『トレント最後の事件』)。 ウォール街で名を成したマンダースンが、イギリスにある別宅の庭先で死んでいるのが見つかる。死因は左目から脳に貫通した一発の銃弾。 真相を解明すべく乗り込んだのは、画家であり新聞記者でもあるトレント君。緻密な聞き取りと調査の結果、やがて彼はある結論に至る。しかしその時既に、マンダースン . . . 本文を読む
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なつおたべ (京都)

2018年06月18日 | 食べ物
生八ッ橋の「おたべ」。 子供の頃からあまりにも身近だったので、ここ最近は食べていなかった気がする。 これは近所のスーパーで見つけた夏限定品で、白い皮がわらび餅仕立て、緑は抹茶わらび餅仕立て、いずれもにっき(シナモン)なし。 言われた通りに冷蔵庫で冷やして食べてみたが、皮も柔らかいままで、こし餡もしっとり、とても美味しい。 涼しげな切り絵の箱も美しく、お土産にも喜ばれそう。 . . . 本文を読む
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ターナー展 (損保ジャパン日本興亜美術館)

2018年06月16日 | 美術・芸術
初めてターナーの名前を知ったのは漱石の「坊ちゃん」だった気がする。 東京から赴任したばかりの坊ちゃんが、いけ好かない赤シャツに誘われて海に舟で釣りに出る。その時、沖の無人島とそこに植わっている松の木を見て、赤シャツと腰巾着の野だいこが「まるでターナーの絵のようだ」と言うくだり。 新宿の損保ジャパン日本興亜美術館で開催中のターナー展。特にその水彩画の点数は半端なく、構図やサイズは勿論のこと、微 . . . 本文を読む
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ロナルド・ノックス/The Viaduct Murder

2018年06月04日 | 
ロナルド・A・ノックスの Viaduct Murder(1925年)読了(邦題『陸橋殺人事件』)。 ロンドン郊外のゴルフ場で推理小説談義をしながらゴルフを楽しむ四人組。やがてそのなかの一人が出したOBのボールを探すうちに、鉄道の陸橋の下で顔の潰れた男の死体を発見する。残された遺留品を手掛かりに、にわか探偵と化した四人がそれぞれに推理を巡らす。自殺か他殺か、動機は、凶器は…? 京都から戻って休 . . . 本文を読む
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京都逍遥 (その6:最終回)

2018年06月02日 | 
京都を発つ日の朝。 早々にチェックアウトを済ませて錦市場に行き、お気に入りの漬物を買い込んだら京都駅へ。予約していたお弁当を受け取り、新幹線に乗り込む。 昼前の便で帰るとなると選択肢は限られるのだが、「下鴨茶寮」のこのお弁当は素晴らしい。次はお店にも行ってみたいところ。 東京に戻って晩御飯。 京都の漬物と生湯葉で軽く、のつもりがご飯が進む進む。 お気に入りの「打田」の漬物。白いのは . . . 本文を読む
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京都逍遥 (その5)

2018年06月01日 | 
前日の雨が嘘のようによく晴れた日。 御池から寺町を上がり、二条通を右に曲がって鴨川に出る。 寺町二条を何の気なしに曲がったところで、いい匂いのするお店を発見。和菓子の「鼓月」が作った洋菓子のお店で、店名の「KINEEL」は「気に入る」が語源とか。 味見させてもらった焼き菓子が抜群に美味しかったのでお土産に買い、たまったポイントでケーキを1個差し上げますと言われたのでもう1個買い足し、鴨 . . . 本文を読む
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