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羽生結弦とロシア女子を中心に

Daria Panenkova (15) もエテリ組を離脱か

2018年07月21日 | 移籍、解散/結成、転向、引退

Daria Panenkova  2002年12月 8日生 15歳7ヶ月  2018-19シーズンSr.デビュー予定。第2戦 GPS加、第3戦 GPS FIN [連戦]
http://www.isuresults.com/bios/isufs00101048.htm  https://vk.com/id318073023  https://www.instagram.com/darya__panenkova/

エテリ組の今季プロの断片集  https://vk.com/eteritutberidze?w=wall-97272391_73704

 未確認情報ながら、SNS上では離脱が決定的なようです。問題はどのクラブに移籍し、コーチがどうなるのかという点ですね。
また、エテリ組は6月4日から7月の今週末まで、長期の合宿を行っており、どの時点で離脱したのか気になるところです。(時期や新コーチの考えによっては、プログラムを再度作り直す必要がある)
 Daria Panenkova選手は、Jr.デビュー前の17年1月段階で、エテリコーチから体重を2.5kg落とすように言われていたようで、かなりきつかったと思われます。
昨季はJr.GPFに進出しましたが(5位)、Jr.WCの派遣枠(3枠)の獲得には失敗していました。それにも関わらず、今季のSr.デビューは2枠を与えられていました。 
この辺り、コーチ変更やクラブ移籍により、Sr.デビューのGPS枠は減るのか、変わらないのか。

 これで2017-18オフは、エテリ組から、Evgenia Medvedeva (18)、Polina Tsurskaya (17)、Daria Panenkova (15)、Anastasia Tarakanova (14)と
一気に4人も有力選手が抜けることになります。エテリ組の恐ろしいところは、これだけ人材が抜けても、まだタレントが揃っているところです。

Alena Kostornaia  (14) 3A
Anna Shcherbakova (14) 4Lz、4T
Alexandra Trusova (14) 4Lz、4S、4T

 この3人(年齢順)がいれば、来季2019-20以降~北京五輪までロシアの欧州選手権/世界選手権の派遣3枠を独占したとしても、驚きではありません。
[五輪女王 Alina Zagitova (16) ですら地位が危うい。将来、体型変化で高難易度Jumpが失われたとしても、Zagitovaより地力がある] 
それ以外の選手は、誰であれ優先度が低いわけです。(次の五輪でメダルを独占するのが目標)


[08/06 追記]

Daria Panenkova (15) と Polina Shelepen (23) [いずれもエテリコーチの元を去った生徒]

 Anna PogorilayaのコーチであるAnna Tsarevaと協同しているPolina Shelepen (23) と一緒に写っているということは、
どうやらPanenkova (15) の移籍先は、同じクラブ(Sambo-70)内のTsareva組になるようですね。

 この移籍の話が上がってきた時期が遅かったので、他のクラブに移籍するのは困難だったと思われます。
(既に各チームの陣容が決まり、クラブ単位の合宿や個々のプログラム作成など、“今季のバス"が出発していた)
クラブ内移籍だとリンクも変わらず、環境変化は殆どないと思われます。(練習時間帯がエテリ組とは異なることに)

 Tsareva組はAnna Pogorilayaが最近結婚し、彼女以外に競争力がある選手はいない小規模のチームだったので、
Tsarevaコーチにとって、今季Sr.デビューを控え、GPS枠を2枠持っているDaria Panenkova (15)の加入は「渡りに船」でしょう。(Pogorilayaは今季GPS枠 2→0に減っていた)
ただ、コーチ変更によりGPS枠が減らなければいいですね。[第二戦GPS加、第三戦FINと連戦で、第五戦 GPS露の開催国枠は未定]
エテリ組の“権威" で割り当てられたと言えなくもないですから。
(今季、エテリ組はSr.GPS枠の減少に伴い、Sr.のプレゼンスが低下。[Medvedeva←→Tursynbaeva] 、Tsurskaya:2枠、Panenkova:2枠を失う)

18/08/11 PanenkovaのInstagramより

  2011/2018

(敬称略、随時 追記/修正)