みたり*よんだり*きいたり*ぼぉっとしたり

映画のこと、本のこと、おもったこと。

渋さ知らズ

2005-11-25 22:42:54 | きく
 

”渋さ知らズオーケストラ”のライブは「衝撃」としか言い様がない。
その魅力は扇情度の異様な高さ。
煽られたいわたし、欲望を野放しにしたいあなた、
ぜひ一度”渋さ知らズ”をご賞味くださいな♪

はずれない

2005-11-21 23:15:47 | 散歩する
コンビニに寄ったら、レジ前にピーターラビットの「くじ」がありました。
500円のくじ券を購入すると三角くじをひけるのです。
普段は、キャラクターにも景品にも縁も興味もないのですが、
今日はどういう風の吹き回しか、「くじ」をひいてみたくなりました。



当たり↑です。




”はずれなし”と謳っている「くじ」なんだがな。

マグカップもほしい・・・。

また、くじ券こぅてしまうかも。

ミッシャ・マイスキー「わが真実」

2005-11-19 23:21:18 | よむ
わたしがとりわけチェロの音を好きなのは、初めて聴いたチェロのCDがマイスキーの演奏だったからなのだと思います。幸運な出会いでした。マイスキーのCDが少しずつわたしの手元に増えていくにつれて、他のチェリストへの興味もほんの少し広がっていき、そこで改めて、マイスキーの音の独自さに惹かれていきました。

『ミシャ・マイスキー「わが真実」』(伊熊よし子著・小学館)
まるで言葉で音楽を奏でているかのような美しい印象を受けましたが、それがマイスキーという演奏家名が形づくるイメージと寸分違わないのです。欲をいえば、少しこのイメージが裏切られる部分があってもさらに本の奥行きが増したのではないかと思います。音楽人物辞典としてもわたしにとっては貴重な一冊となりました。


『大人の友情』(河合隼雄著・朝日新聞社)
著者の易しいことばでの語り口に数年前まではどことなく居心地の落ち着かない気持ちにさせられたのですが、このごろはこの独特の”平易な言葉の凄み”のようなものを納得できるようになりました。ちょうど映画『ヴェニスの商人』を観たばかりでしたので、アントニオとバサーニオの男の友情が男と女の関係に影を落とす可能性に言及した部分は興味深かったです。異なる展開となるものの小林秀雄と中原中也とその恋人の心の綾をひも解いた白洲正子の視点も紹介されていましたが、これも面白く、中也の恋人を奪う小林秀雄の行為は実は中原中也に同一視した極みとしての事、と捉えると、中也に自己を奪われたという側面も見えるので、軸のブレない小林秀雄というわたしの勝手なイメージが少し変わりました。

「この恋を爆発する炎の強さよりも、永続する深く輝く関係へと導いていったことに心を打たれるのである。夫婦であれ、恋人であれ、それが永続するためには友情を支えとするものであるし、その背後に何らかの断念の構図があると思う。」
『田辺元・野上弥生子往復書簡』を取り上げたところでの著者はこのような言葉で結んでいました。あの分厚い本、一度手にして読みきらないままでしたが、「断念の構図」をバックボーンにした関係の美しさに触れたくなったので、もう一度読んでみようと思います。

映**ヴェニスの商人**画

2005-11-17 00:52:23 | みる
満員御礼!(またまたレディスディのせいかしら?)のため、
次回上映にずらしましたが、やはり館内はいっぱいでした。

観る楽しさだけでいえば、鑑賞後、満ち足りた気持ちになる映画でした。

ただ、マイノリティ(ではないなぁ・・被迫害側かな)に気持ちを寄せがちなわたしは、
見せ場としては素晴らしい裁判のシーンも、
結局、個人名さえ呼ばれなかったユダヤ人の尊厳は一片も護られることはなく、
やりきれない思いになります。

それはともかく、

あなたへの恋心をせつせつと語る女性が、
現実、愛よりも強い?法律解釈を駆使し
雄弁に断じて行く姿は、きゃぁ♪かっこいいわ♪
やっぱり、女はこうじゃなくっちゃ、
この意外性ょね♪と
すがすがしい気分になれました。

ところで、
今日のごはん---冷汁定食




温かいご飯に冷たい味噌汁、
この味噌汁をごはんに
ぶっかけていただきます。550円也。
安いと思うか?高いと思うか?
わたしは高いと思います。だって、単に味噌汁ぶっ掛けご飯、
よくいうねこまんまです。
でも、倍の値段くらい出しても何の面白みのない味のスパゲッチなどよりは、
とても美味しい食事でした。

JR新宿南口の向かい側にある、地方物産館のようなところで。
冷汁定食は宮崎館でしたが、他に広島館もありました。
宮崎館の「鳥の軟骨炭火焼」は味付けも美味しく、
骨っぽい軟骨が好みの方にはおススメです。

さらに
本日のケーキ---ココアシフォン



タイムズスクエア~7階のパパス---とても落ち着ける空間。



おまけ






DVD-男と女

2005-11-17 00:35:38 | みる
すべての男と女は陳腐である。

しかし、

クロード・ルルーシュの
男と女
だけは素敵・・だろっ?!
て感じの映画でした。

恋はマジック
というよりも
映画はマジック。

てゆうか
延滞料が課される寸前だったので
2倍速で観てしまいました。
スピードシーンの多い映画なので、
それはそれは(汗)もう、すごい。

3番

2005-11-12 01:29:55 | きく
ラフマニノフのピアノ協奏曲3番は、意外に単純(と言っていいのかしら?)な動機で書かれたらしいわりには、ある種の人を日常から逸れさせてしまう魔力のようなものがあると思います。リビングのステレオの前に座り込みひたすらこの曲を聴いていた時、子どもに「ちょっと、やばいんじゃない?」(笑)とドン引きされたことがありました。わたしは情緒過多の旋律が好きなんでしょうね、きっと。

今夜はこの大好きな曲を初めてライブで聴くことができました。

一生に一度で良いからライブで聴いてみたい、くらいの位置づけがされていた曲なのに、そんな大そうな、調べてみると年間10回以上は演奏会で取り上げられているのですね。(でも、願わくばアシュケナージの演奏で聴きたい←悲願)

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すみだトリフォニーホール
クリスティアン・アルミンク 指揮
ブルーノ・レオナルド・ゲルバー ピアノ
新日本フィル交響楽団
栗友会合唱団

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第1楽章の後半部の盛り上がり(演奏開始およそ6~8分ほどが目ど)は好きなところなのですが、今日の演奏ではこの部分、さらっとあっさり(特に弦楽器)でした。さらさら3番で行くのかと思いきや、第3楽章ラストは、それはもう情緒過多好みのわたし好みでした。
それにしても好みと言えば、
指揮者のアルミンクの姿の美しいこと。タキシードを身に纏うためにあるような端正な小頭長身痩躯、音の中を舞うかのような流麗な動き。
綺麗♪・・・って(゜∇゜ ;)
違?


もう一つの演目はロクシン交響曲第1番「レクイエム」
ロクシンという作曲家の作品が日本で演奏されるのは今回が初めてとのことです。
その上、曲の終わりは独奏ヴァイオリンが空に消え入るようなので、曲のラストが掴みきれない演奏直後の拍手の起こり方のビミョーさに面白味がありました。
って (゜∇゜ ;)
違?




食べ過ぎる べきか 残しすぎる べきか

2005-11-10 01:16:52 | たべる




空腹にまかせて注文しすぎてしまいました。
こういう時、
いとやむごとなき際にはあらぬので、
”もったいない”との思いがよぎり
ついつい食べ過ぎてしまう性。
ふぅ。



MUANG・THAI○NABE
(味付けが濃い目なのは残念でした。)







珈琲豆が新鮮なので
挽かれた豆は
蒸らしのときに
見事にふわりとふくらむのだそうです。
目の当たりにして感動。

kazuma

手帳の季節

2005-11-06 02:05:53 | 散歩する
旬ですね。

わたしはあまりこだわらず、
立ち寄った文房具屋さんにたまたまあるもので
ついでに揃えることが多いのですが、
先日本屋さんの一角でみかけた
がちっと黒固めだったり、
色々とりどりだったり、
その上、
夢がかなう、起業家になれる、人生変わる等々、
「えっ、そうだったの?」(笑)
という感じのタイトルが冠された手帳関連本とともに、
陳列されている手帳コーナーは楽しそうでした。
それぞれを眺めた中では、
能率手帳の”クレスト3”が気に入りました。
月間予定表はブロック型がマイ定番で合致しているし、
週間予定表の見開き1ページで
1日予定が時間軸縦割り、サイドフリースペースが絶妙なところに
何ともすぐにでも購入したいほどの魅力があります。

でも、
モンダイは色。
黒しか製造されていない。
きれいかかわいい色がほしい、というよりも、
携帯電話でもそうだけど、
女性向けのものは、バッグの中で探しやすい、取り出しやすい、
目立つ色であることがポイント。(らしい、携帯ショップのおにいさんが言っていた。)
クレスト3はビジネス使いを売りにしているから、仕方ないのでしょうか。

そしてもう一点のモンダイは、
わたしはシステム手帳を使っているので、手帳そのものよりもリフィルがほしい。
色にモンダイがなければ、一冊手帳にシフトしてもいいかなとも思いましたが、
現使用手帳はバインダが古くなってしまっているものの愛着があるので、
手放すのは惜しい。

クレスト3と同じ仕様の週間&1日予定表のリフィルを販売してほしいな。

あぁ、でもそうすると、もう一点、サイズのモンダイが出てきますね。
(クレスト3は新書版サイズ)

んん~、気になりだすと・・むむむ・・
こだわらない方がそれなりになってた感じですね。


ところで、手帳のリフィルに単語帳があったら便利だと思います。
原稿用紙やポケベルリスト、URLリストなど実用性があるのかしら、と
わたし個人的には不思議なくらい多様なリフィルが販売されていますが、
単語帳は見かけたことがありません。
50代以上のビジネスマンの中で新たに語学を学び始める方が
多いのには感服させられますが、移動時間などを利用してのスキマ時間学習でしたら、手帳一冊で済むというのは効率が良さそうです。
(ニーズを聞いたことはないけど)