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島根県庁林業課林業普及スタッフからのお知らせ

緑の少年団活動発表大会開催

2014年08月07日 | 森林・林業関係の情報

8月7日、島根県立少年自然の家(江津市)において島根県緑の少年団活動発表大会が開催されました。この大会は、島根県緑の少年団連盟、島根県緑化推進委員会、島根県が主催のもと、今回で第25回を数え、四半世紀と歴史ある大会です。

今年は県内97団体から選ばれた6団体が日頃取り組んでいる活動を発表しました。発表大会には活動発表団体を含め13団体が出席し、会場は少年少女達の熱気でヒートアップしていました。

 島根県の緑の少年団の活動は全国的に見ても活発であり、他県の少年団数は減少傾向にあるのに対して本県は団員数が増えています。加入団員数9900人は同世代の児童・生徒に占める割合が全国第5位、団体数97は小中学校に占める割合が全国第3位です。しかも、緑の少年団の活動発表全国大会では、2年連続ベスト10に入賞しています。

主催者を代表し島根県緑の少年団連盟 佐堂理事から、本大会で得た情報を各地域に持ち帰り、今後の活動に生かして下さいと挨拶があり、大会が開会しました。

 各団体からは、長年取り組まれてきている活動内容とその成果について発表がありました。中には、歌やダンスを取り入れ活動を紹介する団体や発表者全員が舞台俳優のように台詞を丸暗記し、身振り手振りを取り入れながら、表現力豊かに説明する団体もあり、非常にレベルの高い大会となりました。

ここまで完成度の高い発表をするためには、夏休みを返上し、児童・生徒と教諭が汗を流しながら、一生懸命練習されたことが伺い知れます。

ミュージカルのように表現力豊かに活動を発表した仁摩小学校

自分たちで育てた花を地域の方にプレゼントしている波佐小学校

各団体の活動は、自然や地域を愛し守る活動、地域社会に貢献する活動、人と人との繋がりを大切にする活動など様々な活動が紹介されました。

 審査の結果、今年度の最優秀賞は大田市立仁摩小学校緑の少年団、優秀賞は松江市立宍道小学校緑の少年団が受賞しました。

最優秀賞の仁摩小学校です。

優秀賞の宍道小学校です。 

主催者側からは発表団体それぞれの取り組みへの賞賛の言葉が贈られました。あわせて、参加団体に対して、この活動を後輩に引き継いで行くためにはしっかりとした将来のビジョンをもって、無理をせず、取り組んでほしいとエールが送られ、大会が終了しました。

 

 

 



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