古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

2012-07-22 14:04:40 | 料理・食べ物
少し前からアンズが出回っている。どこにでもあるというわけではなく
スーパーの果物コーナーに少しだけある場合が多い。一パック10個前後で
500円位で安くはないのだが見つけるとつい手が出てしまう。
前の家には実のなる木をいろいろ植えてあったのだが、ザクロ、柚子、金柑位。
ザクロは樹齢100年を越してから実がつかなくなってしまった。

アンズは生食はせずジャムや砂糖煮を作る。
杏は生食ではもたもたして甘味も酸味ももの足りないのだが砂糖をいれて煮ると
忽ち甘酸っぱさが出て来てとても美味しい。ジャムもいいが、半分に割って
形が崩れないように煮る。これをプレーンヨーグルトと一緒に朝食に。

ジャム用には種を取りだし、さらに煮詰めトロリとなったら終わり、超簡単。


急に涼しくなったので二日間家の片付けで家じゅう動きまわったら腰痛に
なってしまった。今朝腰に激痛が走り、今週の予定がどうなってしまうのか、と
呆然となった。母を抱えていることだし早く治さなくては。
15年前の坐骨神経痛の痛さを思い出した。
しょうがないからしばし安静にしてFMを聴くことにした。

プロコフィエフの3番のピアノコンチェルトにチャイコフスキーの第6「悲愴」を
デミトリー・ミトロプーロスの指揮&ピアノで。この曲を自ら初演したという
プロコフィエフのピアノ力もかなりもものだが、この難曲を弾き振り!して
しまう指揮者についていくオケ団員もさぞ大変だっただろうと思う。
次の「悲愴」も耳にタコの名曲ながら、わが身の「悲愴」状態に聴くと昔風な演奏が
一段と心奥深く沁み入っていくのだった。
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忙中の楽しみ

2011-11-19 22:47:45 | 料理・食べ物
転居通知に驚きの返事を下さる方も多く、また返事を書きたく
なってしまうのだが忙しくて残念ながら出来ない。これから年賀状も
あることなのでその時にしたためよう。

今週も介護や通院に忙殺されたが、今日明日は通院ナシ。今日は3時間ほど
娘と一緒に居る時間が持てたので気分一新できた。

母が只今情緒不安定なので孫といえども泊らない方がいいかと思い、
昨夜は娘には悪いが友人宅に泊まってもらった。今日帰らなくてはならない
と朝9時前には来てくれた。
母とも少し話をしてから娘に2階の私の部屋をみてもらった。もっと片付いて
ないと思っていたようだった。あとCD収納が終わればひとまず完了。
見覚えのあるインテリア小物などに仙台の家を思い出したようだった・・。
母は短時間だったが孫の顔を見られて嬉しそうだったのでよかった。

娘を送りがてら吉祥寺へ。駅ビルが新しくなったときに出来たドーナツの
店に行ってみた。若い女性向きの雑誌に載っているような店だったので
娘は大喜び。私もつられて写真を撮った。

豆乳とおからを使ったドーナツで油もしつこくなく優しい味だった。
珈琲カップも楕円形で面白く、結構飲みやすかった。ドーナツが美味しかったので
少しだけお土産。




吉祥寺界隈にいくつか店があり、ドーナツだけでなく健康志向のランチを
食べられる店もあるようだ。早く母に良くなってもらって一緒に行きたいものだ。
井の頭線に乗る娘と別れた時ちょっとうるうるしてしまったが、娘は元気そうで
もう私が心配しなくてもよい大人なのだった。目下母のことだけ考えれば
いいのであるが母は今回の病気でかなり落ち込んでいるので相手をするのが難しい。







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連日豪華ランチ

2011-09-16 18:55:35 | 料理・食べ物
引っ越し準備に追われ、ブログ毎日更新は無理そうなので隔日
ということに。
このところ友人達がランチに誘ってくれることが多くなった。これから
限られた日々、友人と過ごす貴重な時間となる。

普段あまり外食しないし、グルメでもないので美味しい店も
知らないで過ごしてきたので楽しみだ。
昔から噂には聞いたが、30余年の仙台在住中に一度も行った
事のなかった懐石料理の「東洋館」にも今回初めて行った。
豪華に「超」がつくところだった。明治40年にできたそうだから
104年前。純和風家屋で個室しかない。
和室にペルシャ絨毯が敷かれ、イス席で懐石料理。

窓からは仙台の町が遥かに見下ろせる。出てくるものすべて
珍しく、自分で再現したいとも思わない芸術品みたいな料理。
他の客のいない静かな広い部屋で、友人と二人、時間がゆっくり流れ
なんとも優雅なひと時だった。帰り路には瑞鳳殿を散策し

観光気分に。ずっと歩いて「カフェ・モーツアルト」で休憩。
ここは昔「私立現代美術館」の頃、時々行った。本店と共に
個性的なカフェ。

またの日には隣の団地の「バッカス」へ。ここは1000円ランチが
美味しかったし、こんな安くていいのかな、というほど。ただ少し濃いめの味。
平日なのに賑わっていた。夜は居酒屋になるようなのでこんな住宅地
で騒音は大丈夫かなと心配。

またの日はここ7-8年は行ってない「カノウ」へピアノ仲間と。
こじんまりとした店だがここも開店前からお客が集まって、満員。ここでは
アニバーサリーランチを頂いた。新鮮な魚介、野菜がたっぷりで健康的、薄味。
デザートも種類が沢山。音符の形のビスケット?がご愛嬌。
ただ換気が悪く厨房から煙が流れてきてどうかならないかなと思った。


しばらくダイエットできそうもないが、母と2人の老人世帯になって、
母に合わせれば自然に痩せそうなのを期待している。
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甘ったるいとうもろこし

2011-08-14 20:24:30 | 料理・食べ物
新鮮な取り立ての野菜を食べ「あま~い」と発する人のいかに
多いことか。甘みを評価の筆頭とするのはあまりにも単純。

昨日買ったとうもろこしには『ゴールドラッシュ』と書かれてあった。
昔はハニ―バンタム、ピーターコーンなどと言う甘い品種はあったが、
調べてみたらどうやら最甘の品種らしい。しまった!買うんじゃなかった。
最近どうも甘いとうもろこしが多くて甘くないとうもろこしを食べたいと
思っていたのに・・・。

皮が薄いせいかプチプチしていないし、もちもちした感じもなく、
ベシャベシャしていて砂糖水を飲んでいるみたい。香りも足りない。

生で食べられるそうだが別に生で食べたくない。フルーツ感覚なのかも
しれない。 茹でるのも面倒な人向き?
ここまで人工的に甘くするのはいかがなのものか?
とうもろこし好きの私でも半本食べて飽きた。後味悪くて麦茶をがぶ飲み。
娘も同じことを思ったらしく「なにこれ、砂糖水みたい」といってやはり半分で
もういい、と。








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爽やか飲み物

2011-07-27 22:29:06 | 料理・食べ物
今年は暑いので冷たい飲み物が欠かせない。麦茶のティ―バッグが
どんどんなくなる。

昔は麦茶は煮出して作るものと決まっていたから、薬缶に湯を沸かし、
麦茶を入れ、吹きこぼれないようしばらく煮出し、冷ましてから
さらに冷たくするという手間をかけたのも普通のことだった。
冷蔵庫がない時代は買って来た氷で冷やした。そうめんのつゆなども
昔は皆家で作って冷まして使ったのに、私も最近は市販のつゆを
買うようになってしまった。味気ない・・。

水出しの麦茶が発売されたころは買うものかと思っていたが、
この頃はもう水出しばかり買って手間を省いている。時々あの香り高い
昔の麦茶が飲みたくなる。

麦茶ばかりでなく、ウーロン茶、ミックスハーブ、そば茶・・・
いずれも水出しで美味しいものがあるのでいろいろ試している。

最近頂いた「さんぴん水」という沖縄のお茶は蒸し暑い夏にとても美味しい。
さんぴんというのはジャスミンのことだという。

ジャスミン茶は中国料理につきものだけど、冷たくして飲むのは初めてだった。
蒸し暑い時には特にいい。後味がさっぱり爽やか。しばらくハマりそう。




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夏向きソース2つ

2011-07-19 18:32:50 | 料理・食べ物
今日は11日続いた真夏日も一休み。台風の影響はまだなく時々ポツリポツリと
雨が降った。まだのどが本調子ではないので今夜の合唱練習では無理をして
声を出さないようにしようと思うのだが、参加者が少ないとそうもいかない。

朝から母の長電話に少々疲れ、気分を変えようとソース作り。一時流行った
「食べるラー油」に「ジェノヴァソース」を作った。ビン本体に蓋は沢山
あれども蓋がなかなかピッタリなのがなく、100円ショップへ買いに。
ラズベリーソース用ビンもこの時期足りなくなる。

「食べるラー油」はいろんなところからレシピを拝借して具だくさんにした。
豆腐やナス、キュウリ、薄切り豚肉にかけたり、冷やし中華にも合う。
長ネギ、生姜、にんにく(生は高いので乾燥)、唐辛子、松の実、胡麻、干し蝦、
に調味料はコチジャン、胡麻油、サラダ油、醤油、砂糖、塩。火を通すもの
通さないものがあってちょっとややこしい。これに比べるとジェノヴァの方は超簡単。

鉢植えのバージルがかなり伸びてきたので50枚ほど摘み、松の実、にんにく、
パルメザンチーズ、塩、Exヴァージンオイルをただフードカッタ―にかけただけ。
こちらは魚、パスタ、ニョッキ に合う。

この2つのソースで夏の料理が簡単になる。オイルとり過ぎに注意しないと・・・。




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ホワイトアスパラガス

2011-04-30 10:47:30 | 料理・食べ物
宮城県産のホワイトアスパラガスをデパ地下でみつけた。
グリーンアスパラガスの1.5倍くらいの値段で高かったが、
産直で新しそうだったので思い切って買ってみた。早速
湯がくと完全なホワイトアスパラガスとは言えないように
穂先が薄緑になった。あまりに綺麗なので写真を撮った。

味は缶詰のホワイトアスパラガスのような特有な味がなく、
根元はちょっと独活に似た感じ。でも穂先はやはりアスパラガスに
しかない味。茹でないで蒸したほうがよかったかもしれない。
手を加えない方がいいと思い、塩味のみ。春の香り。

昔はアスパラガスと言えば白い缶詰しか知らなかったが今は
グリーンアスパラガスが年がら年中あるようになった。やはり
旬の時に食べたいものだ。ひょろひょろしたのよりある程度
太くないと味がしない。かつて庭でつくったこともあるが、
細いのしかできなかった。葉っぱはよく花束の増やしにしたものだ。

オランダ17世紀後半、アスパラガスの束を描いた画家がいる。
アドリアン・コールト(1660~1707)。



この絵、宮下規久朗氏「食べる西洋美術史」の中で初めて知った。
本の中ではモノクロだったので所蔵するアムステルダム国立美術館の
サイトで確認。暗闇に神々しいまでのアスパラガス。一番下の一本は
ちょっとしなびた感じも。みればみるほど不思議な絵だ。

本によると、オランダの静物画は果物や花は描かれるが、野菜は
殆どない中でこのアスパラガスの絵は例外的だそうだ。

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オーブントースターでパン焼き

2011-04-12 12:27:40 | 料理・食べ物
今朝の千葉県沖の地震は東京でもかなり揺れたと母が心配そうな
声で電話をしてきた。危険地域が南下してきたようだ。

ガスが復旧したらパンを焼こうと思っていたのだが、我が家地区は
かなりガス管が傷んでいるそうで後回しになっているようだ。
強力粉もドライイーストも出回っているので、新しく買った
オーブントースターでパンを焼くことにした。

パン作りはすっかり忘れ、ベターホームの本「手作りパン」を出してきた。
一時はクオカや富沢商店で材料を大量に送ってもらったりして
張り切っていた頃の自分が懐かしい。
初心者に逆戻りなのでバターロールの材料でいくつか作ることにした。
ガスオーブンにはイースト発酵温度があるので便利なのだが、こたつも
ないので温風ヒーターの前に置いてみたがやはり温度が足りなく膨らみ
がイマイチ。夏なら外に置くという手もあるが。

パン生地を成形していたら、ガス局の人が来て、外のガス漏れを
点検しますという。ガス局から来る地区名の一覧表には載って
ないのに、変だなと思いながら、まあ着実に復旧に近づいて
いるのだからいいかな、と思う。余震でまたどうなるかわからないし、
もう焦らずになるがままに。

発酵もだが、オーブントースターというハンディもあって満足に
行く出来上がりではなかったけれど、自家用には十分だった。
しばらくパンを買わないで済む。






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昔ながらの「最中」

2011-02-11 20:13:23 | 料理・食べ物
吉祥寺に行くたびにいつも通る道に、行列のできる店が2つある。
メンチカツの肉屋に羊羹最中の「小笹」。
今回、和菓子店「小笹」に寄った。一年ぶりくらい?・・。
前回は確か御使い物にしたので自家用はひさしぶり。相変わらず
ここの羊羹は朝整理券をもらわないと買えない。「最中」にも
行列が出来ているが、応対する店の人がテキパキしているので
それほど待たなくても大丈夫。幸い5-6人待ちだったせいもあり
すぐ買えた。ほんの一坪の店に「最中」の箱がたくさん重ねてある。
大きな赤い紙の整理券を持っている人が羊羹を沢山買っていった。
朝5時起き??整理券もらうアルバイトもあるそうだ・・。


今回店全体を携帯写真に撮ろうとして、大きな看板は記憶にあるが、
建物上部の笹の模様のステンドグラスが開店時の昔からあったかな・・と
あらためて思ったのだったが、店の人が忙しそうでちょっと聞くのも
憚れたので止めた。もっとも開店時は子供だったので建物の上の方まで
見ていたとは思われない。


さて肝心の味は非常に密度の濃い餡に皮が香ばしかった。
それに安いのも嬉しい。餡は白餡と小豆餡の2種しかない。
当地の白松が最中の胡麻餡もなかなかいい。

昨日友人に出したら、ヴァレンタイン仕様かと言われた。そういえば
形がハート形にみえるではないか・・。
長年羊羹と最中だけ作り続けて店も大きくしたりしない珍しい店
なのでファンも多いのだろう。

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「びすたーり」でゆっくり

2011-02-03 18:02:10 | 料理・食べ物
今日は大分雪が融けた。明日は立春。暦通りに暖かくなりそうだ。

以前仙台フィルの方から教えていただいて、いつか行きたいと
ずっと思っていたレストランにランチに行ってきた。美味しいと
評判だし、コンサートも時々催されているというので音響状態にも
興味があった。

ランチタイムに間に合うよう友人と地下鉄長町駅で待ち合わせ、
3-4分長町ー丁目方向に歩いたら着いた。わかりやすい場所だ。

この「びすたーり」はパンフレットによると120年前の民家を改造
したものだそうだ。太い梁や階段ダンスなどそれをしのばせる。
天井も高いので音響もよさそう。外の大きな道路からの騒音が
少しあり、気にならないということはないが・・。

お任せランチは私は鳥のロースト(850円)注文。小鉢も付き、
自家農園の野菜もたっぷりで美味しかった。名前のわからない新種野菜が
あって訊いてくるのを忘れたので帰宅して調べたら「ロマネスコ」
というアブラナ科の野菜だった。味はブロッコリーに似ている。
こんな野菜が家できたら楽しそう。


「びすたーり」とはネパール語で「ゆっくり」という意味だそうだ。
広々した店内で久しぶりにゆっくり話もできて活力が湧いてきた感じだ。

今晩は豆まき。子供がいるときは必ず撒いたものだがこのところ
さっぱり。ちょうど友人から浅草寺の福豆をいただいたので風習に
したがってみよう。合唱から帰ったら撒くつもりだ。





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昔ながらのお菓子

2011-01-19 15:56:17 | 料理・食べ物
実家へ行くと必ず吉祥寺へ買い物に出ることになる。いつ頃からか、
商店街の肉屋に整理券まで出る行列ができるようになった。辺りに
揚げ物の臭いが立ち込め、私は胸が悪くなりそうになるのだが・・・。
お目当てのメンチカツ求めていつも大勢の人々が並んでいる。

この界隈に昔からある乾物屋では豆などを時々買う。今回も重くなるのに
白花豆買ってしまった。羊羹&最中の「小ざさ」にもお客が絶えない。
羊羹は数十年来朝早く並んで整理券をもらわないと買えないので
食べたことがない。

茶を焙じるいい匂いをたてている、お茶屋さんは私が子供の頃から
あるような気がする。小さい店の犇めくハーモニカ横町は今やカフェなどが
多くなり、昔の面影を残すのはわずか。お赤飯の美味しい店は相変わらず
健在。

今春、伊勢丹が閉店した後、しばらく空いていたビルには咋秋「コピス」が
開店した。ざっとみたら本屋は他所にも十分にあるというのにジュンク堂まで
あった。
地下街には「三浦屋」を中心に、いくつかの食料品店が入っていた。
「三浦屋」昔は薄汚い小さな店でお惣菜などを売っていたので今の
繁栄ぶりが信じられないほど。このフロアに洋菓子の「オオサワ」もある。

昔ながらの吉祥寺の土産としては和菓子なら「小ざさ」、洋菓子なら
「オオサワのガーナ」だろうか。今回どちらかで少し買っていこうか
と思って寄ると、昨日は「小ざさ」は休みだった。それで最中は諦め、
オオサワへ向かった。「ガーナ」はチョコレート掛けの洋酒ケーキ。
亡き伯母の好物だった。卵型なので普段殆ど使うことのない、卵立てに
入れてみたらピッタリ。白身部分にはアーモンド粉入りのカステラ地
黄身の部分には栗が一個。濃厚なので一個食べれば十分満足。

隣県の名物菓子に「かもめの玉子」というのもあるが私にはちょっと
甘すぎる。
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初笑い

2011-01-04 13:27:49 | 料理・食べ物
昨日はやはり疲れが出て丸一日ダラダラ過ごした。
朝、年賀状返事を郵便局でだし、あとは何の予定もないので
手元に読みたい本を積み上げ、読んでいったが気がつくと
コックリ。どうも両親と変わらなくなってしまった。恐ろしい。

これはまずいと、コーヒーで目を覚まさせ、なにかつまむものは
ないかと冷蔵庫を覗く。

年末に吉祥寺の食料品店で買い物をしていて、かねてから
気になっていた、「シチリア産グリーンオリーヴ新漬け」の前で
しばし立ち止まった。
280g1000円というのは安くはないけれど、この頃の
やたら高価な洋菓子などに比べれば何度も楽しめるし・・と
思い切って買ってみた。

食べてみたら期待以上の美味しさですっかり病みつきになってしまい、
両親(と言っても父には硬くて無理)のところと分けて持ち帰って
来たのだった。
新漬けだけあって、グリーンが綺麗で思ったほどの塩分もない。
大粒でオリーブ本来の味もよくわかる。ただ賞味期限が短いので
新鮮なうちに早く食べなくちゃ、料理用赤ワインの小瓶を開け、
やはりチーズもあった方がいいと思い、とっておきのボーフォール
まで切って、「年末年始お疲れさま」、と乾杯。ぶどうジュースの
ようなワインだったが、オリーヴとチーズは美味ですっかり気分が
よくなった。

テレビの「初笑い寄席」をみたら、普段笑わないだろうというところ
でも可笑しく、酔いが回ったことがわかった。日頃あまり面白いと
思わないお笑い芸人の芸もほろ酔い気分でみると楽しめることが
わかった。



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到来物

2010-12-26 08:14:04 | 料理・食べ物
珍しいお菓子を送っていただいた。薩摩銘菓「軽羹かるかん」。
ずしりと重い箱を開けてみると、象牙色に輝く物体が。
山芋で作った和菓子は大好きなので、嬉しかった。でも量が多い。

ところが丁度タイミング良く友人夫妻+友人が見え、厚切りにして
皆さんと贅沢に味わった。山芋をたっぷり使った上品な甘さに、
昔ながらの混ぜ物のない素朴な味がする。友人は軽羹を食べたくて
鹿児島に行った、という人だったからよかった。

軽羹という響きだと卵白でも入ったような軽いものかと思うけれど、
軽い羊羹という意味なのだろう。結構しっとりしていて滋養がある感じ。
美味しい日本茶がなかったのでコーヒーにしたがよく合った。



11月宮崎に旅行した時、ホテルにあった観光協会のアンケートに
答えて葉書を出しておいたら、宮崎県産牛肉豚肉セットというのが
当たった。すっかり忘れていたのだったが、コンビニの宮崎&宮城
キャンペーンもよかったし、宮崎県への印象が良くなってしまった。

こちらは冷凍なので来年のアンサンブルの集まりの献立に使おう
と思う。
期せずして九州からの2つの小包に胸躍った一日だった。





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新種野菜

2010-12-19 18:20:25 | 料理・食べ物
朝の「日曜美術館」ではドガの再放送をしていた。見逃してしまって
いたので観られてよかった。先日のミレーにしろドガにしろ、何となく
知っている画家をあらためて見直すよい機会になるが、テレビを通して
でなく本物を観たいものだ。

今日もまた暖かいので早めに床磨きをした。イスを台所に移動させ、
猫を2階に追いやって全速力でやったら汗をかくほどだった。
やはり目に見えて綺麗になるのは気持が良い。

午後からは母と娘に送る小包の中身を買いに街へ。空が青く、12月
とは思えない暖かさ。この頃市営バスの運転が昔に比べ、乱暴なように
感じる。暖かいせいか年寄りが多く、立ったままの人は命がけでバスに
乗らねばならない。座っていても危ないので手すりをしっかりつかんでい
る老人が多かった。

広瀬通りから一番丁アーケイドを歩いたら、HMVが他の店(忘れた)
になっていたのでびっくり。後で調べたら11月7日に閉店してしまった
そうだ。通販はよくするが店にはこの頃はご無沙汰だった。昔古楽に
詳しい店員がいたのだったが・・。

フジサキ地下で娘の好物を買い、野菜売り場を覗いたら、新種野菜が
あったので買ってみた。カブォロネロ(黒キャベツ)宮城県産 105円。
濃い緑でちぢみ雪菜を長くしたよう。7枚入っていて一枚は猫達が
美味しそうに食べたので、私も生で少し食べてみたが、美味しくないので
茹でてみた。サボイキャベツのような味を期待していたのだが、ちょっと
期待はずれ。古いのかもしれない、長く煮ても柔らかくならないし、繊維が
多くいつまでも口に残って、イギリスのキャベツを思い出した。
ただ濃い緑は身体には良さそう。
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花梨エキス

2010-12-03 17:37:21 | 料理・食べ物
明け方は台風のような暴風雨に驚かされたが、終日雨100%の天気予報は
見事にはずれた。まだ時折風が吹く。家の前の道路は落ち葉だらけ。明日完全に
乾いたら掃かないと。

庭の花梨が熟した順に落ちていくので、皆(といっても5個だが)とった。
まだ少し青みの残っている一つは観賞用にし、あとは煮てエキスをとることに
した。
実はかぼちゃ位硬いので要注意。皮をむき、種をとり、まず皮と種をたっぷりの
水で煮だして濾す。種からトロっとした液が出るのはあけびのよう。

皮を剥いた実は適当に小さく切って、煮だした液に入れて煮て柔らかく
なったら砂糖を入れ、さらに煮詰めると黄色だった液が赤くなってきた。
液と実を分け、出しがらのような実は崩してジャム風に。
低糖にしたのでとても酸っぱくしぶいのだが自家用なのでこのまま。
野趣あふれる味だ。ちょっとざらつくのはしょうがない。

のどにいいと言われる花梨、台所に匂いが立ち込めているので
大きく口を開け、深呼吸。皮をむいたときの匂いが手にも付いている。


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