数年前からバロック・ヴァイオリン奏者達が競うようにして
ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ(肩かけチェロ)を演奏して
いることは古楽情報誌「アントレ」などで知っていたが、
残念ながらまだ実演を聴いたことはない。
今発売中の「レコード芸術6月号」には古楽器特集があり、
この楽器のことも取り上げられていたので、買ってみた。
バッハの無伴奏チェロ組曲の6番は5弦の楽器用に書かれて
いるので普通チェロ・ピッコロという一回り小さいチェロで
弾かれる。
でもこのチェロ組曲全部が「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」
のために作曲されたのではないか・というのが最近になって
言われてきた。
「バッハの思い出」にはバッハが5弦の「ヴィオラ・ポンポーザ」
という楽器を発明しました。と書いてある。アンナ・マグダレーナ
作とされているこの物語の信憑性は疑わしいそうだが。
この楽器もヴィオラとチェロの中間で、ヴィオラびきなのだろう。
これとスパッラが全く同じ楽器なのだろうか?
バッハはあらゆる鍵盤楽器ヴァイオリン、ヴィオラは上手だった
ようだが、チェロは弾かなかったので、この楽器も弾けたのでは
ないかという仮説もなりたつ。
あのチェロ弾きのバイブルとも言うべき組曲が、チェロのために
作られた曲でなかったら、チェロ弾きは少しショックかもしれない。
寺神戸氏がこの楽器を使ってのCDを近く出されるらしいので
聴いてみたい。本当は弾いているところもみたいのだが。
ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ(肩かけチェロ)を演奏して
いることは古楽情報誌「アントレ」などで知っていたが、
残念ながらまだ実演を聴いたことはない。
今発売中の「レコード芸術6月号」には古楽器特集があり、
この楽器のことも取り上げられていたので、買ってみた。
バッハの無伴奏チェロ組曲の6番は5弦の楽器用に書かれて
いるので普通チェロ・ピッコロという一回り小さいチェロで
弾かれる。
でもこのチェロ組曲全部が「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」
のために作曲されたのではないか・というのが最近になって
言われてきた。
「バッハの思い出」にはバッハが5弦の「ヴィオラ・ポンポーザ」
という楽器を発明しました。と書いてある。アンナ・マグダレーナ
作とされているこの物語の信憑性は疑わしいそうだが。
この楽器もヴィオラとチェロの中間で、ヴィオラびきなのだろう。
これとスパッラが全く同じ楽器なのだろうか?
バッハはあらゆる鍵盤楽器ヴァイオリン、ヴィオラは上手だった
ようだが、チェロは弾かなかったので、この楽器も弾けたのでは
ないかという仮説もなりたつ。
あのチェロ弾きのバイブルとも言うべき組曲が、チェロのために
作られた曲でなかったら、チェロ弾きは少しショックかもしれない。
寺神戸氏がこの楽器を使ってのCDを近く出されるらしいので
聴いてみたい。本当は弾いているところもみたいのだが。