橘の部屋

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「薄桜鬼」#10-2【絆のゆくえ】だからぁ~左之がカッコ良すぎますって。(笑)

2010-06-06 21:40:55 | 薄桜鬼
※注意:こちらは10話のBパート感想になります。
    最初から見てくださる方は、Aパートの方からどうぞ。
    TB下さる場合は、出来ましたらAパートの方に頂けるとありがたいです。
    強制ではありませんので、既に貼った後でしたら、構いません、
   そのままでどうぞ。


Aパート感想記事はこちら
「薄桜鬼」#10-1【絆のゆくえ】お帰り斎藤♪

はい、Bパートです。

鼻歌交じりの上機嫌で、伊東が歩いているのは…
油小路なんですね。
あ、正確にはその先の十字路部分を指すのかな。
そこに差し掛かったとたん、
四方から新選組の隊士が飛び出し、伊東は…。

伊東が斬られた事が御陵衛士達へと伝わる。
供も居なかったのに、どうやって誰が伝えたのかなと素朴な疑問。
すぐに現場に向かおうとする仲間に、罠かもしれんと止める者がいた。
はいその通り、なわけですが、頭をやられて黙っていられないと、
やはり向かうわけですね。

その頃平助は斎藤に連れられて橋の袂に来ていました。
平助を待っていたのは千鶴。
どうしても伝えたいことがあって、と。
「平助君、新選組に戻って来て」
いきなりなんでと言う平助に、
何も聞かずに新選組に戻って欲しいと千鶴は必死だ。
「じゃないと…平助君は…」
ここで命落す運命ですからね…。
運命上書きする「遙か」ゲームならやり直しも可ですが。

弱り顔の平助が
「一君、これどういうことだよ」
斎藤に助けを求めるのがちょっと笑える。
「伊東さんは近藤局長を暗殺しようとしている。
そのことを新選組に伝えた」
いきなりそんな事言われても信じられない平助ですが、
伊東が薩摩と手を組んだという斎藤の言葉に、
平助は言葉を失う。

伊東の亡骸をそのまま放置し、待ち伏せしている左之や新八。
左之の引き締まった表情が素敵だわ。
御陵衛士達が籠屋を連れて現場に現れたところ、左之達が飛び出す。
「貴様ら!騙まし討ちとは卑劣な!」
「よくも伊東先生を!」
と叫ぶ衛士達に、
「こっちは売られた喧嘩を買ったまでだ!」
と向かっていく左之。

今回作画がけっこう怪しいトコ多かったけど、
ここの左之は良かったな。
顔…というか表情がとっても遊佐さんだった。(どんなだ)

「平助君、お願い。今ならまだ間に合う」
瞳を潤ませんばかりの千鶴に、平助の心が揺れている。
でもそこに…
「藤堂!早く来い!」
と声が掛かる。油小路で伊東が新選組に殺られた。
仲間からのその言葉に平助は眼を見開き、
振り返って千鶴を見る。
平助は…それでも行ってしまうのね。
ゲームで平助ルートはどうなってるんだろう。
「いっちゃ駄目ぇぇ!」
千鶴の叫び声も、平助の耳には届かない…ああ平助…。

「おい、お前、見たことがあるぞ。新選組の者だな」
平助を呼びに来たくせに、平助と共に油小路に向かわず、
千鶴に刀の切っ先を向ける衛士。
ってなんだか人数が急に増えてるんですけど…。
震える手で小太刀を掴もうとする千鶴の肩に、
ポンと手が置かれました。
「行け、雪村」
斎藤が前へ出て、千鶴は平助の後を追う。
その彼女を追おうとした男を

斎藤がすばやく斬りつける。
はぅぅ~っカッコ良いよ斎藤~。

相変わらず血は出すぎだと思いますがね。
「斎藤、貴様…!裏切ったな!」「斬れ!斬れ!」
しばし立ち止まった千鶴に、早く行けと斎藤。
うん、こんな奴ら斎藤1人でも大丈夫ですってば。

左之達はなんとか全員片付けれたようですが、
肩で息しててしんどそう。
往生際の悪いヤツが一名、左之の足首を掴みました。
「チッ」
左之は槍を構えるが、突然響いた銃声により、
彼の足首は解放された。
銃、そう匡です。
「後は俺達が仇を取ってやるよ」
仇取ってやるといって味方側を撃ったんですよねアンタ。

う…匡だけじゃなく天霧も居ます。
「よー人間、遊びに来てやったぜ?」
なんでお前らがという左之の疑問に、
仕事だよ仕事、と答える匡。
「頭の悪いお前らが罠にはまるのを見物しに来たってことさ」
そう言って匡が片手を挙げる。
それを合図に今度は左之達が四方取り囲まれてしまいました。

風体からして薩摩の連中のようです。
「不意を付くような真似は詫びましょう。
だが我々も一応藩命に従う必要がありましてね」
天霧はともかく、匡は長州の関係者じゃなかったのかと
っ込む左之。
「宗旨替えでもしたんなら、笑うトコだけどな」
左之と匡は互いを自分の獲物と決めた相手ですから、
こだわりますよね。

「あいにくと、薩摩長州は仲良しこよしらしくてなぁ」
あぁ…そうでしたね。
それにしても左之達5人に対して、何その多勢。
いくら左之と新八が強いと言っても、これはちょっと…。
2人の顔見てると、臆した感じはまるでないけどね。

その頃屯所では横になってる沖田が激しく咳き込んでいました。
うう…沖田ぁ。
お、廊下を歩く人影が…どうも隊士っぽくない影ですよ。
そこはさすが気付いた沖田、刀に手を伸ばします。
が、咳は止まらず…。
こんな時に襲撃受けたら、沖田だって殺られてしまうよ~。

障子を開けて立っているのは、薫。
「誰かと思ったら…よくここまで来られたものだね」
「ご安心を。いつぞやのお礼に参っただけです」
ほんとに?頼むから弱ってる沖田を手にかけるなんて
やめてくれよ?

「お礼?」
薫は懐に手を入れて、
赤い液体の入った瓶を沖田の前に差し出す。
「なんで君がこれを?」
「綱道さんから頂きました」
「綱道さん、ね」
確かに綱道ならこれを作れる。
そして彼は今、風間達の元に居る。
ということは、薫は風間派ということか。

どんな関係かと沖田に訊かれた薫、
綱道は父だとあっさり答えました。
千鶴が双子の妹だということも。
これに関してはネタバレ見ちゃったので、私は知ってました。
まぁでも血縁だろうとは、視聴者は皆さん、
思ってたと思うけどね。

彼らの生家が倒幕の誘いを断って滅ぼされ
千鶴は綱道に、薫は土佐の南雲家に引き取られ、
離れ離れで暮らしたのだそうだ。
沖田が薫の顔に千鶴を重ねてるのが、キュンと来たなぁ。
似てるから重ねてるってだけじゃなく…きっと。
最近の雰囲気から沖田の千鶴への好感度も、
上がってそうですからねぇ。

「じゃあ、君も鬼なんだね?」
「えぇ。冷静ですね、沖田さんは」
病の事は千鶴に聞いた、これを飲めば蝕まれた体も治ると
薫は沖田に変若水を勧める。
「あの子は僕の体のことを人に話したりしない。
誰かに言ったら斬るって約束だからね」

斬ると言っても言わなくても、
千鶴は言わないって信じてるんでしょ?

「今の貴方に戦えますか?」
刀を掴む沖田に冷たい言葉を掛ける薫が憎らしい。
「僕は…僕はまだ戦えるっ!」
刀を抜き横に切りつけますが、斬ったはずの薫の姿がありません。
ふわりと飛んで廊下に着地。鬼の身体能力はこんなものですよね。
千鶴の身が重いのはなんでなのか…。(あ)


このふっと沖田を小馬鹿にしたような顔が
またムカつくではありませんかっ。
今の所、私の薫の印象は最悪です。
気に入ってらっしゃる方も、けっこう居るみたいですが…。

うな垂れて薫の置いていった瓶を見つめる沖田。
飲んで…しまうのでしょうか…。はらはら。
でも飲まなかったら、死んでしまうしなぁ…。
複雑だ。

さて、こちらは油小路目指して走る平助。
倒れてる伊東と同士の姿に愕然とするも、
刀の交わる音に顔を上げる。
新八が薩摩藩士と対峙していた。
刀かわして足で蹴って後ろから来た藩士の刃をすばやく受ける。
ここの動きカッコイイよ~。
肩口に槍を刺してもう一人を槍で払ってクルッと回る左之も~。
そうそう、戦闘シーンは動きが命だよ。
ちゃんと見たいよね。

ああーでも双方共に肩で息してますねぇ。
こっちはもう左之と新八しか残ってないみたいなのに、
薩摩藩士はわらわら居るよ。
と、その藩士達を割って、天霧が前へ出てきました。
一つ提案があると言う。
「そこに居る雪村千鶴君を、こちらに預ける気はありませんか?
そうして頂ければ、皆さんを見逃しましょう」
左之、新八、平助の視線が千鶴に向かう。
3人とも千鶴がここに来ていることすら気付いてなかったもんね。
新八と左之はすぐに天霧へと視線を戻すけど、
平助が見っぱなしなのが笑える。

「決して悪い取引では無いかと。この戦力差。
戦うのはお勧めしません」
そして千鶴に直接訊く。
「我々の提案を受け入れるか否か」
「わ…私は…」
蘇る彼らとの思い出。
桜の花びら舞う中で、新選組を離れる平助の決意を聞いた。
屯所で風間達の襲来を受けた時に、
よくやったと左之が頭を撫でてくれた。
新八と左之と3人手を繋いで、祇園会を見た。
(…あれ…左之だけ多い)
皆のこと、大好きだよね。
こんな所で死んで欲しくないよね。

「私がそっちへ行けば、皆を助けてくれるんですね」
そう選択するでしょう。私でも多分そうするさ。
平助はそんな千鶴を見送る。
でも左之は彼女を素通りさせません。

彼の手が千鶴の前をふさぎました。

「カッコ良かったぜ千鶴」
いやカッコ良いのは貴方ですって、左之。
「後は俺達に任せな」
と新八。
「来い。コイツを渡して永らえるくらいなら、
お前ら道連れに果ててやる!」

左之ぉぉぉぉ~っ。
もぉ駄目だ。顔がにやけ過ぎて痛い。
どーしたんだ薄桜鬼!これ土方ルートなんだろ?
ここんとこ左之がカッコ良すぎて困っちゃうよ。

「カッコつけやがって」
新八、先に良いカッコされて悔しい?
振り返って平助に怒鳴る。
「何突っ立ってやがる!左之だけにカッコ付けさせる気か!?」
その声に平助の足が動きました。
「ふっ、へへ…。新八っつぁんも左之さんも
前からそうだったよなぁ。
喧嘩の時はよぉ、いっつもそうだ。
俺の都合なんて関係なく呼んだりしてさ」
それはお互い様だと左之。
かくして平助が戻りました。
千鶴がウルウル眼で平助を見ています。
良かったね。

「へっ!こうして3人で喧嘩すんのも久しぶりだな」
「平助!久々過ぎて腕が鈍ってねぇだろうな」
「左之さんや新八っつぁんに心配されるほど落ちぶれてねぇよー」
くふっ、良いね良いねっ。
うんうん、やっぱ3人揃ってないとね

イケイケになっちゃって突っ込む3人に、天霧は深々と溜息。
本当は戦いたくないのよね貴方は。
だからすんなり千鶴を渡してくれれば…と思ったのだろうけど、
彼らも男だよ?そんな真似すると思う?

「天霧、お前は俺が倒す」
いや無理ですって平助。
貴方一度痛い目にあってるじゃない。
それに彼は斎藤とセットのようですから。
それでも向かって行った平助は、
あっけなく天霧の拳で吹っ飛びます。
「平助君!」
千鶴、アンタが出てったら余計彼らが不利になるでしょーっ。
平助はふらつきながらも立ち上がり、
千鶴を斬ろうとした男に向けて刀を投げる。
それは男の肩に刺さり、更に千鶴を斬ろうとした男を
新八が斬った。
ちょっと千鶴、目をつぶってる場合じゃないよ?

天霧が平助を右手で軽々と持ち上げ…
「見上げた度胸です。だが、愚かだ!」
左手で平助の身体を吹っ飛ばす。
身体は宙を舞って、平助の口から血を吐き出される。
「平助くぅぅぅん!!」

史実通りの、ここで新選組に斬られるという運命は回避したけど、
やはりここで死ぬという事実は変えられないの?
運命変えるとしたら、
山南のように変若水飲むしかないのかな。

次回は、近藤が逝ってしまうようですね…。
近藤はゲームで恋愛対象者じゃないもんだから、
史実どおりサヨナラにするんだね。

それにしてもあと二回で終われるのか?コレ…。
少し期間開いて2期があるとかないとか噂聞きましたが…。
2期、是非やって欲しいですー。
その前に…DVDとか色々欲しくなってしまって困る…。
だいぶ病気になってきましたよ。


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4 コメント

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ルートがない? (WoodiestSaza)
2010-06-06 23:01:35
>近藤はゲームで恋愛対象者じゃない
ゲーム未プレイなので、ここで見てビックリしました。近藤さんや山南さんは、ゲームではルートが無いんですね。アニメの方だと、あっても全然不思議じゃない感じがしますよ。
WoodiestSazaさんへ (たちばな)
2010-06-06 23:16:19
WoodiestSazaさん はじめまして。
コメントありがとうございます。

>近藤さんや山南さんは、ゲームではルートが無いんですね

私がやり始めたのはPS2の一番最初のヤツなので、
後から出てるので出来るのかどうか、
そこら辺は分かりませんが、
とりあえず一番最初のは、
土方、斎藤、沖田、左之、平助の5人だけですね。
好感度を確認する画面も5人分しかないし。(笑)
裏ルートとかあると面白いんですけどね…。
山崎とか、山南とか、ちょっとやってみたい気がします。
Unknown (マイ)
2010-06-07 00:27:29
はじめまして、こんばんは、マイと申します。
いつも楽しくご感想を拝読させて頂いております。
>次回は、近藤が逝ってしまうようですね…。
ネタバレになってしまい申し訳ありませんが、一応史実なので…
違うかと思います。ここで近藤局長が伏見街道で御陵衛士の残党に銃で撃たれて負傷することを言っているではないかと思います。まあ、でも後2話なので、ストーリーがいったいどこまで行けるかとすごく気になりますね。オリジナルになる可能性がありますし。

それでは、乱文で失礼致しました。
マイさんへ (たちばな)
2010-06-07 22:37:23
マイさん はじめまして。
コメントありがとうございます。

>いつも楽しくご感想を拝読させて頂いております。

わぁ嬉しいです。
ありがとうございます。

>ここで近藤局長が伏見街道で御陵衛士の残党に銃で撃たれて負傷することを

そうでしたー。すみません。
薄桜鬼は史実はちゃんと沿ってますものね。
そんなに早く殺しちゃいけませんな。
…といっても、もう半年もないですよね。
薄桜鬼では半年ぐらいさらっと進んでしまう事もあるんで…
といってもこの辺りはちゃんとやるのかな。

2期の噂も出てますよね。
このペースだと五稜郭までは無理っぽいですし…、
2期があるにしても、1期をどう終わらせるかですよね。