※注意:こちらは9話のBパート感想になります。
最初から見てくださる方は、Aパートの方からどうぞ。
TB下さる場合は、出来ましたらAパートの方に頂けるとありがたいです。
強制ではありませんので、既に貼った後でしたら、構いません、
そのままでどうぞ。
Aパート感想記事はこちら
「薄桜鬼」#9-1【修羅の轍】はぅ~またしても皆、カッコ良かった~。
はい、Bパートです。
広間で夕食食ってるようですが…新八がガッついてるのは
腹が減ってるからじゃなく、平助へのもやもやのなせる業。
「へーしゅけの野郎、へーしゅけの野郎」
食いながらだから"助"が"しゅけ"に聞こえて、
なんだか可愛いぞ、新八!
左之は神妙な面持ちで、食も進まぬようだし、
やはり影響は大きいですね。
特にこの2人にはね。仲良かったしなぁ。
2人の気持ちがひしひしと伝わってきて胸が痛む。
同じ攘夷の志を持っているのだから、
また会えるさと近藤は言ってますが、
確か、もう会っちゃいけないのではなかったでした?
そこに島田が顔を出す。
おぉ!随分久しぶりの登場ね。
同じ括りだった山崎は、ちょこちょこ活躍してるというのに。
女性の客が千鶴を訪ねて来ているとの事だが、
局長や他の面々も是非とのこと。
そこまで聴いたらまず千だろうなと分かりますね。
で、全員集合。
食事の席に居なかった沖田は具合悪くて寝てたのね多分。
寝巻き姿のような格好で、これには同席してる。
それがまた凄いよね。
千鶴ったら、愛されてるなぁ。
千は千鶴を迎えに来たのだと言う。
時間がないからすぐにここを出る支度をしろってさ。
「藪から棒にそんな事言われても」
千鶴はきょとんとしている。ま、そうよね。
私もここまでゲーム進んでないし、藪から棒だったわ。(あ)
「そうだ、俺達にも分かるように説明してくんないか」
新八はさー、恋愛対象じゃないんだよね。
まぁ分からんでもないが(おい)
でも一番、口が出ますね。
「風間千景をご存知ですね」
もちろんですわー。あのモモンガ姿は忘れられませんよ。
「彼らの狙いが彼女だと言うことも」
それに応えたのは近藤。
「承知している。彼らは自らを鬼と名乗っているそうだが…」
凄腕ではあるが鬼なんてと、信じてないらしい新八は笑うが、
「私も鬼なんです」
という千の言葉には左之共々ギョッとする。
驚いたのは千鶴も同じです。
千は古き鬼の血筋、すずか御前の末裔に当たる姫。
自分は代々姫に仕える忍びだと君菊が説明しました。
えらくあっさりバラしましたな。
ここで左之と新八が君菊が島原に居た花魁だと気付く。
やけに愛想が良かったのは、新選組の情報を得る為だったかと
土方に言われ、笑う君菊がちょっとエロい。
※2010.6.2 PM11:07修正
漢字の変換ミスがあり、修正しました。
×すずか御膳→○すずか御前
ご指摘ありがとうございました。
"すずか"は"鈴鹿"かな?と思いますが、
まだゲームもそこまで進んでなくて、
自分が確認とれていないので、平仮名のままとします
古来より時の権力者達は、鬼の力に眼をつけ利用しようと狙ってきた。
本来争いを好まぬ鬼の一族は人同士の争いに巻き込まれる事を嫌い
次第に散り散りになり、隠れて暮らすようになった。
人との交わりが進み、今では血筋の良い鬼がそう多くはない。
つまり現存してる鬼も混血が多いって事ですな。
で、純血種が風間や千になる、と。
「西国では風間、そして東でもっとも大きな鬼の家が雪村家」
千鶴はもちろんそんな事知らなかったんだよね。
雪村家は滅んだと聞いていたらしいが、
細々と生きていたわけですね。
「ちょ、ちょっと待ってくれよ。
ってことは何か?千鶴が鬼だってことかよ」
鬼だと分かったら嫌いになっちゃう?左之…。
そんな事言わないでね。
千は千鶴の顔を見て、本人にも思い当たる事があるのだと確信する。
千鶴は皆に腕を見せました。
もう斬られた痕も残ってない。
「かなりの深手に見えたのに」
と新八。そうね、どっばーっと血が出てましたよね。
あ、そのシーン、キミは見てないが。
「私が…鬼だから…」
山南もあの時何故正気に戻ったのか、その理由が分かりました。
千鶴の血を飲んだから、ですね。
あのー山南さんそれが分かったからって、彼女の血をいっぱい抜いて
ストックしとこーとか思わないでね。
「血筋の良い、しかも純血の子孫同士が結ばれれば、
より強い鬼が生まれる」
という千に、それが風間の狙いかと土方。
風間が本気で仕掛けてくれば、新選組では無力だと千は言う。
言われてムッとしたのは新八。無力ってのは言いすぎってね。
「俺達は壬生浪と言われた新選組だ。鬼の一匹や二匹相手にしたって
ビクともしねぇんだよ」
と土方も言いますが…。
いやー、そうスか?苦戦してたじゃないの毎回…。
風間の力は十分承知しているはず。
自分たちなら千鶴を守ることが出来るかもしれないと言う君菊に、
土方が突っ込む。
「って事は守れねぇかもしれないって事だよな?」
ふふふ。
近藤は千鶴にどうなんだと問う。
まぁ確かに本人に決めさせるべきですわな。
あ、これも選択肢かしらねゲームで。
千との友情EDとかあったりするのかしら…。
いやぁ全然知りませんよ。ほとんど情報見ずにやってるしな。
どーなんでしょう。
「近藤さん、そりゃねーぜ」
って何故新八が言う?
あ…そうか、他の対象人物達が言わないからか。
「黙ってろ、新八」
土方も、基本、本人に決めさせるタイプだよね。
「私…」
膝の上の拳を握り、瞳を揺らす千鶴を、
新八は唇を引き結び真剣な顔で
左之は少し心配そうに見つめてる。
沖田ですら千鶴の答えを待ってる。
皆さ、千鶴が人外と知っても、変わらず好きなんだね、凄いな。
誰か1人くらい引くかなと思ったのに。
「ここに居ます」
その答えは、千には意外なものだったようですね。
あ~出来れば応えた後の皆の顔が見たかったなぁ~。
見送る千鶴に、千はここを離れたくない理由があるのかと訊く。
「誰か心に思う人が居るとか」
「えっ…あ、あの…」
自覚はまだ無いってか?
アニメは各人のルートつまみ食いですものね。
でもやっぱり土方ルートですよねぇ。
千鶴を連れてく事は諦めた千ですが、
「忘れないで、私は貴女の味方だから」
良かったね。
女性で味方になってくれる存在ってのも、やっぱ必要かと思うし、
鬼サイドで味方が居るのは頼もしいよね。
「御陵衛士、拝命おめでとう」
近藤さんが沖田、源さんを連れて伊東の所に祝いを述べに
行ったのね。でもその席でも沖田は咳が止まらず…。
いよいよ嫌な感じになってきましたね…。
ある霧の夜、門で見張りに立ってた隊士がいきなり銃で撃たれた。
吹き飛ぶような勢いで門が開かれ、立っているのは風間達3人。
お?この画は似た画がゲームのスチルにありましたね。
3人に向かった隊士はあっけなく倒されますが、
軽い間の後、起き上がり、白髪赤眼の羅刹と化しました。
「お待ちしておりましたよ。貴方達鬼のお相手は、
我ら羅刹隊が致します」
なるほどそういうことね。確かにそれは向いてる仕事だ。
匡の「あぁ、まがいモノかぁ」にちょっとウケた。
外が騒がしくなって眼が覚めた千鶴。
じっとはしてないだろうなぁ。
羅刹隊は半不死身だけど、急所をつけば脆いと風間も知ってて
サクサクと軽く彼らの心臓に刀を刺して行く。
「やはり本物の鬼はすさまじい」
山南も刀を抜きました。
そこに新八、土方、左之が駆けつける。
風間は匡と天霧にこの場を任せ、自分は嫁を攫いに。
千鶴は着替えて部屋を飛び出していく。
それを追う島田。
部屋から出すなと副長命令だそうですよ。
「彼らの狙いは私です!皆さんだけ戦わすなんて!」
いやでもさ…。
気持ちは分かるが、君が行っても足手まといになるだけっしょ?
って言ってたら来ちゃいましたよ風間が。
「迎えに来たぞ」
島田は千鶴を背に庇い、下がってるように言うが、
刃を軽くかわしただけで、風間の足で吹っ飛ばされちゃったよ島田。
風間はこの足蹴りが得意なのかい?
沖田もくらいましたよね。
島田はけっこうガタイ良いのに、
吹っ飛んだ先の廊下の手すりに背をしたたか打って…失神?
島田が弱っちく見えて気の毒だが、それだけパワーが違うって事よね。
「止めてください!もうこれ以上…」
風間は千鶴を抱き寄せ(きゃっ)、刀の柄で鳩尾を突く。
千鶴は気を失いガクリと首が垂れる。
も~花嫁に対して何その扱いっ。乱暴だなぁ。
天霧の相手は新八と土方、匡の相手は山南と左之が引き受けてる。
「山南さん、コイツは俺が仕留める」
槍を頭上でクルクル回して匡に向けて払う。
「生意気言ってんじゃねーよ」
鬼は身体能力高いですから、匡はひらりと…。
あれ、そういやぁそれなら千鶴ももっと身軽でも良い筈よね。
伝令で走るのにゼイゼイいってたけど…。
千鶴、ほんとに純血種?混血とかじゃないの?
綱道の実の娘だとしたら…綱道って鬼っぽくないと思うんだけど。
走りながら匡の撃つ銃も避けれる左之って動体視力が凄い。
尚且つ、
「千鶴…」
余所見して風間が千鶴を抱えて出て来たのも
チェックしてるんだもんな。
「千鶴を離しやがれ」
新八も余所見して叫んでら。
風間は千鶴を下ろし、
「腕づくで奪ってみるか」
土方を見る。
おもしろい、と乗る土方。
「新選組の屯所に踏み入って、これ以上好き勝手させるわけには
いかねぇんだよ!」
土方が風間と始めた事で、天霧の相手は新八1人に。
匡にするどく槍を突いていく左之、キレが増してるような気がする…と
思ったけど、これは気のせいではなかったようで。
匡の顔がちょっと引き攣りましたよ、左之!すげぇ。
「あの女は俺に利用されてこそ価値が出る」
「続きは地獄の閻魔相手に詠え」
土方と風間の対峙は見ててハラハラするね。
ふと意識を取り戻した千鶴が、最初に泣きそうな顔と声で叫んだ名は、
「土方さん!」
左之も戦ってるのになぁ~とちょっと思ったけど、
この時一番傍に居て眼に入ったんだろうし、しょうがないかな。
土方ルートのようだし。
そんな千鶴の声にチラリと視線を動かした風間。
「目覚めたか」
僅かに出来た隙のせいか、土方の渾身の一撃は風間の刀を折った。
それを若干興味深く見つめた後、土方に向かって風間が突進。
踏み込んで斬りつけ、土方の刀を払い飛ばす。
素早く腰のもう一つの刀の柄に手を掛けた土方だが、
既に風間は頭上で己の刀を構えてる。
これはマズイと思ったらば、
「止めて!!」
土方の前に小太刀構えた千鶴が飛び出しました。
「余計な事を!」
と言いつつ彼女の身体を片手で抱きしめて、
片手で彼女の小太刀掴む土方に、思い切り黄色い声上げちゃいました。
ここここここ、これはカッコイイわ。
で、振り上げた刀を下ろすに下ろせない風間がちょいと気の毒。
「何故人間などに与する。どうせ最後は裏切られるだけだぞ。
あの作り出されたまがい物の鬼を見ただろう。
あんなモノを作り出す愚かなヤツらと共に居る事に何の意味がある」
少し震えながら、千鶴は応える。
「それでも…信じているから」
その言葉に、風間は刀を下ろし鞘に収める。
「はっはっは…風間ぁ振られちまったなぁ」
「興がそがれた、行くぞ」
本当の所はどうなんだろう。
風間はさ、千鶴の事を女鬼として見てるだけで、
愛情とは違うと思ってたんだ…。
でもさっきの台詞を聞いてて、ちょっと思った。
少なくとも同胞としての情はあるみたい。
ここから連れ出そうというのも、
もちろん自分の目的があるからなんだけど、
それとともに、
同胞である千鶴が、くだらない(と風間は思ってる)人間達に
利用されたり傷つけられたりしない為でも
あるからのように思いました。
「あばよ原田、お前を殺るのはまた今度だ。首洗って待ってな」
こっちも熱烈ですわ。
「その台詞、そのまま返すぜ」
あ~変な意味じゃなく、自分が好敵手と認めた相手を、
他の誰かに殺られるのは嫌で、
そんな事になろうもんなら邪魔してでも阻止し、
コイツの相手は自分!って決めてる、男同士のこだわりみたいなの、
好きなんだよねぇ。
出て行く時、天霧がペコッて頭下げていく。
どこまでも礼儀正しい男だ。
今日は貴方の好敵手をご用意できなくて申し訳なかったね。
貴方もさぞや残念だったでしょう。
もうしばらくお待ちくださいな。
そのうちご用意出来るかもしれませんので。
彼らが出て行くと土方がすぐ、
「被害の状況を調べろ」
と指示。
「おー」
と応えたのは新八かな?
「分かりました」
山南の声もしました。
千鶴はそんな中、へなへなと地に膝を付く。
身体はガタガタと震えている。
そんな千鶴に近づく足音。
姿見えずとも、きっと貴方だろうと思ったよ。
「大丈夫か?」
千鶴が顔を上げると左之が立っていた。
左之は千鶴の前にしゃがんで、
「良く頑張ったな」
そういって彼女の頭を手を置く。
「私…私の為に皆さんが…」
泣きそうな千鶴に、
「そんな顔すんなって」
と左之は彼女の頭の上の手を軽く揺する。
「男が女を守るってのは、正義だ千鶴。お前が居てくれたから、
俺達は普段の何倍も力が出たんだ。土方さんも新八もな」
そういって左之は視線を2人に向ける。
彼らは何も言わなかったけど、それは肯定と取れます。
それに、確かに左之の言うとおりだと、
あの時の皆の動きを見て思えましたものね。
「原田さん…皆さん…ありがとうございました」
溢れる涙を指で拭う千鶴。
一言も言わず背を向けて行ってしまう土方ですが、
「土方さんも良くやったってさ」
ほんとかよ左之!
でもそう言われて「はい」と応えた千鶴の顔がちょっと小動物的に
可愛かったよ。
もぉぉぉねぇぇぇ~。
最後の左之の「良く頑張ったな」で泣けちゃってね。
ほんっと左之で遊佐さん声って反則。
この声録音しといてさ、なんか凹んだ時とかに聴いたらばっちりだよね。
そういう意味でも、胸に響いた台詞だったんだけど、
風間と土方の間千鶴が飛び出した時から、
気分はすっかり千鶴になってて。
…ゲームやり始めちゃったせいもあるかもしれんけどね。
それで、心臓バクバク状態だったわけですよ。
その緊張から解けて、左之に優しくされて、
頭なでてもらって…本気で泣きそうになった。やばかった。
彼らの、どの優しさも、じわじわと沁みてくる。
分かりやすい優しさも、分かりにくい優しさもあるけど、
なんかありきたりの物語にありがちな、
とってつけたような優しさじゃなくて、
その人だからこその…というか、上手くいえませんが、
ほんと…イイ。
今日の優勝者は左之かなぁ。
片手抱きしめの土方にも、グッとキタんだけど…。
次回はもう油小路事件まで行っちゃいそうですね。
サヨナラ、伊東さん。
でも平助は死なないでぇぇぇ。
最初から見てくださる方は、Aパートの方からどうぞ。
TB下さる場合は、出来ましたらAパートの方に頂けるとありがたいです。
強制ではありませんので、既に貼った後でしたら、構いません、
そのままでどうぞ。
Aパート感想記事はこちら
「薄桜鬼」#9-1【修羅の轍】はぅ~またしても皆、カッコ良かった~。
はい、Bパートです。
広間で夕食食ってるようですが…新八がガッついてるのは
腹が減ってるからじゃなく、平助へのもやもやのなせる業。
「へーしゅけの野郎、へーしゅけの野郎」
食いながらだから"助"が"しゅけ"に聞こえて、
なんだか可愛いぞ、新八!
左之は神妙な面持ちで、食も進まぬようだし、
やはり影響は大きいですね。
特にこの2人にはね。仲良かったしなぁ。
2人の気持ちがひしひしと伝わってきて胸が痛む。
同じ攘夷の志を持っているのだから、
また会えるさと近藤は言ってますが、
確か、もう会っちゃいけないのではなかったでした?
そこに島田が顔を出す。
おぉ!随分久しぶりの登場ね。
同じ括りだった山崎は、ちょこちょこ活躍してるというのに。
女性の客が千鶴を訪ねて来ているとの事だが、
局長や他の面々も是非とのこと。
そこまで聴いたらまず千だろうなと分かりますね。
で、全員集合。
食事の席に居なかった沖田は具合悪くて寝てたのね多分。
寝巻き姿のような格好で、これには同席してる。
それがまた凄いよね。
千鶴ったら、愛されてるなぁ。
千は千鶴を迎えに来たのだと言う。
時間がないからすぐにここを出る支度をしろってさ。
「藪から棒にそんな事言われても」
千鶴はきょとんとしている。ま、そうよね。
私もここまでゲーム進んでないし、藪から棒だったわ。(あ)
「そうだ、俺達にも分かるように説明してくんないか」
新八はさー、恋愛対象じゃないんだよね。
まぁ分からんでもないが(おい)
でも一番、口が出ますね。
「風間千景をご存知ですね」
もちろんですわー。あのモモンガ姿は忘れられませんよ。
「彼らの狙いが彼女だと言うことも」
それに応えたのは近藤。
「承知している。彼らは自らを鬼と名乗っているそうだが…」
凄腕ではあるが鬼なんてと、信じてないらしい新八は笑うが、
「私も鬼なんです」
という千の言葉には左之共々ギョッとする。
驚いたのは千鶴も同じです。
千は古き鬼の血筋、すずか御前の末裔に当たる姫。
自分は代々姫に仕える忍びだと君菊が説明しました。
えらくあっさりバラしましたな。
ここで左之と新八が君菊が島原に居た花魁だと気付く。
やけに愛想が良かったのは、新選組の情報を得る為だったかと
土方に言われ、笑う君菊がちょっとエロい。
※2010.6.2 PM11:07修正
漢字の変換ミスがあり、修正しました。
×すずか御膳→○すずか御前
ご指摘ありがとうございました。
"すずか"は"鈴鹿"かな?と思いますが、
まだゲームもそこまで進んでなくて、
自分が確認とれていないので、平仮名のままとします
古来より時の権力者達は、鬼の力に眼をつけ利用しようと狙ってきた。
本来争いを好まぬ鬼の一族は人同士の争いに巻き込まれる事を嫌い
次第に散り散りになり、隠れて暮らすようになった。
人との交わりが進み、今では血筋の良い鬼がそう多くはない。
つまり現存してる鬼も混血が多いって事ですな。
で、純血種が風間や千になる、と。
「西国では風間、そして東でもっとも大きな鬼の家が雪村家」
千鶴はもちろんそんな事知らなかったんだよね。
雪村家は滅んだと聞いていたらしいが、
細々と生きていたわけですね。
「ちょ、ちょっと待ってくれよ。
ってことは何か?千鶴が鬼だってことかよ」
鬼だと分かったら嫌いになっちゃう?左之…。
そんな事言わないでね。
千は千鶴の顔を見て、本人にも思い当たる事があるのだと確信する。
千鶴は皆に腕を見せました。
もう斬られた痕も残ってない。
「かなりの深手に見えたのに」
と新八。そうね、どっばーっと血が出てましたよね。
あ、そのシーン、キミは見てないが。
「私が…鬼だから…」
山南もあの時何故正気に戻ったのか、その理由が分かりました。
千鶴の血を飲んだから、ですね。
あのー山南さんそれが分かったからって、彼女の血をいっぱい抜いて
ストックしとこーとか思わないでね。
「血筋の良い、しかも純血の子孫同士が結ばれれば、
より強い鬼が生まれる」
という千に、それが風間の狙いかと土方。
風間が本気で仕掛けてくれば、新選組では無力だと千は言う。
言われてムッとしたのは新八。無力ってのは言いすぎってね。
「俺達は壬生浪と言われた新選組だ。鬼の一匹や二匹相手にしたって
ビクともしねぇんだよ」
と土方も言いますが…。
いやー、そうスか?苦戦してたじゃないの毎回…。
風間の力は十分承知しているはず。
自分たちなら千鶴を守ることが出来るかもしれないと言う君菊に、
土方が突っ込む。
「って事は守れねぇかもしれないって事だよな?」
ふふふ。
近藤は千鶴にどうなんだと問う。
まぁ確かに本人に決めさせるべきですわな。
あ、これも選択肢かしらねゲームで。
千との友情EDとかあったりするのかしら…。
いやぁ全然知りませんよ。ほとんど情報見ずにやってるしな。
どーなんでしょう。
「近藤さん、そりゃねーぜ」
って何故新八が言う?
あ…そうか、他の対象人物達が言わないからか。
「黙ってろ、新八」
土方も、基本、本人に決めさせるタイプだよね。
「私…」
膝の上の拳を握り、瞳を揺らす千鶴を、
新八は唇を引き結び真剣な顔で
左之は少し心配そうに見つめてる。
沖田ですら千鶴の答えを待ってる。
皆さ、千鶴が人外と知っても、変わらず好きなんだね、凄いな。
誰か1人くらい引くかなと思ったのに。
「ここに居ます」
その答えは、千には意外なものだったようですね。
あ~出来れば応えた後の皆の顔が見たかったなぁ~。
見送る千鶴に、千はここを離れたくない理由があるのかと訊く。
「誰か心に思う人が居るとか」
「えっ…あ、あの…」
自覚はまだ無いってか?
アニメは各人のルートつまみ食いですものね。
でもやっぱり土方ルートですよねぇ。
千鶴を連れてく事は諦めた千ですが、
「忘れないで、私は貴女の味方だから」
良かったね。
女性で味方になってくれる存在ってのも、やっぱ必要かと思うし、
鬼サイドで味方が居るのは頼もしいよね。
「御陵衛士、拝命おめでとう」
近藤さんが沖田、源さんを連れて伊東の所に祝いを述べに
行ったのね。でもその席でも沖田は咳が止まらず…。
いよいよ嫌な感じになってきましたね…。
ある霧の夜、門で見張りに立ってた隊士がいきなり銃で撃たれた。
吹き飛ぶような勢いで門が開かれ、立っているのは風間達3人。
お?この画は似た画がゲームのスチルにありましたね。
3人に向かった隊士はあっけなく倒されますが、
軽い間の後、起き上がり、白髪赤眼の羅刹と化しました。
「お待ちしておりましたよ。貴方達鬼のお相手は、
我ら羅刹隊が致します」
なるほどそういうことね。確かにそれは向いてる仕事だ。
匡の「あぁ、まがいモノかぁ」にちょっとウケた。
外が騒がしくなって眼が覚めた千鶴。
じっとはしてないだろうなぁ。
羅刹隊は半不死身だけど、急所をつけば脆いと風間も知ってて
サクサクと軽く彼らの心臓に刀を刺して行く。
「やはり本物の鬼はすさまじい」
山南も刀を抜きました。
そこに新八、土方、左之が駆けつける。
風間は匡と天霧にこの場を任せ、自分は嫁を攫いに。
千鶴は着替えて部屋を飛び出していく。
それを追う島田。
部屋から出すなと副長命令だそうですよ。
「彼らの狙いは私です!皆さんだけ戦わすなんて!」
いやでもさ…。
気持ちは分かるが、君が行っても足手まといになるだけっしょ?
って言ってたら来ちゃいましたよ風間が。
「迎えに来たぞ」
島田は千鶴を背に庇い、下がってるように言うが、
刃を軽くかわしただけで、風間の足で吹っ飛ばされちゃったよ島田。
風間はこの足蹴りが得意なのかい?
沖田もくらいましたよね。
島田はけっこうガタイ良いのに、
吹っ飛んだ先の廊下の手すりに背をしたたか打って…失神?
島田が弱っちく見えて気の毒だが、それだけパワーが違うって事よね。
「止めてください!もうこれ以上…」
風間は千鶴を抱き寄せ(きゃっ)、刀の柄で鳩尾を突く。
千鶴は気を失いガクリと首が垂れる。
も~花嫁に対して何その扱いっ。乱暴だなぁ。
天霧の相手は新八と土方、匡の相手は山南と左之が引き受けてる。
「山南さん、コイツは俺が仕留める」
槍を頭上でクルクル回して匡に向けて払う。
「生意気言ってんじゃねーよ」
鬼は身体能力高いですから、匡はひらりと…。
あれ、そういやぁそれなら千鶴ももっと身軽でも良い筈よね。
伝令で走るのにゼイゼイいってたけど…。
千鶴、ほんとに純血種?混血とかじゃないの?
綱道の実の娘だとしたら…綱道って鬼っぽくないと思うんだけど。
走りながら匡の撃つ銃も避けれる左之って動体視力が凄い。
尚且つ、
「千鶴…」
余所見して風間が千鶴を抱えて出て来たのも
チェックしてるんだもんな。
「千鶴を離しやがれ」
新八も余所見して叫んでら。
風間は千鶴を下ろし、
「腕づくで奪ってみるか」
土方を見る。
おもしろい、と乗る土方。
「新選組の屯所に踏み入って、これ以上好き勝手させるわけには
いかねぇんだよ!」
土方が風間と始めた事で、天霧の相手は新八1人に。
匡にするどく槍を突いていく左之、キレが増してるような気がする…と
思ったけど、これは気のせいではなかったようで。
匡の顔がちょっと引き攣りましたよ、左之!すげぇ。
「あの女は俺に利用されてこそ価値が出る」
「続きは地獄の閻魔相手に詠え」
土方と風間の対峙は見ててハラハラするね。
ふと意識を取り戻した千鶴が、最初に泣きそうな顔と声で叫んだ名は、
「土方さん!」
左之も戦ってるのになぁ~とちょっと思ったけど、
この時一番傍に居て眼に入ったんだろうし、しょうがないかな。
土方ルートのようだし。
そんな千鶴の声にチラリと視線を動かした風間。
「目覚めたか」
僅かに出来た隙のせいか、土方の渾身の一撃は風間の刀を折った。
それを若干興味深く見つめた後、土方に向かって風間が突進。
踏み込んで斬りつけ、土方の刀を払い飛ばす。
素早く腰のもう一つの刀の柄に手を掛けた土方だが、
既に風間は頭上で己の刀を構えてる。
これはマズイと思ったらば、
「止めて!!」
土方の前に小太刀構えた千鶴が飛び出しました。
「余計な事を!」
と言いつつ彼女の身体を片手で抱きしめて、
片手で彼女の小太刀掴む土方に、思い切り黄色い声上げちゃいました。
ここここここ、これはカッコイイわ。
で、振り上げた刀を下ろすに下ろせない風間がちょいと気の毒。
「何故人間などに与する。どうせ最後は裏切られるだけだぞ。
あの作り出されたまがい物の鬼を見ただろう。
あんなモノを作り出す愚かなヤツらと共に居る事に何の意味がある」
少し震えながら、千鶴は応える。
「それでも…信じているから」
その言葉に、風間は刀を下ろし鞘に収める。
「はっはっは…風間ぁ振られちまったなぁ」
「興がそがれた、行くぞ」
本当の所はどうなんだろう。
風間はさ、千鶴の事を女鬼として見てるだけで、
愛情とは違うと思ってたんだ…。
でもさっきの台詞を聞いてて、ちょっと思った。
少なくとも同胞としての情はあるみたい。
ここから連れ出そうというのも、
もちろん自分の目的があるからなんだけど、
それとともに、
同胞である千鶴が、くだらない(と風間は思ってる)人間達に
利用されたり傷つけられたりしない為でも
あるからのように思いました。
「あばよ原田、お前を殺るのはまた今度だ。首洗って待ってな」
こっちも熱烈ですわ。
「その台詞、そのまま返すぜ」
あ~変な意味じゃなく、自分が好敵手と認めた相手を、
他の誰かに殺られるのは嫌で、
そんな事になろうもんなら邪魔してでも阻止し、
コイツの相手は自分!って決めてる、男同士のこだわりみたいなの、
好きなんだよねぇ。
出て行く時、天霧がペコッて頭下げていく。
どこまでも礼儀正しい男だ。
今日は貴方の好敵手をご用意できなくて申し訳なかったね。
貴方もさぞや残念だったでしょう。
もうしばらくお待ちくださいな。
そのうちご用意出来るかもしれませんので。
彼らが出て行くと土方がすぐ、
「被害の状況を調べろ」
と指示。
「おー」
と応えたのは新八かな?
「分かりました」
山南の声もしました。
千鶴はそんな中、へなへなと地に膝を付く。
身体はガタガタと震えている。
そんな千鶴に近づく足音。
姿見えずとも、きっと貴方だろうと思ったよ。
「大丈夫か?」
千鶴が顔を上げると左之が立っていた。
左之は千鶴の前にしゃがんで、
「良く頑張ったな」
そういって彼女の頭を手を置く。
「私…私の為に皆さんが…」
泣きそうな千鶴に、
「そんな顔すんなって」
と左之は彼女の頭の上の手を軽く揺する。
「男が女を守るってのは、正義だ千鶴。お前が居てくれたから、
俺達は普段の何倍も力が出たんだ。土方さんも新八もな」
そういって左之は視線を2人に向ける。
彼らは何も言わなかったけど、それは肯定と取れます。
それに、確かに左之の言うとおりだと、
あの時の皆の動きを見て思えましたものね。
「原田さん…皆さん…ありがとうございました」
溢れる涙を指で拭う千鶴。
一言も言わず背を向けて行ってしまう土方ですが、
「土方さんも良くやったってさ」
ほんとかよ左之!
でもそう言われて「はい」と応えた千鶴の顔がちょっと小動物的に
可愛かったよ。
もぉぉぉねぇぇぇ~。
最後の左之の「良く頑張ったな」で泣けちゃってね。
ほんっと左之で遊佐さん声って反則。
この声録音しといてさ、なんか凹んだ時とかに聴いたらばっちりだよね。
そういう意味でも、胸に響いた台詞だったんだけど、
風間と土方の間千鶴が飛び出した時から、
気分はすっかり千鶴になってて。
…ゲームやり始めちゃったせいもあるかもしれんけどね。
それで、心臓バクバク状態だったわけですよ。
その緊張から解けて、左之に優しくされて、
頭なでてもらって…本気で泣きそうになった。やばかった。
彼らの、どの優しさも、じわじわと沁みてくる。
分かりやすい優しさも、分かりにくい優しさもあるけど、
なんかありきたりの物語にありがちな、
とってつけたような優しさじゃなくて、
その人だからこその…というか、上手くいえませんが、
ほんと…イイ。
今日の優勝者は左之かなぁ。
片手抱きしめの土方にも、グッとキタんだけど…。
次回はもう油小路事件まで行っちゃいそうですね。
サヨナラ、伊東さん。
でも平助は死なないでぇぇぇ。
修正致しました。
ありがとうございました。