On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

あきふゆ漂流記録その1--5/22ホクト文化ホール

2009-11-20 23:30:38 | 2009A Description of Drifting of 15years



うおおー!(驚愕)とか、ひゃあああー!(感涙)とか、ええええー(爆笑)!とか、
初漂流ならではの、おたおた記録。

秋冬2漂流めに漕ぎ出す前に、ざっくりと書けるところまで。


■入場

場内に流れるこのメロディーは!
なつかしの初集い参加時の、あの15分突貫「作り方」じゃないですか!

こういうのを「Love NotesⅡ」に入れてもいいんじゃないか、とぼそっと思っていたから
実際、アルバム買ったり借りたりして聴いて足を運んだ人にも、彼らのゆるくも真剣な
音楽を楽しむ姿勢が伝わるのではと嬉しい限り。
よーく耳を澄ましたら「スパーン♪キャーン♪」とか歌ってんだもんね。
「♪おまわりさんじゃねえぜ!」とか。

しかししかし。

私の空耳なんでしょうか…知らない曲が1曲混じっていたように思えたのは…。
一時HPでも全曲upされて聴けるようになっていたから、全部聴いたことあるはずなのに。
酒井さんが主にリードとっていて、結構ビートのきいた曲。

今回のステージもシンプル。
サイド階段ではなく、センター階段。


■オープニング

どんな登場の仕方だろう…って初めてならではのワクワク。
すっと照明が落ちて、スタンバイの気配のするなか、光が交錯するなか、
さっとステージ中央を照らしたときには5人がそこに!!

スポットライトがざっと照らした瞬間5人がすくっと立っている迫力ったら、
マリウス担いだバルジャンを、下水道まで追ってきたジャベが登場したときみたいよ。
↑わかる人にしかわからない。けど、「じゃーん♪」って感じ(笑)

せりあがり以上に、かなり興奮度高し。
黒背景に、黒シャツ、黒パンツに、赤ジャケットだから、映える映える。



1.FIVE KEYS

そこに流れたイントロに「!!」 一瞬何?と思うほど、不意を衝かれました。
えええ、最初っからこれいくの?!元気なうちにってこと?!

入り乱れて飛び交うさまはギラッギラと挑発的で。
なんかもう、自分も暴発って感じ(笑)

てっちゃんの台詞に、拳を振り上げつつ、じーんときた。
「15年やってきた」に始まり、「俺たちゴスペラーズにこれからもついてこい!」

そう言い切れる潔さと、笑顔に惚れた。


2.The Ruler

もうついていくって言っているのに、これにたたみかけられるとは…
ぐにゃっとなるわさ。

いやはやいやはや。
現在の髪短く、「うわ酒井さんかっこいい!」状態でこれを拝めてもう幸せすぎ。
魂が早くもどこかにぽーんと飛んでってしまうような。

ひとり一段高いところから、4人を操るのも健在。
リズムに合わせて、左右に指を向け振るときに、それまで閉じていた目を
がっと見開いたのよ。もうー、なんてエンターテイメント。

そしてもちろん、今回も酒井太夫、衣装にあわせて赤メガホンです。朗々と。
それまでもツボだらけだったのに、マイクに持ち返るときの「I take」。
…これにやられた。

CDのような、今までのような強めの「I take」ではなくて、
なんと吐息まじりで、誘惑しちゃう艶やかさっっっ
なんかもうその全開フェロモンに誘引されて、気づいたらtakeされてしまっていた、
ってくらいの感じですよ。

思わずのけぞりました、はい。


ラスト、黒ぽんの腕をあげてマイクを口元に寄せるのも、
「あれ、忘れちゃった?」と思ったんだけど、変更したのかな。
今までのようにがんがん歩いてきてぐいっと上げずに、通り過ぎてから
くるっと振り向いて、それこそ遠隔操作というか(笑)
そのさまがまたねー。トートっぽいのよー。

3.Slow Luv

ぴたっと1列で止まった5人に次は何?とドキドキするも、これかーいっ!
3曲にして、撃沈状態。
「最初は酒井さん頑張って下さいセットリスト」みたいな。

やっぱりこの曲、ライブ映え。かっこいい!

この愛を乞い続ける北山さんが、恋焦がれ乞いすぎて?のけぞりすぎでは。
背筋強いね!と声かけたくなるくらい(苦笑)
でもそのやりすぎ感がまた勢いを感じて愛おしいのよ。

酒井さんの声も、ますます強くなって安定している気がする。


■自己紹介

3曲終えて、もう十分に熱くなっている客席。
ちょうど真ん中あたりにいたんだけど、会場全体からパワーが漲っている気がした。

ゴスペラーズでーす!と挨拶して、「長野」とヤスから発せられると、もうさらに
大盛り上がり。熱いなぁ、いいなぁ。この一部であることが嬉しい。

短めに切りあげちゃうのか?と思いきや、春夏オープニングのジャジーな音楽に乗せて
自ら「マイクロフォンナンバー1…」と自己紹介。

おお、意外!

酒井さんは「1」と右手で握るマイクを左手で指差しつつ、
「マイクロフォンNo.1、愛知県刈谷市出身 てんびん座のB型 酒井雄二です」と。

続く皆さんもこの定型文。

黒ぽんは「東京都八王子市出身!」に力が入り、
てっちゃんは「血液型不明」でニヤリと。会場からも笑いがおきました。
出身は「大阪府吹田市」と。

ヤスは、…すべてを甘々に告げていたようなうっすらとした記憶が…

続く北山さん。「青森県八戸市出身」
これ、意外にというか、たぶんものすごく言いにくいよね。

「あおもりけんはちのへししゅっしん」
噛む寸前、みたいな印象がありました。

ばらばらの出身の5人が東京で出会って15年プロとしてやってきたことを
改めてかみしめられる、いい紹介だと思ったなぁ。


そして出てきたマイクスタンド。

4.Sweet

やっぱり好きだ、この曲。
「Dressed up~」はとにかく好みのナンバーが多いけれど、なかでも。
セルフライナーノーツでは、「当時は人気なかった」と黒ぽんが語っていたけれど
いやいや、いい曲です。

曲に入るときの、大きく吸い込む息の音。
ちょっとした緊張感。

コーラスががっつり入る感じ、重なる年長組の声、春夏での「逃飛行」に
通じる、冷静と情熱があってすごくいい。でも熱のほうがやや強め、みたいな。


5.告白

振付、あらためて見て…
「わたし、あれ耐えられるかな?」と自問自答…

いや。
酒井さんが一反もめんのようだとpちゃんにいくら言われようとも、
ヤスが肩でステップきっているのが酒井さんは腰なだけだと反論できる余地はあり。

問題は彼です。黒ぽん。
耐えられるかな…

と、次漂流先でのシミュレーションをしながらの鑑賞となり。
真剣に曲に入り込めないのがなんとも。


6.Body Calling

最前列で跪く北山さんを見て…
「わたし、あれ耐えられるかな?」と自問自答…

ちょうどど真ん中にいらしたのが男性で。明らかに北山さんは笑っていた(笑)

この曲の、全員の声バランスがよかったなぁ。
完成度高し!


7.ラヴ・ノーツ

秋にできたこの曲、と始まった新曲。
あ、結構さらりとした扱いなんだなぁと一瞬思った。
春夏でいえば「My Gift~」みたいなポジションにくるかな?と思っていたから
思いのほか早い段階で聴けて意外。

「告白」では感じなかった、てっちゃんの声の伸び…ちょっと残念だった。
ラストに向かう前、黒ぽんへのバトンタッチ前のやいやいやが上がらず。
んー、とSOULPOWERのときにも心配だったんだけど。
昔の曲には感じないのに、なんか歌いにくそうで安定しなくて。
こればっかりは、CD越えをまだしていない、と思っています。
初聴きのインパクトが私の場合強すぎちゃったのかもしれないんだけど。


■MC~ウィスキーが、お好きでしょ

「ラヴ・ノーツ」、「Love NotesⅡ」からの先行シングルという紹介で、
10月の14・28日にそれぞれ発売、にかぶせて「主婦なら買い控えするところですよ」と
酒井さんがワイドショーのコメンテイターみたいなことを(笑)

でもオリコン5位(だっけ?)、だってこれはカップリングがいいんだもの、という話から
「逃飛行ねー」とてっちゃん、黒ぽん。
あなたたちふたりはその曲がいいと言われるほうが嬉しいでしょうけど、と
後輩酒井はクギをさす。

あまりに気持ちよく歌っていて、おばけ屋敷状態だってことまで脱線。
わいわいと、ひゃあああ~とおどろおどろしくフェイク。
ああ、相変わらず全員が全員口数の多いグループだ。

で、フルで歌ってくれた「ウィスキーが、お好きでしょ」。
嬉しくなるくらい、素晴らしい!

そして、話題のCM…
春夏、全国で言い続けた甲斐がありました!の報告に拍手喝采。
前日11/14がOA開始とあって、客席からも「見た人!」に挙手する方多し。

酒井さんだったと思うけど、「だから街に人が少なかったのか!」
ちょうど、ライブ前に善光寺に行ったとき「長野、人少なくない?」と話してたので
妙にそれがツボ。

「張ってたの?」なんて問いかけもてっちゃんからありつつ、メンバーでも見た?と。
黒ぽんが見た、と申告し「僕張ってました。某チューボーですよを」
たぶん、張っていた方の大多数がこの番組だったと思うんだよね(笑)
私もそのひとり。

黒ぽんがエクレアがまた無星だった、と番組見てないとわからない発言をし
ますます盛り上がる客席に、やや怯むてっちゃん。

で、CMの感想は?と問われた黒ぽん、「俺、CM出てる…!映ってる…!」
じわりとした喜びと感慨を伝える姿がめんこい。
「小雪さんをナメて撮っている奥に安岡と村上が映ってる!」

小雪さんをなめたわけじゃないですよー、と酒井さんが解説を入れつつ
「あのお店にいけたんですよ!ほんとに料理もちゃんと作ってるんですよ!」

その料理がまたいい匂いがしていて…という黒ぽん、メイキング映像でも
がっつりと料理前を離れない姿が映し出されていましたが、あのままだったようで。

撮りではかなり細かいバミリでの位置指定があったそうだけど、
どんどんどんどん料理のほうへ、気づくと移動している黒ぽん。

その度にスタッフさんに注意されては戻り、でもまた料理に近づき、を繰り返す
落ち着きのない子だったらしいことが、北山さんによって暴露され。

あまりに近寄ってくる黒ぽんに、小雪さんが「はい」と料理味見させてくれたそうです。

その瞬間、「えー!今のだと<あーん>ってされてる感じだけど!」とツッコミが入る。
主に北山さんと酒井さんね(笑)

「いや、手に、<はい>ってのせてくれました」と、ぼそりと黒ぽん。

またその瞬間「それで元に戻れと?」「お手?」「犬のハウス!みたいな」
「ハウス!(爆笑)」と、かしましく。
そんななか「ハウス、ハウス言うな、サントリーだから!」と酒井さんの叱咤が飛ぶ。
うまいこというねぇ。

ちょうど、北・黒・村の引き続き会話、酒のツッコミ、が交差しているのを
進行といえばのヤスはしっかり聞き分けていて、酒井さんも拾ってあげていました。


出たい出たいと言っていた頃は、ハイボール人気も上昇して、売上もUp、
しかし出たあとでこれが下がったら話にならない…という懸念も口にされ(笑)
消費にはこの先も貢献しなければね♪


つづくー。

 

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