今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

クリームに浸したフレンチトースト

2015年06月25日 | 素材
数年前に、24時間浸したフレンチトーストを作った時、なんて美味しいんだろう、フワフワのオムレツみたいだと感激した事があった。

最近、ちょっとホイップクリームで作りたいモノがあったのだが、
あまりに仕事が忙しくて(というか、会社が気が強過ぎるというか、男女共に「バカヤロー」って怒鳴られ慣れている人が多いというか、1.5倍気持ちを強く持っていないとならなくて)疲れて、家に帰るとクタクタで、クタッてしまうので、作りたくなくて(やはり自分らしく生きないのは良くないことだな)、クリームの消費期限がきてしまいそうになった。

最初、コーヒーに入れて休日(カフェインで寝むれなくなる人なので平日は飲まない。紅茶等だし。)に飲んでみたら、これが美味いのなんのって、”やっぱ牛乳とは違うな”と思ったが、やはり紅茶等なので、そんなにコーヒーは飲まない(紅茶はストレートが好きだし。あまりストレートで飲むとシュウ酸カルシウムが溜まるから控えているが・・・コーヒーだって殆どブラックだった。カフェオレを知るまでは)。

さて、余った残りのクリームをどうしよう?と、ババロア(キライだ)、クリームシチュー(ルーが味が濃い、小麦粉から作る気にはなれない。昔作ってこんなもんかと思ったし、うちには美味しいバターが無い)、ホワイトチョコレート(テンパリングもよく知らない、というか場所がない。)
う~ん、じゃあ、(そうだ)、24時間漬けるフレンチトーストを生クリームで作ったらどうなるんだろう?
と、安い混ぜモノの無いフランスパンを買ってきて、作ってみる事にした。

やはり、白さはクリームの濃度によるものだが、もっと深々と浸すべきだったのか?自分の過去のブログを見れば書いてあるかもしれないが、あまり昔の書いたモノは見ない。
(途中でひっくり返す事だけは覚えていた。)
それで、
焼いてみると、

少し焦がしてしまったが(もう少し丁寧に焼けばよかった)、
う~ん、クリームの脂肪分とか脂分が牛乳に比べて多過ぎるからか、(素朴な)ビスケットの様な風味になった。
う~ん、こんなんじゃないんだな、やはりミルクセーキの様な牛乳には叶わないのか。
材料を高級にしたからって、スゴクなるって事は無いんだな。
まあ、ヨロ○ヅカさんとか、ツ○グチシェフがやったら違うのかも知れないけれど。

牛乳で作るフレンチトーストの不変に受け継がれる味を再確認した。




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