今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

【グロ画像注意】すずきの白子とは!!

2015年11月16日 | 素材
すずきは夏の魚だ。
だからこそ、今、さばく練習には、もってこいだ。

【画像はグロ注意!!】

基本、豚の臓物とか、牛の内臓とかそういうものをずっとやってきたのだが、魚はあまり周りで教えてくれる人が居なかったので(カサゴの下処理ばかりやらされたり。)、自分でやってみる事にする。

自分のやり方が正しい訳ではないので、数をこなすことだ。

さあ、やるぞ!!

ウロコを取ったら・・・。

エラを取る、どれがエラだ?~

上手くいかなくて面倒だったらハサミを使っても。

肛門の所から腹側に少しづつ表向きに裂いて、苦玉を傷付けないように。

苦玉と共に臓物を取り出す。

うう~、グロイ

まあ、これを越えないと美味しいモノは食べられない。
腹ビレに添って、カマとか頭を落す。

無事、苦玉を壊さず、分解終了、白子は外して別に置いておき、内臓は捨てる。

白子の黄色い所は茹でた後、捨てないとニガイ!!。

その後、中にある白い浮き袋を切ってから、引き千切り、

骨の真ん中を切って、血を出してから、水道水とブラシや竹串・指でよく洗う。

そのまま使うのであればアクアパッツァなんかも良いんだが、やはり日本人なら刺身だろ、新鮮だもの。

少しづつ腹側、背側と刃を入れて、三枚におろし、

腹骨は先に、逆刃で目印を付けてから、

縦に入れてやや丸く切り取っていく。


骨抜きorサク取りして、小骨の部分を取り除く。

皮は、サンマとか、そういう小魚と一緒の剥ぎ方、何回かやると、しばらくやっていなくてもコツは身に付いている。(サンマバーベキューで何十匹と捌いていたから、自然と身体が覚えていた。)

刺身は半分にした上で、薄く削ぎ切りに、プリプリだ。(貧乏性なので骨に付いた部分もスプーンでこそげ取って、ネギトロみたいに)

そして白子は、ソテーしてバルサミコで食べようか迷ったが、とりあえずボイルして、冷水にさらし、水気を切って、醤油と酢を混ぜたモノで食す。
(甘いのが嫌いなので、三杯酢にはしなかった、ポン酢も市販のは増粘剤とか香料とか、保存料とか、色々入っているのを舌で感じると、薬品臭いので、避けている。普段食べていないと解るんだ、あと意識してみると解ると思う。)

二杯酢絶品でした!!、タラの白子なんてモンじゃない、レベルが違うって感じ!!


残ったアラは、

とりあえず、火を通して、

最初は、味噌味+カイワレ(ネギが無かったので)

やはりクサっても鯛、いや、スズキ

2回目はもう、カスになっているので、生姜をすり入れ、

(やはり生姜ぐらい入れないとクサイのよ。)

ザルで濾した後、


具無しの味噌汁に。


とにかくあと140本ぐらいやれば、早くさばけるようになるでしょう(手も切るだろうけれど)、そんなやっている時間無いか。。。




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