今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

パイ生地

2015年11月17日 | 素材
パイ生地を打ってみようと思った。
(前、何回か打った事はあるんだけれど、ビスケット系のショートクラストは作り易いんだが、折り込み生地のパフペイストリーは中々上手くいかなくて)

市販のパイ生地を買うのも手だが、中々、周りに売っていないのと、高いかな~と躊躇していた。

水を冷やしておく。

先ずはバター「類」(結構使うんだよなー。)

ラップで挟んで麺棒で叩き、薄く形を整える(教科書通りだよね)。

冷蔵庫で冷やし固める。

粉を測り

塩と(有塩バターの時は塩の量を調節・・・だって家庭に無いんだもの)共に
ふるって(ふるう時は、「自分は」レンゲでこすってしまう、だって早いんだもの)

バター「類」←(も、いいか付けなくて)を加え、

カードが無いので、先が薄い木ベラで切っていく(カードって洗うの面倒だから買わなかったけれど、こういうの便利だわ、ボールの表面や底に付いた粉とバターもこそげ取れるし。)

冷水を加え。

サックリ混ぜていき(おそらく練らないようにだよね?練り過ぎるとスコーンとかもそうだけど膨らまない)

ザッとまとめて

ラップをして、冷蔵庫へ30分~1時間~半日~1晩の教科書もある。

仕方ないから、その間に他の事をしていると直ぐ時間が経つので、今回はアップルパイを最初の実験で作る予定だったので、リンゴを薄味から煮る(煮ると濃くなる)香り付けに皮も何枚か入れ後で出そうかな?て。

たまたまあったレモンで香り付けと変色防止。

こんな感じで後は余熱で甘さが染み込む(いろんな大きさが世の中にあって良いと思うし、食感も少しシャリっとしたのとかも美味しいし、今回は少し薄く細かく無難にした)

打ち粉を敷いて

冷蔵庫から出した生地の玉に結構深く(←こういうの書いてない教科書多いよね、どこまでやっていいか解らないから皆最初から躊躇する)切れ目を入れる。

切れ目から開いていく。

開いた所を伸ばし

4隅、十字に拡げる。

中央にバターを置いて。

4隅を↓写真のように親指でハミ出ないように折り込み包んでいく。

ラップで包んで冷蔵庫へ(昔の家庭で良くある冷蔵庫の効きが悪かったり、暑い時期や場所では時間を減らして、冷凍庫で冷やす)その間又違う作業(この間にカスタードを作ったり、暇なら漫画でも読むか、他の料理をするか。)

手粉を付けた方が作業し易い

冷蔵庫から出して、粉を付けた麺棒で両手で押し付けるように片方から均等に優しく伸ばしていく。けっしてピザみたいに転がして拡げない(多少バターがはみ出る事があるが、自分は粉で修正をした・・・だから横に粉の袋を置いておくと作業し易い、但し袋を倒してこぼさないように

ゆっくり押し付けながら、ソッと手早く伸ばしていく(スピード命、「バターが溶けたら膨らみが悪い」という事だけ覚えておいた方が良い)

3つ折にしてラップで包み冷蔵庫(冷凍庫)へ入れダレてきた生地やバターを硬くさせる。

押し付け→三つ折→冷やしを何度か繰り返す。

実は作業を繰り返せば繰り返すほど、だんだん作業がし易くなる。打ち粉がポイント。

三つ折も

冷やす

何度かやっているとパイ生地みたいになってくる(不思議と)。

最後にもう1回冷やし(固め)。

使う分だけ測り、切り取り。余った生地は冷蔵又は冷凍。

最初は(この頃になると押し付けるだけではなく打ち粉をし麺棒で伸ばせる。)~餃子(?)いや、コーニッシュパスティみたいに煮たリンゴを置いて餃子w型に。

後は、ココット皿に詰めてみようかな(あったよ、家に!!)。ワリと指で回しながら底をシッカリ鋭角にした。(生地がバターを含んでいるから、この場合はバターやサラダ油を塗らなかった、鉄板だと又違うのかも。)

中にリンゴを詰め(この要領で肉ゴロゴロのシチューとかパテ・フォアグラを詰めるのね)

蓋を内側にして完成。生地同士がくっつかない場合は少し薄く卵黄か「水」を塗ると良いかもね。

フォークの先端でプスプスと空気穴を開けて、「自分は」卵黄を塗らないで(←普通は卵黄だけれど、見栄えの為にヒヨコ1羽殺す訳にはいかないので)牛乳を塗るとホンノリ色が付く。スコーン作りも同様にしている。

200度のオーブンで20分~30分焼くと(うちはオーブンのパワーが弱いので)完成(膨らまない事を恐れ、ちょっと牛乳の塗りが浅かったかな?ま、味に影響はない)。

まあ、なんとかギリで出来たかな?、一応層にもなっているし。

そしてイギリス風に「潜水艦の様にカスタードに沈めた」と表されるアップル・パイとして盛る。

(最初、ガイドブックで「潜水艦の様」と評されていて、まっさかぁ~と思っていたら、イギリスで本当にこの形で出てきて驚いた。知らなければなんだ?これは?と思うが、実際にはパイ生地とカスタードは合う。そして煮たリンゴとカスタードを混ぜて食べても美味しい、カスタードの海に潜水艦が潜航しているのには意味がある。

後日余って冷えたアップルパイは、ホイルに巻いて、オーブントースターや他のオーブン料理を温めるついでに2段目にでも入れて温める。

冷凍したパイ生地、拡げて冷凍しても、そのまま冷凍してもそんなに変わらない。

流石に何度もやると慣れてくるもので、打ち粉をしサクッt押し付け手軽にシュッと。

今回はフィリングに全卵を使っていたので、その卵液が余っていたので、塗ってみた、いつもより贅沢だ。

切れ目を入れた所が拡がっているので、ちゃんと膨張した証拠だなって。











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